昨日はハンドセラピー講座を開催しました。フットセラピーに比べるといつでも手軽にできるという利点があります。受講生のお一人は手相の勉強もしておられ、ハンドセラピーで手を触りながら手相も見てあげたいと言われていました。
そのような時に「日本経済新聞プラスワン」にハンドマッサージの記事を見つけましたので参考までにご紹介します。
これより日本経済新聞プラスワンより抜粋
「つかむ」「握る」といった複雑な動きができる手は“第二の脳”と呼ばれる。たくさんの神経が脳とつながり、人間の体の中でも細かな骨が詰まっている部位。ちょっとした刺激にも敏感で、刺激が脳や他の筋肉に伝わりやすい。そんな手のマッサージや指圧のコツを知っておけば、日々の体調管理に役立つかもしれない。
足も指圧やマッサージに適しているとされるが、日中は靴や靴下に覆われている。一方、手はたいてい露出している。職場の席や、電車の中など、時間や場所を選ばずにマッサージや指圧ができる。机の下で手を隠してやれば、人目も気になりにくい。
手への刺激ですばやく効くのが眠気覚まし。昼食を終えた午後、会議の席上など「寝てはいけない」という状況で、ウトウトとしてしまったことのある人は多いだろう。そんなときは指先をもう一方の手の指でギュッとつまんでみよう。
各種マッサージに詳しい心愛治療院(東京都港区)院長の佐藤明子さんは「指先は刺激を感じやすいところ。『ちょっと痛い』くらいの強さで人さし指から小指まで順番につまんでいけば、脳がリフレッシュして眠気が解消される」と話す。
人さし指と親指の付け根も眠気対策のポイントになる。ここに親指をぐっと押し込み、痛みを感じるまで指圧する。奥深くまで指が入り、その刺激によってしつこい眠気から解放されるという。
冷え症に悩んでいる人にもオススメなのが手のマッサージ。手は心臓から遠いところにあり、血液が十分に届きにくい。関節も多く、血行不良を起こしがち、寒い冬には指先がかじかんでくる。そんなときは指を一本一本反らせていく。佐藤さんは「ストレッチすることで指先まで血流が良くなり、冷えが改善される」と話す。
手首をブラブラと振る。手を握ったり開いたりのグーパーの動作をする。そうした単純な運動を加えれば、手の緊張がほぐれて温かくなっていくだろう。
ユースキン製薬ではクリームを使ったマッサージを勧めている。手の甲にクリームを長さ2センチメートルほど塗り、両手の甲を重ね合わせて、少しずつ広げる。それを手のひらを使って指先にかけて伸ばす。爪の周りを押しながら、指先までクリームを染み込ませるようにマッサージしていく。
同社の高橋千明さんは「日中でも夜でも5分くらい続ければ、手の先まで血行が良くなる。冷え症の改善のほか、手の乾燥を防ぐ効果もある」と語る。もし時間があれば、手首から肘にかけてマッサージしていくのもよいだろう。(中略)
「マッサージは自分でやるより他人にやってもらった方が数倍も気持ちいい」と心愛治療院の佐藤さんは話す。そこでオススメなのが、妻や夫、恋人や友人にハンドマッサージをしてあげること。一日の仕事を終えた後など疲れが取れるので喜ばれるほか、会話も弾み、心の交流に役立つ。
相手の手のひらを広げ、自分の両手の親指で相手の親指側の膨らみと小指側の膨らみをじっくりともんでいく。骨と骨の間に親指を滑らせるように押していってもよい。ハンドクリームなどを使えば、滑らかになってマッサージしやすい。佐藤さんは「相手の反応を見ながら、痛くないかどうか聞きながらやるのがよい。終わった後にじんわり手が温かくなっているのが実感できるはず」と呼びかける。(ここまで記事の抜粋)
ハンドセラピストの資格をお持ちの方はハンドセラピーの素晴らしさをより実感されたのではないでしょうか。
それでは、本日は、この辺で。
NPO法人 日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士
そのような時に「日本経済新聞プラスワン」にハンドマッサージの記事を見つけましたので参考までにご紹介します。
これより日本経済新聞プラスワンより抜粋
「つかむ」「握る」といった複雑な動きができる手は“第二の脳”と呼ばれる。たくさんの神経が脳とつながり、人間の体の中でも細かな骨が詰まっている部位。ちょっとした刺激にも敏感で、刺激が脳や他の筋肉に伝わりやすい。そんな手のマッサージや指圧のコツを知っておけば、日々の体調管理に役立つかもしれない。
足も指圧やマッサージに適しているとされるが、日中は靴や靴下に覆われている。一方、手はたいてい露出している。職場の席や、電車の中など、時間や場所を選ばずにマッサージや指圧ができる。机の下で手を隠してやれば、人目も気になりにくい。
手への刺激ですばやく効くのが眠気覚まし。昼食を終えた午後、会議の席上など「寝てはいけない」という状況で、ウトウトとしてしまったことのある人は多いだろう。そんなときは指先をもう一方の手の指でギュッとつまんでみよう。
各種マッサージに詳しい心愛治療院(東京都港区)院長の佐藤明子さんは「指先は刺激を感じやすいところ。『ちょっと痛い』くらいの強さで人さし指から小指まで順番につまんでいけば、脳がリフレッシュして眠気が解消される」と話す。
人さし指と親指の付け根も眠気対策のポイントになる。ここに親指をぐっと押し込み、痛みを感じるまで指圧する。奥深くまで指が入り、その刺激によってしつこい眠気から解放されるという。
冷え症に悩んでいる人にもオススメなのが手のマッサージ。手は心臓から遠いところにあり、血液が十分に届きにくい。関節も多く、血行不良を起こしがち、寒い冬には指先がかじかんでくる。そんなときは指を一本一本反らせていく。佐藤さんは「ストレッチすることで指先まで血流が良くなり、冷えが改善される」と話す。
手首をブラブラと振る。手を握ったり開いたりのグーパーの動作をする。そうした単純な運動を加えれば、手の緊張がほぐれて温かくなっていくだろう。
ユースキン製薬ではクリームを使ったマッサージを勧めている。手の甲にクリームを長さ2センチメートルほど塗り、両手の甲を重ね合わせて、少しずつ広げる。それを手のひらを使って指先にかけて伸ばす。爪の周りを押しながら、指先までクリームを染み込ませるようにマッサージしていく。
同社の高橋千明さんは「日中でも夜でも5分くらい続ければ、手の先まで血行が良くなる。冷え症の改善のほか、手の乾燥を防ぐ効果もある」と語る。もし時間があれば、手首から肘にかけてマッサージしていくのもよいだろう。(中略)
「マッサージは自分でやるより他人にやってもらった方が数倍も気持ちいい」と心愛治療院の佐藤さんは話す。そこでオススメなのが、妻や夫、恋人や友人にハンドマッサージをしてあげること。一日の仕事を終えた後など疲れが取れるので喜ばれるほか、会話も弾み、心の交流に役立つ。
相手の手のひらを広げ、自分の両手の親指で相手の親指側の膨らみと小指側の膨らみをじっくりともんでいく。骨と骨の間に親指を滑らせるように押していってもよい。ハンドクリームなどを使えば、滑らかになってマッサージしやすい。佐藤さんは「相手の反応を見ながら、痛くないかどうか聞きながらやるのがよい。終わった後にじんわり手が温かくなっているのが実感できるはず」と呼びかける。(ここまで記事の抜粋)
ハンドセラピストの資格をお持ちの方はハンドセラピーの素晴らしさをより実感されたのではないでしょうか。
それでは、本日は、この辺で。
NPO法人 日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士