理事長ブログ 心と体を癒やす

健康とは「健体康心」の略語です。体が健やかで心が康らかな状態を指します。心身の健康をセルフケアする方法を紹介しています。

円心五法の真髄648 OluOluのカウンセリング&セラピーが好評!

2018年06月27日 | Weblog
今月の23日~25日で北九州と南九州での更新講習会及び会員勉強会を開催しました。
 

勉強会では本部のOluOluRoomで行っているカウンセリング&セラピーを体験し、セラピーに活かすことを目的に行いました。

参加者の中から抽選で2名を選び、今回のモデルになって頂きました。

Keiraku Cardにより経絡の滞りや骨格の歪み、受けやすいストレスを確認し、その方にあったオイルや施術の流れを決めていきます。

オイルは経絡を流すことを目的に作った経絡オイルを使用します。選んだオイルの香りを嗅いで、嫌でなければそのオイルを使います。

決めた流れでセラピーを行います。基本のフットやハンド、ヘッドの復習も兼ねていますので、この基本の中から選んで行います。

1名の方を例にとって説明しましょう。経絡は心包・三焦経で眠りが浅い、疲れが取れにくい、冷えやすい症状があるようです。

骨格は下半身のカードでやはり、冷えが気になるようです。心カードは楽しいことができていないために、ストレスを感じているようです。

施術のセッティングが終わったら、鼻の近くでオイルの香りを嗅いで頂きながら、腹式呼吸の誘導を行います。

深いくつろぎを得られるようにヘッドから入り、下半身の冷えが気になりますので、フットを充分に行います。

もう1名にはハンドとフットを行います。受者以外の参加者には施術を確認して頂きます。

平等に2名を選んでいますが、皆さんうらやましそうに見られています。

受けることもセラピストとして、とても大切です。1人5~6分程度で、手技の確認を行いたい所の施術を全員に受けて頂きました。

今回の勉強会は施術を確認することと同時に体感することを中心に終了しました。

それでは本日はこの辺で。

NPO法人日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士

円心五法の真髄647 夏は汗をタップリかき、デトックス!

2018年06月20日 | Weblog
昨晩のワールドカップ、コロンビア戦はご覧になりましたか。久々にスカッとしましたね。

残念ながら、ワールドカップの話ではありません。今年の夏は猛暑が予想されています。夏の時期は五行では「火」にあたります。

火の時期はエネルギッシュに行動できているのですが、火のエネルギーが低下してくると「火」特有の症状が現れてきます。

臓腑では「心」と「小腸」が属しており、循環器や消化吸収力などに影響しやすく、脳梗塞や心筋梗塞につながりやすくなります。

また、感情のコントロールがうまくできず、ソウの状態では驚くほど陽気であったりしますが、突然ウツの状態に入ると一変して暗くなってしまいます。

東洋的には体に害を与えるエネルギーを邪気と表現しています。夏の邪気は「暑邪」といって暑さによる害が出やすい時期です。

暑さといえば熱中症が思い浮かびます。毎年、お年寄りや子供を中心に多くの方が熱中症で病院に運び込まれています。


この予防法としてはこまめな水分の補給が大切です。また、暑い中、冷房を入れないで過ごすのも問題です。

しかし、夏の甲子園であの暑い中、闘っている選手たちは熱中症に掛からないのでしょうか。

毎日の練習でタップリと汗をかいています。水分の補給をしっかりと行うと、熱中症にはかかりにくいのです。

普段から汗をかく、体の構造が出来上がっているため、充分な水分とミネラルの補給がされていれば熱中症にはかかりません。

また、同時に汗を通して尿や便では排泄できない毒素を排泄する、いわゆるデトックスがしっかりと行われているのです。

高校野球の選手のような運動をしなくても、暑い夏こそ適度な運動やお風呂でタップリと汗をかき、汗の出やすい体質を作りましょう。

それでは本日はこの辺で。

NPO法人日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士

円心五法の真髄646 要介護者にならない為の予防法は何か!

2018年06月13日 | Weblog
6月10日沖縄のボディインストラクターの方の更新講習会を開催してきました。


皆さんの意見の中で「要介護者向けのセラピー」というタイトルで的を絞った受講生の募集をしてはどうかという提案がありました。

確かに、団塊の世代、私もそうですが65歳過ぎの人が、急激に増えています。益々、要介護者が増えてくることでしょう。

それでは要介護者を対象にしたセラピーを行うことがいいのでしょうか。

要介護者にもセラピーは必要ですが、私たちが行っているセラピーは病気を治すことを目的にしたセラピーではありません。

予防健康法として、より健康な生活を送ることを目的に手軽にできるセラピーを提供しています。

介護においても同様です。要介護者にならない為に普段からの予防が大切なのです。

平成29年度版高齢社会白書(内閣府)によると65歳以上で介護が必要になった主な原因が発表されています。

1位は「脳血管疾患(17.2%)」、2位が「認知症(16.4%)」、3位「高齢による衰弱(13.9%)」、4位「骨折、転倒(12.2%)」となっています。

私は脳梗塞の経験がありますので、その怖さはよく分かります。

できるだけ早く回復したいという思いで、動く左手で、右手、両足を揉みました。お陰で後遺症も残らず、通常の生活を送っています。

手を揉む、足を揉む、頭を揉むことは認知症予防や転倒予防につながるのではないかと思われます。

転倒は足首の柔軟性がない、足指の力がない、などが考えられます。

足首が硬く地面の変化に対応でいない、足指の力がなく、転びそうになった時に支えられないことで転倒してしまいます。

フット、ハンド、ヘッドで要介護者にならない為の予防を行いましょう。

それでは本日はこの辺で。

NPO法人日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士

円心五法の真髄645 陰陽五行説を日々の生活に活かす!

2018年06月06日 | Weblog
「陰陽五行説入門講座」を4日に開催しました。本部での開催は3回目になります。


「陰陽五行を知り、日々の暮らしに役立てる」をテーマにした内容です。

東洋的健康観の根幹をなす考え方で、知れば知るほど日常生活にとても役立てることができます。

例えば、夏の時期は五行では「火」にあたります。臓腑では「心」と「小腸」で西洋医学の心臓や小腸の働きを行うのと同時に精神面のコントロールも行っているのです。

「火」は真っ赤に燃え盛る火が思い描かれます。

エネルギッシュに仕事をしたり、外に出て人にあったり、好きなことに集中してエネルギーを上手に使いましょう。

「火」のエネルギーは自信と行動で、積極的な姿勢が開運のキーワードになります。

明るく、楽しく、元気よく、焦らず、慌てず、諦めず、を心がけて生活することが成功のカギになります。

しかし、「火」のエネルギーの低下は循環器系の不調を起こしやすくなります。高血圧、動悸、息切れなどの症状はありませんか。

また、小腸の働きが低下し、消化吸収力が落ちて腹痛や下痢などの症状が出やすくなります。

エネルギーが高いときは、笑いや喜びでエネルギーを上手に使っていますが、興奮し過ぎて、エネルギーを使い過ぎると「うつ」の状態に入ってしまいます。

経絡にも影響を与え、心経や小腸経のエネルギーの滞りを招きます。

心経は胸から始まり、小指の内側の爪の際にある井穴「少衝」につながります。

小腸経は小指の外側の爪の際にある井穴「少沢」から始まり、顔の頬まで流れています。

このように2本の経絡は手に流れていますので、ハンドセラピーがお勧めです。

東洋の叡智を学び、明るく、楽しく、元気な生活を送りましょう。

それでは本日はこの辺で。

NPO法人日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士