先週の週末は出張で石川にいました。26日、土曜日は能登半島の珠洲で会員勉強会を開催しました。健康に興味があると言って一般の方4名も参加され、参加して良かったとても喜んでいただきました。
27日は場所を変え、白山市で同じく会員勉強会です。参加者24名という勉強会になり、実技をどのように行おうかと迷ってしまうほどの大盛況の勉強会になりました。
各地で多くの方々とお会いし、私自身が大きなエネルギーをいただき、充実した日々を送ることができ、仲間との触れ合いをさせていただいていることに感謝するのみです。
28日は10時から北陸地区のトレーナーの更新講習会です。開催前に最高の気を感じさせてくれる白山比神社のお参りをさせていただき、更新講習会に臨みました。案内していただいた白山スクールの兵庫先生には朝早くからお付き合いいただき、ありがとうございました。
おかげで、石川、新潟、福井から集まったトレーナーの皆さんといい気の交流ができ素晴らしい一日を送ることができました。
さて、今回のテーマは日曜日の朝のテレビで「低体温症」に着いて放送していいたので、何だろうと見入ってしまいました。猛暑のこの時期になぜ低体温症を取り上げているのだろうと気になったのです。この原因がゲリラ豪雨にあるというのです。
確かに天気予報では雨が降るとは言っていなかったのに突然空が真っ暗になり、雷がゴロゴロと鳴り出し、ものすごい勢いで雨が降り出して来ます。突然の雨で全身ずぶ濡れになり、そこに風が吹き出してくると低体温症の条件がそろいます。
テレビで行っていた実験は、とても参考になります。3分間集中豪雨と同じような雨を再現し、全身ずぶ濡れになった後に、このあと3分間風に吹かれるというものです。手足に震えが起き始め、体温を測定したところ、実験前の体温から、わずか6分の間に1.2度も体温が下がっていました。
36.5度の体温の人であれば35.3度に下がっていたことになります。低体温の怖さは体の中の酵素の働きが鈍くなり代謝が落ちて来ることです。体温が34度より低くなると代謝機能がますます低下し、32度になると錯乱状態になり死に至る場合もあります。
例えば、お米を口の中で長く噛んでいると甘くなってきます。これはお米のでんぷん質が唾液の中の消化酵素で分解され、糖に変化したためです。このように色々な酵素が身体の中で分解や合成を繰り返し、生命活動を維持しているのです。
ところが、ずぶ濡れになり、気が付かないうちに低体温症になると、生命活動である代謝がスムーズに行われなくなり、非常に危険な状態になってしまうのです。
最近、非常に多くなってきたゲリラ豪雨には誰しも遭遇しやすい状況です。傘もなく突然の雨が降り出してきたら、まず濡れない場所に避難し、雨が通り過ぎるのを待つようにしましょう。ゲリラ豪雨は一時的で雨が上がってくることが多いものです。
もし全身ずぶ濡れになった場合は早目に自宅に戻り、早く濡れた服を脱ぎ、温かいお風呂に入って身体を温めましょう。すぐに自宅に帰ることができなければ、乾いた服に着替えることをお勧めします。ゲリラ豪雨が起きそうな日は着替えを持ち歩くといいでしょう。
しかし、着替えを持ち歩く人はあまりいないのではないでしょうか。であればまずは濡れないようにすることが大切です。ゲリラ豪雨が通り過ぎるのを待つのが一番ですね。
それでは本日はこの辺で。
NPO法人日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士
27日は場所を変え、白山市で同じく会員勉強会です。参加者24名という勉強会になり、実技をどのように行おうかと迷ってしまうほどの大盛況の勉強会になりました。
各地で多くの方々とお会いし、私自身が大きなエネルギーをいただき、充実した日々を送ることができ、仲間との触れ合いをさせていただいていることに感謝するのみです。
28日は10時から北陸地区のトレーナーの更新講習会です。開催前に最高の気を感じさせてくれる白山比神社のお参りをさせていただき、更新講習会に臨みました。案内していただいた白山スクールの兵庫先生には朝早くからお付き合いいただき、ありがとうございました。
おかげで、石川、新潟、福井から集まったトレーナーの皆さんといい気の交流ができ素晴らしい一日を送ることができました。
さて、今回のテーマは日曜日の朝のテレビで「低体温症」に着いて放送していいたので、何だろうと見入ってしまいました。猛暑のこの時期になぜ低体温症を取り上げているのだろうと気になったのです。この原因がゲリラ豪雨にあるというのです。
確かに天気予報では雨が降るとは言っていなかったのに突然空が真っ暗になり、雷がゴロゴロと鳴り出し、ものすごい勢いで雨が降り出して来ます。突然の雨で全身ずぶ濡れになり、そこに風が吹き出してくると低体温症の条件がそろいます。
テレビで行っていた実験は、とても参考になります。3分間集中豪雨と同じような雨を再現し、全身ずぶ濡れになった後に、このあと3分間風に吹かれるというものです。手足に震えが起き始め、体温を測定したところ、実験前の体温から、わずか6分の間に1.2度も体温が下がっていました。
36.5度の体温の人であれば35.3度に下がっていたことになります。低体温の怖さは体の中の酵素の働きが鈍くなり代謝が落ちて来ることです。体温が34度より低くなると代謝機能がますます低下し、32度になると錯乱状態になり死に至る場合もあります。
例えば、お米を口の中で長く噛んでいると甘くなってきます。これはお米のでんぷん質が唾液の中の消化酵素で分解され、糖に変化したためです。このように色々な酵素が身体の中で分解や合成を繰り返し、生命活動を維持しているのです。
ところが、ずぶ濡れになり、気が付かないうちに低体温症になると、生命活動である代謝がスムーズに行われなくなり、非常に危険な状態になってしまうのです。
最近、非常に多くなってきたゲリラ豪雨には誰しも遭遇しやすい状況です。傘もなく突然の雨が降り出してきたら、まず濡れない場所に避難し、雨が通り過ぎるのを待つようにしましょう。ゲリラ豪雨は一時的で雨が上がってくることが多いものです。
もし全身ずぶ濡れになった場合は早目に自宅に戻り、早く濡れた服を脱ぎ、温かいお風呂に入って身体を温めましょう。すぐに自宅に帰ることができなければ、乾いた服に着替えることをお勧めします。ゲリラ豪雨が起きそうな日は着替えを持ち歩くといいでしょう。
しかし、着替えを持ち歩く人はあまりいないのではないでしょうか。であればまずは濡れないようにすることが大切です。ゲリラ豪雨が通り過ぎるのを待つのが一番ですね。
それでは本日はこの辺で。
NPO法人日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士