本山健治の円心五法の真髄

「円心五法」の真髄を中心に健体康心についての気づきをお届けしています。

円心五法の真髄277運とツキの法則

2011年02月28日 | Weblog
これまで何度か紹介しております「月刊致知」の3月号の特集が「運とツキの法則」です。

今日は、この「運」と「ツキ」について、致知の記事から抜粋してご紹介したいと思います。


「あなたは運がいい」とか「今日はツイている」という表現をすることがありますが、この「運」と「ツキ」の違いはお分かりですか。

私もよく理解していませんでした。

致知の記事に「クレディセゾン林野社長」と「サンリ西田会長」の対談で、西田会長が「運」と「ツキ」の違いを分かりやすく説明されています。


---以下、記事より抜粋-------------------------------------

西田:「ツキ」というのは、チャンスを掴む能力ではないかなと。思いがけないラッキーが訪れて、それを活かした時に「ツイていた」という言葉を使うと思います。

しかし、例えば一代で会社を起こし、成功された方などは「自分がここまでこられたのは、ツイていたからだ」とは言いませんよね。
「自分には運があったからだ」と言うと思うんです。

それはなぜか。

これは若い頃に人生の師から教わったことなのですが、「苦しみを克服した人にしか“運”はないんだ」と。

一代で大きなことを成し遂げた人は、自分の努力ではどうしようもない様々な逆境、ピンチを潜り抜けてきています。その時、初めて「運」というものを体感するのだと思うんです。

だから会社を急成長させた若い経営者の方などを見ていて、「この人はツイているかもしれないけれど、運はないかもしれない」と感じたりすることもあるんです。

---以上---------------------------------------------------


いかがですか、なるほど「運」と「ツキ」の違いが良く分かりました。

もう一つ「致知」の記事から紹介しましょう。

アサヒビール社長、会長を歴任され、NHKの会長を今年退任された福地茂雄氏が運やツキをつかむポイントをお話しされています。


---以下、記事より抜粋-------------------------------------

福地:運やツキについて思うところを少しお話しますと、NHKの中でも、あいつはよくスクープをとってくる、運がいいなとといった言葉が交わされます。

しかし、運とツキというものは、神様が誰に対しても公平に与えているものなのです。問題は、その運やツキを掴むか逃すかなのです。

自分の持ち場で、自分のやるべきことを、やるべき時に、キッチリとやっていたら運は逃げません。それをやらないから運やツキが逃げるんです。

先ほどの話に戻ると、成功すると運を否定して、すべて自分の実力だと思いがちだけれども、それは傲慢です。

成功している経営者は、運を逃さなかった。

運を逃さないために、自分のやるべきことをキッチリとやったのだと理解したら納得できると思います。

ここで付け加えておきたいのが、人は過去の成功体験に依存してしまいがちだということです。

私はスーパードライの爆発的ヒットに関わることができましたが、それから十数年経っても、「スパードライの成功物語を講演してください」というご依頼をいただくことがありましてね。

私は全部お断りしました。

つまり、当時の経済環境や消費者の嗜好の変化など、いろいろな条件が重なった中で、スーパードライという一つの狙いが当たったのであって、同じ環境は二度とない。

だからそれをいま話しても意味がないわけです。

一つだけ言うとすれば、アサヒビールがどん底の中でもう一度顧客目線に立ち返り、他社と差のなかった味というものに挑戦した。これが成功に結び付いたのだろうと。

ただ、それでは一分で話が終わってしまうから講演にならないわけです(笑)。

要するに、一度成功を果たすと、その成功体験に酔いしれて同じ夢を追いがちなんです。

---以上---------------------------------------------------

いくつもの成功体験を持っている方の言葉は重いですね。自分のやるべきことをキッチリとやることが運やツキを逃さないコツなのですね。

今日は、少々、フットセラピーや健康に関するお話から離れてしまったように思われるかもしれませんが、こうした心の持ちようも、人としての成長、幸せに必要な要素です。

バランスよく身につけることで、よりよい人生を歩むことができると思います。

ということで、本日は、この辺で。

NPO法人 日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士

円心五法の真髄276吹き矢で健康増進、ストレス解消!?

2011年02月21日 | Weblog
先日の日本経済新聞で、気になる記事を見つけました。

呼吸法の応用でとても参考になる内容でしたので抜粋してご紹介したいと思います。

---以下、抜粋記事-----------------------------------------

東京都文京区にある日本吹矢レクレーション協会の本部。吹き矢の全国的な普及団体の1つだ。

土曜の午後、ここで開いている吹矢教室に参加者が集まってきた。中高年の参加者、特に女性が多い。

指導担当の高橋徹さん(同協会理事)を囲んで準備体操をした後、2~3人ずつのチームに分かれてさっそく競技開始。

シュッという音とともに放たれた矢が、小気味いい音を立てて的を射る。

的の中心に命中すると歓声が上がる。

吹き終わると、的に駆け寄って点数をカウントする。

高橋さんに手ほどきを受けて、試しにやってみる。

的から約10メートルの位置に立ち、長さ1メートルほどの筒にプラスチック製の長さ12センチの矢を込める。

すぐには構えず、まず大きく息を吸いながら筒を持ったまま両手を上げ、背筋を伸ばす。

ゆっくりと息を吐きながら筒を下までおろす。

改めて息を吸いながら筒の先をくわえて両手で持ち、的に狙いを定めながら、ためた息を吐き出して矢を飛ばす。

「ろうそくの火を吹き消す要領で一気に息を吐き出してください」と高橋さん。

この一連の呼吸法がポイント。

矢をうまく飛ばすため大きく息を吸い、一気に吐くことで、腹式呼吸が自然に身につく。

体はそれほど動かさないが、息を吸ったり吐いたりしているうちに疲れてきて、命中率も落ちてくる。

「結構な運動量です。20発を吹けば約5キロメートルをウォーキングしたくらいのカロリーが消費される」と同協会会長の川西信祐氏はいう。

吹き矢の筒は、しっかりと口にくわえないと空気が漏れて、矢が飛ばない。

「自然に口やその周辺の筋肉のストレッチができる」と川西さん。

口元が引き締まって小顔になる効果も喜ばれているそうだ。

吹き矢の訓練をリハビリに活用して成果を上げている例もある。

静岡県富士市にある、いきいきリハビリテーション病院。ここで16歳のAさんは、毎週1回40分ほど、吹き矢を取り入れた
リハビリを受けている。

Aさんは脳腫瘍を患い、2度にわたって摘出手術を受けた。

その後遺症で片目がみえず、半身がまひし、すぐに眠気が襲い、リハビリの意欲にも欠ける状態だった。

昨年7月から作業療法の一環として「吹き矢呼吸訓練法」を開始。

最初は十分に飛ばない状態だったが、自宅での訓練の成果もあって次第に呼吸が深くなり、矢が飛ぶようになった。

傾眠傾向から改善され、視野機能もよくなった。

担当医である同病院の河合秀彦診療部長は「呼吸を整える訓練が効果をみせていることは明らか」という。

「肺活量や呼吸の能力が向上したわけではなく、効率のよい呼吸法をマスターした」とみている。

朝霧高原診療所(静岡県富士宮市)では、健康増進のための養生医療プログラムとして吹き矢による腹式呼吸訓練を取り入れている。

吹き矢の普及団体としては、競技に重点を置いた日本スポーツ吹矢協会などがある。

各団体とも地域に普及教室などを運営しており、未経験の人が始める際の手助けになる。

---以上、日本経済新聞より抜粋-----------------------------


いかがでしたでしょうか?

呼吸法の大切さを改めて確信できたのではないでしょうか?

遊びのような感覚で、知らず知らずのうちに健康増進やストレス解消、ダイエットなどにつながる呼吸法が身につくなど、嬉しい効果が得られるのであれば、近くに吹き矢教室があれば行ってみたくなりました。

私たちのフットセラピーでも呼吸法を重視していますので、こうした「吹き矢」のプログラムも積極的に取り入れても良いかもしれません。

将来的に検討していきたいと思います。

ということで、本日は、この辺で。

NPO法人 日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士

円心五法の真髄275 円心五法式インフルエンザ対策

2011年02月14日 | Weblog
円心五法式インフルエンザ対策

今、インフルエンザが大変な勢いで流行しています。

あなたの周りでも感染した人がいるのではないでしょうか?

新聞の記事には、国立感染症研究所が2月4日に、1月30日までの1週間に全国に約5千ある定点医療機関から報告されたインフル
エンザ患者は1医療機関当たり31.88人で、「警報」レベルの目安である1医療機関当たり30人を超えたと発表したと伝えられていました。

感染研などによると、この1週間に全国で医療機関を受診した人の数は、推定約176万人。

厚生労働省感染症情報管理室の中嶋建介室長は「九州など一部では流行が下がり始めた地域もあるが、全体的には増加傾向が続いており、ピークを迎えたかの判断はまだできない。手洗いやうがいなどの対策を続けてほしい」と呼びかけています。

また、このような記事もありました。

静岡県立大薬学部の山田浩教授は、東京都東村山市の老人ホーム「白十字ホーム」での臨床試験で、緑茶に含まれるカテキンとテアニンがインフルエンザの発症を抑える効果があることを突き止め、今月1日に開催された「第31回日本臨床薬理学会」で発表した、と。

山田教授らは昨年11月から5カ月にわたり、1日当たり緑茶カテキン(378ミリグラム)とテアニン(210ミリグラム)を含むカプセルと、含まないものを成人男女200人に摂取させた。

その結果、緑茶成分を含む群のインフルエンザ発症率が4.1%(4人)だったのに対し、含まない群は3倍を超える13.1%(13人)だった。

「緑茶カテキンがウイルスの周りに付くことで細胞に感染するのを妨げます。

従来、緑茶のうがいで予防になるとの研究報告はあったが、今回の試験は緑茶の飲用がインフルエンザ予防に有効である可能性が示唆された。

通常の緑茶100ミリリットルにはカテキンが80~120ミリグラム、テアニンは20~40ミリグラム含まれ、緑茶を500ミリリットル程度飲めば十分でしょう」(山田教授)

なるほど、緑茶の効果は面白いですね。

これらの予防法に加え、予防で最も大切なことは免疫力を高めておくことです。

インフルエンザウイルスが体の中に進入しても免疫力が高ければウイルスを処理してくれてインフルエンザが発症することはありません。

それでは、免疫力を高めるにはどうしたらいいのでしょうか?

基本は、「冷え」を徹底して取ることです。

前にもお伝えしていますが。「冷え」は本当に免疫力を低下させ病気にかかりやすくなります。

同時にリラックスすることも重要で、自律神経が副交感神経優位の状況になれば免疫を司っている白血球のリンパ球が増え、免疫力がアップします。

「冷え」を取り、ゆっくりとリラックスできる方法、それは、お風呂での半身浴です。

そこで、免疫力をアップさせるお風呂の入り方をご紹介しますね。

お風呂の温度を38~39度に設定します。高くしても40度以下の温度で入ります。

まず、湯船に入って半身浴を行いますが、肩が冷えたら全身浴を行っても構いません。

しかし、30秒ほどで半身浴に戻します。

これを繰り返しながら、8分間入ります。

半身浴の時には、腹式呼吸を行うとより効果的です。

今の季節は、空気が乾燥していますので、インフルエンザに感染しやすい環境になっています。

腹式呼吸で蒸気を含んだ空気を吸い込み気管や肺を乾燥から守りながら、気持ちも落ち着きリラックスさせていきます。

湯船から出たら、全身の塩マッサージを行いましょう。

手の平で天然塩を溶かすようにして、全身にすり込みます。特に冷えている箇所は念入りにすり込みます。

すり込んだ塩は、シャワーで洗い流さないでくださいね。

塩のついたまま湯船に入り、また半身浴を中心に8分入ります。

次に、湯船から出たら足首を回したり、足趾を回したりしながら5分ほど休みます。

もう一度湯船に入り半身浴を中心に8分入り、出る前にコップ1杯の温かい白湯を飲みます。

すると汗が出てきますので、充分にふき取り、できるだけ早く床につきましょう。

腹式呼吸を行って横になっていると、いつの間にか眠りについてしまいます。

これをこの時期に繰り返し行うことで、免疫力が高まり、インフルエンザから守ってくれることでしょう。

お試しください。

こうした季節に合わせた体調管理の方法など、フットセラピーと一緒にお客様にご提案される、非常に喜ばれます。

将来、フットセラピーの資格を取得され、サロンなどでお客様にお話されるネタとして覚えておいて下さいね。


もし自宅でサロンを開いてみたい、技術を活かして、就職したいということであれば、フットセラピーの基本的な技術だけでなく、こうした応用技術を持っていると非常に有利です。

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ご遠慮なくお問い合わせください。

ということで、本日は、この辺で。

NPO法人 日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士


円心五法の真髄274運動器症候群

2011年02月07日 | Weblog
一昔前、「メタボリックシンドローム」が一時期騒がれていましたが、最近は、「ロコモティブシンドローム(運動器症候群)」が注目されるようになってきました。

この「ロコモティブシンドローム」ってご存知ですか?

私たちは、骨や筋肉、関節、靭帯、神経などの組織や器官を使いながら運動をしています。

このように人間の体の動きを担う組織や器官を「運動器」と呼び、腰痛や膝痛などがある場合、運動器がうまく働かなくなり、歩行障害につながることもあります。

運動器の働きがますます悪くなり、歩行障害が進んでくると、寝たきりや要介護になる危険が高まってきます。

この状態のことを「ロコモティブシンドローム(運動器症候群)」と呼びます。

体を支えている「筋肉」「骨」「軟骨」などは、互いに連携して働いているため、どこかでトラブルが起きると他の部分にも影響を与えていきます。

例えば、腰や膝が痛いと、体をあまり動かさなくなるため、筋力が低下してしまいます。

すると、関節への負担が大きくなり、軟骨がすり減ってさらに痛みが増していくといった悪循環に陥ります。

この悪循環が、気がつかないうちにロコモティブシンドロームを進行させてしまいます。

元気なうちから適切に対処することでロコモシンドロームを予防することができます。

テレビなどでも紹介されていた、7つの「ロコチェック」で、筋力やバランス能力の低下を早期に発見することができます。

1. 片脚立ちで靴下がはけない。

2. 家の中でつまずいたり滑ったりする。

3. 階段を上るのに手すりが必要である。

4. 横断歩道を青信号で渡りきれない。

5. 15分くらい続けて歩けない。

6. 2kg程度の買い物(1リットルの牛乳パック2個程度)をして持ち帰るのが困難である。

7. 家でのやや重い仕事(掃除機の使用、布団の上げ下ろしなど)が困難である。

この7つの中の一つでも当てはまるものがあれば、ロコモティブシンドロームの可能性があるので要注意です。

まだまだ、自分には関係ないと思われている方が多いのではないでしょうか?

しかし、私たちが歩かなくても生活できる便利な世の中になった一方、歩かないために筋力が極端に落ちてきているのです。

寝たきりになってしまう大きな要因が、この「ロコモティブシンドローム」からの転倒による怪我や精神的なことから始まったりします。

ここに、肥満などの生活習慣病や認知症などにつながり症状が悪化していく傾向にあります。

誰しも寝たきりになりたいとは思っていませんが、これを自分のこととして捉えることができないのも現状です。

もし、1つでも「ロコモティブシンドローム」の症状が当てはまっているのであれば、もしくは、ご家族やお友達にこのような症状を持っている方がいらっしゃれば、そのケアの方法があることを知っておいて頂きたいと思います。

実は、当、日本フットセラピスト協会の顧問でもある亀田メディカルセンター理事の亀田秀次先生のご協力を頂き、今回ご紹介した「ロコモティブシンドローム」の改善、予防に関するお話を聞くことができる「メディカルセミナー」を開催することになりました。

開催日は、6月6日、7日の2日間の予定です。

この「メディカルセミナー」では、ロコモティブシンドロームの研究者である村永先生をお迎えして、運動機能などの体験などを含めた講演を3時間にわたりお話し頂くことになりました。

ロコモティブシンドロームにならないために、普段からちょっとしたケアを行うことでいつまでも元気で健康な毎日を送れる方法などをご紹介して頂きます。

このメディカルセミナーの詳細が決まり次第、このメルマガなどでお知らせいたしますので、引き続き、チェックしておいて下さい。

今後、この「ロコモティブシンドローム」は、予防医学の分野においても注目されてきますので、体の調子を整えるフットセラピーの技術と合わせることで、より有効な施術をご提供できることにつながります。

フットセラピーにおいては、もちろん医療行為はできませんので、あくまでも、「そうならないように」するための予防策としての役割を果たすことになります。

今回「ロコモティブシンドローム」のお話を差し上げたのは、医療の分野において注目されているので、今後、これに反応するお客様が増えることをお伝えするためです。

常にこうした世の中の動きを敏感に感じることで、日々の施術や集客などに役立ちます。

もちろん引き続き、このメールやブログなどを通じて、こうした情報を発信して参りますので、引き続きチェックして頂ければと思います。

もし自宅でサロンを開いてみたい、技術を活かして、就職したいということであれば、フットセラピーの基本的な技術だけでなく、こうした応用技術を持っていると非常に有利です。

もし、東京近郊にお住まいであれば、代々木上原校において、【無料】の相談会を開催しておりますので、一度、ご相談、体験にいらして下さい。

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実際に、円心五法でのフットセラピーを体感して頂き、今までのフットセラピー(マッサージ)とは、全然違うことに気が付かれることと思います。

まずは、無料体験会にお越し頂き、あなたにはどの講座が適切なのかをご相談にいらっしゃって下さい。

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また、地方にお住まいの場合は、日本全国に公認インストラクターがいらっしゃいますので、各地の先生をご紹介することが可能です。

ご遠慮なくお問い合わせください。

ということで、本日は、この辺で。

NPO法人 日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士