本山健治の円心五法の真髄

「円心五法」の真髄を中心に健体康心についての気づきをお届けしています。

円心五法の真髄605 「ニート(NEAT)」で肥満を解消しよう!

2017年08月17日 | Weblog
昨日まで夏季休暇でリフレッシュしていました。でもリフレッシュに集中できない自分がいることにも気がつきました。休みに慣れていないのかも知れませんね。

日経電子版のヘルスUPに『脂肪を落としたい人が意識すべき「ニート」って何?』という記事を見つけました。記事を抜粋してご紹介します。

エネルギー代謝の中に「ニート」による代謝というものが脂肪を落としたいと思っている人が意識すべきことだというのです。

私たちが食べたものは、体の中で消化・吸収され、エネルギー代謝に必要な成分に変換されます。

このエネルギー代謝のうち、生きていく為に自然に消費している「基礎代謝」が60~70%、運動や日常生活で消費する「身体活動時代謝」が20~30%を占めています。

残りの10%は、食べたものを消化・吸収するときに使われる「食事誘発性熱産生」です。
(日経電子版より)

「身体活動時代謝」のうち、運動を除いた日常生活の活動による代謝を、「非運動性身体活動時代謝」と呼び、この「非運動性身体活動時代謝」の別名が「ニート(NEAT)」と呼ばれます。

NEATとは、家事や仕事、通勤など、運動とは呼べない日常生活活動によるエネルギー代謝の全般を指しているのです。

エネルギー消費で思い浮かべるのは運動ですが、毎日ジムに通って運動している人は限られていて現実的ではありません。

運動でやせようと思うのは案外ハードルが高いのです。最近注目されているのが、「NEAT」なのです。

特別な運動をしなくても、NEATを増やせば、脂肪を減らし、肥満の解消につながるというのです。

肥満の人と肥満でない人のNEATを比べると、肥満の人の方が1日350kcal少なかったという研究があります。

また、同じ研究で、肥満の人は、肥満でない人よりも座っている時間が1日当たり164分長く、立っている時間が152分短いことも報告されています。

ソファに座ってテレビを見て、携帯電話を操作しながらお菓子を食べて、暑くなったらリモコンでエアコンをつけてと、全て手の届く範囲に置き、動かなくていい状態を作っていませんか。

NEATを意識して通勤では自転車などを使わず歩く、電車やバスは1駅前で降りて歩く、エレベーターやエスカレーターを使わずに階段を使うなどで、エネルギーを消費しましょう。

それでは本日はこの辺で。

NPO法人日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士

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