皮膚は角層細胞がレンガのように積み重な
り、その隙間を細胞間脂質が埋めることで、
肌にバリア機能が生まれ、乾燥や紫外線、
細菌の侵入などを守ってくれます。
しかし、空気の乾燥がひどくなると水分や
細胞間脂質が減少して、角層細胞がはがれ
て、乾燥肌を引き起こしてしまします。
特に油断しがちなのが、入浴後です。水分
が奪われやすくなっており、すぐに化粧水
などで水分を補い、乳液やクリームで油分
を補いましょう。
乾燥しやすい季節は皮膚表面からのケアが
大切ですが、それだけではありません。内
臓の機能を高めておくことも大切です。
東洋的には皮膚と深い関係があると言われ
ている内臓が肺や大腸です。これらの内臓
の働きが低下してくると皮膚にも影響を与
えます。
内臓と関連する経絡、肺経や大腸経のエネ
ルギーの流れをスムーズにしておくことが
大切です。
肺経は胸から腕の内側の親指側を通って手
首の「太淵」のツボを経由し、親指まで流
れていきます。ここで人差し指の大腸経に
つながります。
大腸経は親指から甲側を通り、「合谷」や
「手三里」「曲池」などの有名なツボを経
由して、顔の口の周りの口輪筋まで流れて
いきます。
乾燥肌を予防するには充分な保湿により、
皮膚表面からのケアにプラスして、肺や大
腸の内臓の働きを高めることのできる経絡
の調整を行いましょう。
乾燥肌の予防に効果的なハンドセラピーを
ご紹介します。
①親指を付け根からまわします。(左右に
10回)指の付け根から指先にかけて上下に
挟んで5点、左右から挟んで5点押します。
2回行い、指を揉みます。
②人差し指も同様に行います。
③手首の「太淵」のツボをゆっくりとした
呼吸に合わせて3回押します。
④同様の押し方で「合谷」「手三里」
「曲池」を押します。
⑤親指側の腕を把握します。
詳細は「乾燥肌対策のハンドセラピー」を
ご覧ください。
空気が乾燥する季節です。早めの対策を!
それでは本日はこの辺で。
NPO法人日本フットセラピスト協会
理事長 本山 健治
り、その隙間を細胞間脂質が埋めることで、
肌にバリア機能が生まれ、乾燥や紫外線、
細菌の侵入などを守ってくれます。
しかし、空気の乾燥がひどくなると水分や
細胞間脂質が減少して、角層細胞がはがれ
て、乾燥肌を引き起こしてしまします。
特に油断しがちなのが、入浴後です。水分
が奪われやすくなっており、すぐに化粧水
などで水分を補い、乳液やクリームで油分
を補いましょう。
乾燥しやすい季節は皮膚表面からのケアが
大切ですが、それだけではありません。内
臓の機能を高めておくことも大切です。
東洋的には皮膚と深い関係があると言われ
ている内臓が肺や大腸です。これらの内臓
の働きが低下してくると皮膚にも影響を与
えます。
内臓と関連する経絡、肺経や大腸経のエネ
ルギーの流れをスムーズにしておくことが
大切です。
肺経は胸から腕の内側の親指側を通って手
首の「太淵」のツボを経由し、親指まで流
れていきます。ここで人差し指の大腸経に
つながります。
大腸経は親指から甲側を通り、「合谷」や
「手三里」「曲池」などの有名なツボを経
由して、顔の口の周りの口輪筋まで流れて
いきます。
乾燥肌を予防するには充分な保湿により、
皮膚表面からのケアにプラスして、肺や大
腸の内臓の働きを高めることのできる経絡
の調整を行いましょう。
乾燥肌の予防に効果的なハンドセラピーを
ご紹介します。
①親指を付け根からまわします。(左右に
10回)指の付け根から指先にかけて上下に
挟んで5点、左右から挟んで5点押します。
2回行い、指を揉みます。
②人差し指も同様に行います。
③手首の「太淵」のツボをゆっくりとした
呼吸に合わせて3回押します。
④同様の押し方で「合谷」「手三里」
「曲池」を押します。
⑤親指側の腕を把握します。
詳細は「乾燥肌対策のハンドセラピー」を
ご覧ください。
空気が乾燥する季節です。早めの対策を!
それでは本日はこの辺で。
NPO法人日本フットセラピスト協会
理事長 本山 健治