ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



オレって、熱い情熱で友だちを説得してきたんだけど、年上の人を説得しようとしても、うまくいかないんだ。どうすればいいんだろう? なーんて悩みもってる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、『感化力』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。

 自分より年配の人を説得することが難しいのは当たり前です。通常、相手は「説得されまい」として頑張るのです。
 どうすればよいかというと、「自分は年下で、相手は年上」ということがはっきり分かる年齢差であるならば、かわいげのある人間になることです。かわいげがあると、相手に「この人を引き立ててやりたい」という気持ちが起きるのです。
 年下の人の言うことであっても、その人が、かわいげのある人だと、年上の人は言うことをきいてあげたくなるものです。「まあ、受け入れてやるか」という気持ち、言い換えると、「負けてやるか」という気持ちを、いかに起こさせるかが大事なのです。
 それでは、どのようにすれば、かわいげが出てくるのでしょうか。これは、ものの見方や考え方、振る舞い方によって、かわいげを出す以外にないと思います。
 若い人のなかには、年配者に非常にかわいがられる人がいます。そういう人は、茶目っ気があって、年配者にも自由に意見が言えるような雰囲気をつくっているのです。その雰囲気が非常に大事です。(中略)
 年下の人が高飛車にものを言うのはよくありません。「自分は立場も低いし、経験も足りないし、いろいろなことが分かっているわけではない」という点を自分で認めておくことです。
 その上で、「こういうことを私は発見しました」という部分を相手に認めてもらうことは可能だと思います。
 「あなたの考え方は充分に分かりますが、こういう考え方もあります」という態度で接することです。「説得されている」「操縦されている」と相手に思わせないで、その方向へと自然に導くことが大事なのです。(中略)
 さらには、年配者を好きになり、「その人から学びたい」という気持ちを持つことも大事です。
 人間は、自分に対して好感を持っている人や、自分から何かを学びたいと思っている人に対しては、心を開くものです。
 したがって、相手に好感を持ち、「学びたい」という気持ちで接しながら、相手の話を聴いているうちに、「私は、こういうことを発見しました」というような話をする方法もあります。
 年配の人は、頼りにされると頑張るものです。あなたが年配者を頼りにすれば、その人は、あなたの話を喜んで聴いてくれるでしょう。
 結局、年配者を説得するときには、自分は一段下がりながら、所期の目的を達成するように努力することが大切なのです。
(25~29ページ)

自分より年配の人を説得するには、まず、かわいげのある人間になること。

高飛車にものを言うのではなく、「あなたの考え方は充分に分かりますが、こういう考え方もあります」という態度で接すること。

年配者を好きになり、「その人から学びたい」という気持ちを持つこと──。

「自分は一段下がりながら、所期の目的を達成するように努力する」、というのは、とても大事なポイントだと思います。

情熱一本で、というのは若さの特権ではありますが、こういう身の処し方というのは、まさに人生の叡知、なんですよね!

 

『感化力』

大川隆法著

 

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