理事長ブログ 心と体を癒やす

健康とは「健体康心」の略語です。体が健やかで心が康らかな状態を指します。心身の健康をセルフケアする方法を紹介しています。

円心五法の真髄657 6分間瞑想法の実践「解緊運動②」!

2018年08月29日 | Weblog
心身を柔軟にする解緊運動の第2弾です。

① 鼻の疾病予防法
鼻筋を両中指で挟むように上から5点に分けて押す。次に人差指と中指で鼻を挟み、片方を開いて、鼻から息を吸い、そのまま吐く、また息を吸い、鼻を閉じたら逆を開いて息を吐く。吐いた鼻から息を吸い、鼻を閉じ、逆の鼻から息を吐く。吐いた鼻から息を吸い、両方閉じて口から吐く。逆の鼻から息を吸い、両方閉じて口から吐く。
 

② 耳は全身につながるところ、同時に腎臓の強化につながる
耳の上の方を持ち引っ張りながら刺激を入れ、ぽんと抜く。これを真ん中、耳たぶと行う。
人差指と中指で耳を挟むようにして、強く擦る。
中指で耳全体を倒して耳の穴を塞ぐようにする。中指の上から人差指を滑らせて鼓膜にピンピンと響かせる。
 

③ 目の強化と神経の疲労除去
人差指、中指、薬指の3本を眼球の上の窪みに息を吐きながら押し込み、吸いながら戻します。同様に下の窪みに行い、外側の窪みは中指を押し込み、内側の窪みにも中指を押し込みます。
両手を擦り、その手の平を目の上に少し離してしばらく当てます。
 

④ 唾液の分泌を盛んにし、若返る法
頬の下や耳の下やあごの下を4本の指で軽く叩きます。頬の下や耳の下、あごの下にある、顎下腺や耳下腺、舌下線を刺激して唾液を出します。
 

⑤ 甲状腺を刺激して若返る法
両手で首筋からあごにかけて擦り上げます。50回以上行います。


⑥ 内臓を刺激して気血の流れを良くする
腹部の上から下に向って両手で摩り下ろします。(10回)
へその上下を横に摩ります。1回摩るごとに上下の手を入れ替えて摩ります。(10回)
 

心身の緊張を取り除いたところで、次回よりいよいよ具体的な瞑想に入ってまいります。ご期待ください。

それでは本日はこの辺で。

NPO法人日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士

円心五法の真髄656 6分間瞑想法の実践「解緊運動①」!

2018年08月22日 | Weblog
寒河江徹先生の著書を抜粋しながら瞑想について説明して参りました。

今回からは具体的な瞑想法の実践について説明して参りましょう。

トレーニングの順序を前回のメルマガでも紹介していますが、最初にくるのが「解緊運動」です。

瞑想に入るには先ず、体の緊張を取り除くことから始めます。体の緊張を取り除くことで、心の緊張までも取り除くことができるのです。

柔軟な心身が素直な心を創ってくれます。瞑想にはこの素直な心が深い瞑想につながるのです。

先ずは解緊運動から始めましょう。

① 指関節を柔軟にする
両腕を自然に前に伸ばす。親指を外に出し、グーをつくり素早く開く。今度は親指を中に入れグーをつくり素早く開く、10~20回繰り返す。


② 手首の関節を柔軟にする
両腕を前に伸ばし、手首から先だけで横8の字を書くようにする。8~10回


③ 肘関節を柔軟にする
左手の肘を曲げ、右手で指先をそらして息を吸いながら前に伸ばし、そのまま抵抗のあるところまで上に上げ、瞬間脱力する。2回
 

④ 肩関節を柔軟にする
指先を軽く肩のあて、前に8回、後に8回、肩を大きく回す。


⑤ 首の関節を柔軟にする
息を吐きながら、ゆっくり首を左に曲げる。息を吸いながら戻す。同様に右に曲げる、左にねじる、右にねじる、前に倒す、後に倒す、そのまま前に倒し左に首を大きく2回まわす、右にも2回まわす。
   

⑥ 頭部を叩き、脳の気血の流れを良くする
軽く拳をつくり、前頭部、頭頂、後頭部、側頭部を心地よく叩く。


次回は解緊運動の第2弾をお送りいたします。
解緊運動は体を柔軟し、全身の気血の流れを良くしてくれます。これが瞑想を行う第1歩です。

それでは本日はこの辺で。

NPO法人日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士

円心五法の真髄655 瞑想力を上げるには基本と順序がある!!

2018年08月16日 | Weblog
今回で最後になる「強運とツキ59の法則」の第5弾をお送りします。

『瞑想をすればあなたの願望が現実のものとなると言っても、そもそも瞑想とは何であるのか、という事を科学的、あるいは生理的、そして体験的に捉えなければ確信は生まれない。

確信がない所に意欲的な姿勢が生まれない事は当然のことである。

理解力の充実、知力の強化があって初めて、瞑想を実践するための心構え、姿勢が出来るのだ。

ただ“静かに座し、無念無想に到らしめよ、されば汝の思念、達成されん”と言われても現代人にとっては今一つ納得できないものが心の片隅に残るはずである。

だから、私は瞑想を語る場合、東洋的思想を基本に、西洋的な科学の光を今こそ瞑想に当てるべきだと常々語っている。

この両者の考え方が本当に理解された時、理行一体の実行が顕われ“奇跡の扉”と言われる瞑想の扉が押し開かれ、その第一歩が印されるのだ。

だから私は瞑想法を実践する場合、まず最初に、その理解力の充実を挙げたい。

充分に瞑想法とはどういうものなのかを理解した後に実践に移る。その第一番目は、心身の解緊から始める。

素直な心になるには、まず肉体的な筋肉の解緊運動から入るのが最も効果的なのだ。肉体がリラックスした後は座法に移る。

外国語を学ぶのにスペルそして基本文型から入るように、瞑想法を実践する場合も、その基本的な型をまず学ばなければならない。

座法ができたら次に呼吸法に移る。“万病は酸素不足にある”と野口英世博士は言ったが、呼吸法によって、いかに酸素を摂り入れるかが、心身の健康につながり、潜在能力を爆発させるためのポイントとなる。

四つの呼吸法がマスターできた後は感覚コントロールに移り、次に色彩イメージ、抽象概念イメージ、場面体験の順に瞑想力を高めていく。

【瞑想を自己のものにするトレーニングの順序】
解緊運動⇒座法⇒呼吸法⇒感覚コントロール⇒色彩イメージ⇒抽象概念⇒場面体験』

5回シリーズでは語りつくせない事が多くあり、今後も定期的に瞑想法について紹介してまいります。

それでは本日はこの辺で。

NPO法人日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士

円心五法の真髄654 「運命周期説」が教える運命好転の極意!!

2018年08月08日 | Weblog
台風13号が関東地方を直撃しそうです。今までとは違うコースを通ってくるので注意が必要です。

さて、「強運とツキ59の法則」の第4弾をお送りします。

『「万病の原因は酸素不足である」とは野口英世博士の言葉だ。

その酸素不足を解消するための唯一の方法であり、心身調整を可能にする呼吸法を自在に行えるようになった時、あなたは健康を手にすることができるし、さらには、願望をも達成することができるのである。

五島勉氏の「運命の大秘法」(双葉社刊)によると、呼吸についてこの様に記されている。

少し引用させていただくと、「それは今から7~8千年前、太古のインドで生まれ、バラモンの行者やラマ教の高僧たちに受けつがれ、タントラ(チベット秘境)の宗団で完成された。

……それによると、たとえば私たちの生命の根源である心臓の鼓動や肺の呼吸も、一定の時間で繰り返される運命周期のひとつである。

それが深く、バランスを保って、ゆっくり繰り返されれば、その人の運命はひじょうに良い影響がもたらされる、と運命周期学は説く。

逆に、鼓動や呼吸が早く、乱れて浅く繰り返されれば、その人の運命は急に悪いほうにかたむいていく、と。

ここからタントラだけでなく、バラモンやヨガやカバラの行者たちの独自の、心を静めた深く長い腹式深呼吸の技術が生まれた。


たしかに、そういう腹式深呼吸をすればするほど、脈拍も血圧も下がり、健康には大きなプラスになる、頭もすっきりとして、いいアイデアが浮かぶようになる。

ロータリー・エンジンやウォークマンや光ファイバーなどのヒットが、ソニーの盛田会長やマツダの技術者、東北大の学者たちの、静かな瞑想と深い腹式呼吸のあとに生まれたことはよく知られている」と。

このように呼吸法をマスターすることは、運命を好転するための秘密の鍵であると強調している。』

なるほど実感です。呼吸法や瞑想法で真の健康と素晴らしい人生を手に入れましょう。

それでは本日はこの辺で。

NPO法人日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士

円心五法の真髄653 呼吸の乱れが行動の乱れとなって表れる!

2018年08月01日 | Weblog
「強運とツキ59の法則」の第3弾をお送りします。

『「真心」だとか「心優しい人」とか言うが、いったい心とはどこにあるのか、あなたは考えた事があるだろうか?

その心の実体を昔の人は、腹にあると考えていた。それは腹を中心に鍛える事で心が安定し、精神が落ちついてくる事から、その様に思われていたわけだ。

またある人は、神に祈りを捧げる時に胸の前で合掌するところから、胸にあると言う人もいた。だから、心が騒ぐ事を胸騒ぎがするとも言っている。

しかし、現在では心の実体は脳神経そのものである事が分かっている。

それはシナプスといい、約140億の脳細胞から出来ている。この絡みの中で、私たちが活性されたとか、老化したとか言っている脳の機能が生まれてくる。

過緊張で心=脳が乱れ、イライラしている時は脳神経が興奮してなかなか眠れない。心が乱れると、次に来るのが気の乱れだ。心が乱れ、気が乱れると次には体が硬く萎縮する。

心が乱れると息が乱れる。息の乱れが、気の乱れ、脈の乱れとなり、体が硬直し行動の乱れとなる。

そこで瞑想法の中で一番重要な呼吸法が登場するのだ。呼吸を調整することで、それまでの精神的、あるいは生理的な乱れをストップすることが出来る。

瞑想法は別称「間脳調整法」とも言う。呼吸法を用いてこの間脳をうまく調整する事によって、外部からの悪い信号を遮断する事も出来るのだ。

眼や耳から入った不愉快な信号は、必ず間脳を通過する。だからこの間脳を意識的に自らの力によってコントロールする事でストップをかけ、意識的に良い信号を送り込むようにすれば、イライラやストレスが起こらなくなる。』

「瞑想法」は別称「間脳調整法」と記されています。私たちが行っているセラピーは瞑想法そのものと言うことができますね。

それでは本日はこの辺で。

NPO法人日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士