悪魔ってホントにいるんでしょ。攻めてくることがあるの。そんなとき、どうすればいいの? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『ユートピア創造論』(幸福の科学出版)で、こう説いておられます。
魔界の者たちは、仏弟子集団のなかに弱いところがあると、そこを攻めて部分的な混乱を起こすこともあります。しかし、それに巻き込まれて全体が混乱してしまったならば、魔軍に負けたことになります。断じて負けてはいけません。
もし一部に混乱が生じてきて、「これは魔軍の仕業だな」と思ったならば、断固として戦わなくてはなりません。また、心が揺れるようであってはなりません。心を一つにして、強くあらねばならないのです。
そうしたときには、まず原点に返ってください。原点とは何でしょうか。それが信仰ということなのです。
「信ずる心は仏への一本のロープである」ということを、過去、私は何度も語りました。信仰のロープを手に持っているかぎり、正しき修行の道に入っている仏弟子たちが、魔軍の虜になり地獄に堕ちるということはないのです。
信仰のロープから決して手を離してはなりません。その手を離させようとして、猜疑心や不信感など、魔はさまざまなものをあおりたててきます。しかし、断じて手を離してはなりません。
夜のあいだは、いろいろなことが起きてきます。目くらましもあれば、幻覚もあるでしょう。しかし、一時期、そうした現象を起こしたとしても、魔性の者たちは必ず通り過ぎていきます。必ず夜は明けるのです。
したがって、信仰のロープを決して手離してはなりません。それを手離したならば、たとえ自分の目には草花が咲き乱れているように見えたとしても、その下は奈落の底です。深い谷に堕ちることになります。そして、いったんそこに堕ちてしまうと、そこから上がってくるのは並大抵のことではありません。
どうか、信仰を強く持ってください。信ずる心があれば、魔に勝つことができます。
信ずる心は自分自身の力を倍加します。なぜなら、天上界にいる光の指導霊たちの力を受けることができるようになるからです。このことを忘れてはなりません。信ずる心があればこそ、いろいろな苦難・困難があっても、戦い抜くことができるのです。(中略)
人間には永遠の生命があります。永遠の生命は、仏と一本につながるということをこそ願っているのです。
迷いが起きたならば、初心に立ち返り、信仰心というロープをしっかりと握りしめ、もう一度、謙虚に精進の道を歩むことです。謙虚さと精進さえ忘れなければ、修行は永遠です。そして、みなさんの向上もまた永遠なのです。
(116~119ページ)
魔界の者たちは、仏弟子集団のなかに弱いところがあると、そこを攻めてくる。
猜疑心や不信感など、さまざまなものをあおりたててくるが、そのときは、信仰のロープから決して手を離してはならない。
そして、初心に立ち返り、もう一度、謙虚に精進の道を歩むことである──。
聞くだけ、読むだけでは分かりにくい話かもしれません。
でも今日は、こんな世界もあるという事実をご紹介だけはしておきたいと私は思うのです。
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『ユートピア創造論』
大川隆法著 |
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