理事長ブログ 心と体を癒やす

健康とは「健体康心」の略語です。体が健やかで心が康らかな状態を指します。心身の健康をセルフケアする方法を紹介しています。

「円心五法」の真髄 7

2009年01月27日 | Weblog
岐阜セラピストの集い

1月24日、25日の岐阜セラピストの集いの中で養氣法の気の誘導法の一部を数名の
方に体験していただきました。

    

                呼吸法                                 手が額に付く

    

                氣を回す                             人橋(人が橋のようになる)

「観念は生物なり、必ず肉を支配する」自分の強い思いは生き物のように自分の体を
支配していくという意味です。強くイメージするだけで自分の体を支配することを体感して
もらいました。

円心五法の実践「食養法」2

昨日は食の重要性をお話ししましたが、実際に毎日どのようなものを食べたらいいので
しょう。飽食と同時に食事の偏りが指摘されます。毎日、毎日カップ麺で済ましている
若い人やケーキが食事とかマックを1日1回は食べる人や飲み物はコーラという極端な
人も増えています。食べ物に関する知識が余りにもないことに驚かされます。

子供を育てる親から食の教育が必要に思われます。親と子の食養法などの講習会を
開いて食事の大切さを伝えていくことが必要な社会になりました。

それではどのような食事を摂るようにしたらよいのでしょうか。まず、栄養のバランス
はどうでしょうか。五大栄養素を思い出しましょう。①炭水化物、②脂質、③タンパク質、
④ビタミン、⑤ミネラルです。①~③を熱源栄養素といいます。

タンパク質が私たちの骨や筋肉などの体を作っています。車でいえばボディにあたります。
炭水化物や脂質が車を動かすガソリンにあたり、私たちが動き回れる原動力を作り出します。

しかし、これだけではスムーズに車が動きません。エンジンがスムーズに動くためには
オイルが必要です。このオイルに相当するのが保全栄養素と言われる④と⑤なのです。

現在の食事は欧米型の肉を中心とした食生活になってしまいました。外食でハンバーグや
ステーキを食べる時にお皿の上の食材を見れば明らかなようにお肉の量に対して野菜の量が
余りにも少ないことに気付きます。バランスを取ろうと思えばボール一杯の野菜を摂らなけれ
ばいけません。日常の食生活で熱源栄養素は豊富すぎるほど摂っていますが、それに対する
保全栄養素はほとんど摂られていません。

摂る量が減っているのと同時に野菜自体のビタミンやミネラルの含有量が極端に少なく
なってきています。

食事のバランスを取るには熱源栄養素と保全栄養素のバランスを常に意識しながら摂る
ように心掛けなければなりません。

この五大栄養素のバランスに加え、現在不足しているものが「せんい」です。五大栄養素は
消化され体に吸収されるのでとても重要視されてきました。しかし、せんいは体に吸収され
ないため不要なものとして重要視されていませんでした。

ところが腸の中で大変な働きをしていたのです。消化吸収される糖や脂質、アミノ酸の吸収
されるスピードをコントロールしたり、程よく水分を保水したり、腸内の有用菌が繁殖しやすい
環境を作ったりする重要な役割を担っていたのです。

不足する保全栄養素とせんい分を多く含む食事を心がけましょう。

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