本山健治の円心五法の真髄

「円心五法」の真髄を中心に健体康心についての気づきをお届けしています。

円心五法の真髄356 能登会員勉強会

2012年09月10日 | Weblog
昨日、能登で会員の勉強会を開催していましたきました。久々の能登ですから、皆さんと会えるのを楽しみにしていました。

前半の2時間は基本のセラピーの再確認を中心に行う予定でした。気がついたらフットセラピーだけで時間がほとんどなくなっているのに気がつき、結果的にはフットに集中して行うことにしました。話しを聞くとほとんどフットセラピーしか施術をしていないというので結果的には良かったようです。

私たちのフットやハンド、ヘッドなどの施術は全て、間脳調整を目的にしています。そのため、施術の一つひとつに目的があり、目的を達成しながら、より間脳調整につながるように施術するかを追求して行くところに施術の面白さがあります。

(間脳調整とは自律神経系や内分泌系の働きをコントロールしている間脳が正常に働くことで、自律神経の失調やホルモンバランスの乱れを正常な状態に戻そうとするものです。)

しかし、「こうすればいい」と頭ではわかっていながら、実際に施術を行なうと無駄な力が入って、イメージした通りにいかないことが多いのです。うまく行かないから余計に頭では考え出します。すると、ますます力が入って思うように行きません。

こうなると一旦施術を止めてしまうのが一番です。呼吸を整えしばらくボーとして体の力を抜き、何も考えないで休みましょう。そして、再度挑戦してみると結構うまく行くものです。

第1部の2時間はこの様にしてアッとい馬に終了してしまいました。第2部では新しい技術などを紹介する時間です。会報誌などでも紹介した、ふくらはぎの施術を2人組で行ないました。紙面だけでは良く分からなかったようで、「こうするのですね」と直接の指導の大切さを実感しました。

片方の施術が終わったところで、足の色や軽さを確認してもらうと施術した脚はとてもきれいな色をしています。施術しない脚はどす黒さが残っていました。イスに座り左右の脚を交互にあげてみると「足が軽い」と左右の差に驚いていました。

ふくらはぎは第二の心臓のメインになるところです。血液循環がよくなるだけでなく、6本の(脾経、胃経、腎経、膀胱経、肝経、胆経)が走っています。ふくらはぎへの施術がこの経絡の気血の流れをよくして、停滞していた血液やリンパ液を戻すことで、脚の色が変わり、とても軽くなったのです。

脚の血液循環が良くなることは全身の血液循環が良くなることにつながります。全身の血液循環が良くなることで私たちが本来持っている自然治癒力が高まり、免疫力も高まります。同時に内臓の働きを高める効果も期待できます。しかし、皆さんが喜んでいたのは脚が細くなったことです。

第2部もふくらはぎの施術に時間をとってしまい、残り時間が少なくなってしまいました。次に紹介したかったものが「メリフィック・フェイス・セラピー」です。テキストも完成し、いよいよ講座がスタートします。協会の会員は女性の方が大半で健康に関心はあるのですが、それ以上に「美」に対してはそれ以上です。

時間の関係でお一人にしか体験して頂けませんでした。早速、片方の顔の施術を行なった後に仰向けに休んで頂き、左右の脚の重さを確認してもらうと、顔の施術をした方の脚は軽く持ち上がるのに、逆の脚は重く、スーとは持ち上がりませんでした。

顔しか施術していないのに「何でこんなに違うの?」と驚かれていました。顔には陽経の経絡(大腸経、三焦経、小腸経、胃経、膀胱経、胆経)の6本が集まってきています。顔の施術でこれらの気血の流れが良くなり結果として脚の気血の流れが良くなり、脚が軽くなったのです。

それよりも他の皆さんが顔を覗き込んで、「リフトアップしている」とか「こちらだけあごがシャープになっている」「目がパッチリと開いている」など大騒ぎです。その声を聞き「逆もお願いします」と横を向いて休まれました。

久々の能登の勉強会もアッという間に終了してしまいました。会場の使用時間が決まっていたので早々に片付けて会場を後にしましたが、お時間のある方とお茶を飲みながら会話をすることができ素晴らしい一日を過ごすことができました。

能登の珠洲からその日のうちに金沢に移動して来ました。車に同乗させて頂きました加藤先生には感謝するばかりです。

そして、今日は北陸地区のトレーナー更新講習会です。1年ぶりにお会いする先生もいらっしゃいますので、今日を充実した一日にしようと思っています。

それでは、本日は、この辺で。

NPO法人 日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士

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