理事長ブログ 心と体を癒やす

健康とは「健体康心」の略語です。体が健やかで心が康らかな状態を指します。心身の健康をセルフケアする方法を紹介しています。

「円心五法」の真髄 252スピリチュアル・トレーニングセミナーの感動

2010年08月30日 | Weblog
スピリチュアル・トレーニングセミナーの感動

28日、29日の2日間の合宿で、千葉の蓮沼海岸のホテルで、『スピリチュアル・トレーニングセミナー』を開催致しました。

まだ、感動と興奮の中で、このメールを書いています。

蓮沼海岸は、千葉の九十九里浜にあり、太平洋の大きなエネルギーを感じながら、自然の中で集中して行うSTSは格別のものがありました。そうした環境の中では、参加者全員が、素直な心で研修に臨む姿勢が出来上がっていたように思いました。


初日は、「氣」のトレーニングや日常の生活では経験することのないような体験を、いくつも行いました。

体を通した体験はスムーズに潜在意識にインプットされていきます。この体験を通じて、参加者に多くの成功体験(白○)が潜在意識に入りました。

何といっても初日のメインは自己誘導による「ヒューマンブリッジ」でした。参加者の皆さんは、最初は緊張されていて、自分の心と葛藤しているようでした。

「自分だけできなかったらどうしよう」と不安と戦いながら自分の番を待っていました。

しかし、一人ずつ、ヒューマンブリッジが成功すると、彼らからはホッとした表情が顔全体に現れてきました。とても良い体験をされたようです。


2日目は、一変して自分と向き合う時間になります。

内容については、参加者だけのコンテンツになりますので、詳しくお伝えすることはできないのですが、「内観法」の一つで、過去の出来事で無意識に自分の行動を阻害しているトラウマがないかを探りながら、過去からの自分を開放していくことを目指していくことを行いました。

今回のSTSに参加された方の感想をご紹介しますので、どのようなセミナーだったかを感じてみて下さい。きっと、あなたにも、その感動が伝わってくることと思います。


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申込みの時、ヒューマンブリッジは自分には“無理、無理”と思っていました。写真はできる人だけの写真だろうと思っていましたので、自分が体験出来た事に、大変感動しました。“何コレ!”『自分に出来るのだ』の言葉が強く心に芽生えました。

ティッシュペーパーに顔をうずめながらの記録は大変有難い体験でした。自分と静かに向かい合う、見つめることの始まりです。ありがとうございました。貴重な体験セミナーに感謝します。

M.N.さん

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以前、伊豆のSTSに参加した時のようなカルチャーショック的なものは慣れのせいでしょうかありませんでした。今回参加された方々は、皆とても明るく魅力的な人達で、STSの内容も再度確認できたのは
とても良かったです。

すごい思い出深い出来事が多数あって楽しかったです。先生方も大変だったと思いますが、また、何かの時は参加したいと思いました。

M.K.さん

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2日に渡ってのセミナーでしたが、1日目で呼吸法、氣のトレーニング、他者誘導、自己誘導をしてヒューマンブリッジの練習をして、最後に本当にヒューマンブリッジが出来た時は感動しました。

本山先生はヒューマンブリッジを解除する時に白丸を入れる、素直に出来た自分をほめる。素晴らしい集中力だった、良い実験ができたと言いながら解除していき、ゆっくり時間をかけ白丸を入れましょうと言われました。

2日目の朝の解緊運動、砂浜歩きなど新鮮でした。内観法は特にむずかしく感じました。アッという間の笑いと涙、涙の2日間でした。ありがとうございました。

K.K.さん

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「イライラしなくなる」「新しい自分と出会う」などの言葉にひかれて申込みました。1日目ではとても経験しきれなかった、たくさんの体験をすることができました。私は色々なトラウマに捉われて生きてきましたが、最後の内観法で一番大きかった母のことを解放できるような気がします。

ヒューマンブリッジでは終わって床に寝かせてもらった時、できた自分をほめると同時に、皆さんへの感謝「ありがとう」が心の中からわいてきました。一人ではできないけど皆で一つのことに氣を送り支える。氣を一つにする。本当に素晴らしい体験でした。

早朝の砂浜散歩もとても楽しみにしていました。自然と触れ合い、波とたわむれて原点に戻ったようでした。(中略)

これからの生き方のヒントとして、少しずつ役立てていきたいです。

E.N.さん

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1泊2日、もりだくさんの内容でした。ヒューマンブリッジは自分でできると思っていなかったので、びっくり、とても嬉しかったです。でも、できたということより、その後リラックスして心地よさを味わい、自分の中に白丸をたくさん入れることが大切というお話が印象的でした。

この合宿でたくさんの白丸が入りました。内観では母への感謝があふれてきました。最近イライラしがちでしたが、とても小さなことに思えてこれからもっと仲良く暮らせそうです。

海が気持ち良かった!どうもありがとうございました。

M.I.さん

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いかがでしたでしょうか?

参加された方は、皆さん、「新しい自分」に出会えたことに感動されたようです。

また、このSTS「スピリチュアル・トレーニングセミナー」を開催していきたいと思いますので、また次回にぜひご参加頂ければと思います。

一緒に、新しい自分を見つけましょう。

また引き続き、情報をお送りして参りますので、よろしくお願い致します。

NPO法人 日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士

「円心五法」の真髄 251冷えと免疫力の関係

2010年08月23日 | Weblog
冷えと免疫力の関係

最近のテレビ番組で夏なのに温めるだけで免疫力を高めることができる話題を放送していました。

先日、東京ビッグサイトで開催された「癒しフェアー」に行ってきましたが、そこでも、「冷え」が体に与える影響について訴えているブースが多く、その中でも個人的に興味を引いたのが、「冷えは禿げる」と説明していたブースで、つい頭皮の検査をしてもらいました。

これって、理にかなっていると思いませんか?

足湯や半身浴で充分に冷えを取り、体温を上げることで頭皮の血液循環が良くなり、当然、毛根には酸素と栄養素が送り込まれていきます。

新しい髪の毛が生える可能性が高くなります。

冷えは、色々な影響を体に与えてます。

冷えが続くと体内酵素の働きが低下やすくなり、体温自体が下がって低体温になってしまいます。

低体温になればますます酵素の働きは低下して冷えやすくなるという悪循環に陥ります。

最近、この低体温の人が増えてきています。

体温が下がると生命活動に大きく関わっている酵素の働きが低下して代謝が落ちるのです。同時に免疫力が落ちてきます。

体温が1度上がるだけで、免疫力は3倍にもなるといわれます。

なぜ、冷えると免疫力が落ちるのでしょうか?

これには、自律神経の働きが大きく影響しています。

自律神経と免疫の関係は、新潟大学の「安保 徹」先生の理論で多く説明されているので、皆さんもご存知かと思いますが、自律神経の働きで白血球の構成比率が変化していきます。

交感神経が優位になると白血球の顆粒球が増えリンパ球が減っていきます。

このような時には、ガンなどが発生しやすくなると言われています。

逆に、副交感神経が優位になると免疫に大きく関わっているリンパ球が増えて免疫力が高まります。

私たちの体の中では、毎日5,000~6,000個のガン細胞が誰でも発生しているのです。

しかし、簡単にはガンにかかりません。

それは、免疫のなかでも「NK細胞」という細胞が大きく関わっています。

NK細胞が活性している人には、ガンに発生率が半分といわれるほどです。

年齢とともに、このNK細胞は減少してくるのですが、このNK細胞を活性させる方法がやはり、副交感神経が優位な状態を作ることなのです。

それには、「睡眠」が大切です。

深い眠りを誘うには、ゆっくりと、ぬるめのお湯で、半身浴をして体を温めてから寝るようにすると、スムーズに眠りにつけます。

40度以下のお湯で体の芯まで温めるように半身浴をすると、お風呂から出て床につく頃には、副交感神経が優位になり、ぐっすりと眠れます。

体を芯まで温めた後に、足を揉むこともお勧めです。

足の筋肉が緩み、体の筋肉も自然に緩んできます。

短時間で脳の緊張が取れ、深いくつろぎを得られます。

副交感神経優位の状態になり眠りながら免疫力を高め、NK細胞も活性してくることでしょう。

ですので、サロンなどでフットセラピーの施術をする場合も、ベッド等の準備をしている際は、フットバスなどで足を温めた上で、施術を行うことが一般的になります。

十分に温めてから、リラックスした状態でフットセラピーの施術を行うことで、より深いリラックスをお客様に与えることができます。

ですので、体を温めることと、リラックスすることは、健康を維持するためにとても大切なことになります。

あなたが、フットセラピーの技術を習得した後には、基本的には、体を冷やさず、温めることに気を付けて、施術を行ってあげて下さい。

もし、フットセラピーの技術を習得したい、リラックスの状態を作る方法を知りたいというであれば、ぜひ、当校のフットセラピー講座を受講下さい。

また体験会なども開催していますので、まずは体験会からご参加下さい。

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お待ちしております。

ということで、今日は、この辺で。

NPO法人 日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士

「円心五法」の真髄 250不妊のためのフットセラピー

2010年08月16日 | Weblog
不妊のためのフットセラピー

一見関連性のないように見えるかもしれませんが、「不妊」と「フットセラピー」の関係についてお話をしたいと思います。

ここ最近、子供が欲しいのに、なかなか子宝に恵まれず、何年も子供ができないご夫婦が増えてきています。

昔は、子供が生めない嫁は離婚させられたと言われるように不妊の原因が、一方的に女性側に押し付けられてきました。

しかし、近年の不妊の大きな原因は、男女どちらがということではなく、生活環境の変化や、社会環境の変化から生じる「ストレス」であることが分かってきました。

つまり、昨今騒がれている少子化の問題は、手当などの問題ではなく、「心と体の問題」が大きく関わってきているのです。

子供手当が増えたからと言って、不妊治療を続けている人にお子さんが来るとは限りません。

政府は、本質を見極めて、適切な対応をしなければ、今後もますます、少子化に拍車がかかることでしょう。

さて、話を戻しますが、不妊の大きな原因の一つとして過剰なストレスが、男性の精子の製造数の減少や運動率を低下を引き起こしています。

精子をつくったり、性欲をわかせたりする男性の性機能は、男性ホルモンのテストステロンが充分に分泌されることにより保たれています。

ところが、ストレスがたまると、このテストステロンの分泌量が少なくなり、精力が減退したり、精子の数や運動率が低くなったりするのです。

一方、女性においても排卵の時期の遅れや、卵の質などにも影響してきているのです。

また最近女性に多いのが、子宮に関する病気が増えていることです。

不妊の方に多いのが、卵管がつまってしまって、うまく排卵ができていないと症状です。

こうして、男女問わず、心と体のバランスの乱れ、崩れから生じていることが多いのです。

実は、今までにも、妊婦さんに胎教の意味でもリラックス頂くために、フットセラピーの施術をお勧めしてきました。

しかし、世の中の状況を見ていると、妊娠する前の、不妊に悩んでいらっしゃる方にもフットセラピーがお役に立てるのではないかと考えています。

もちろん、基本的な不妊に対する相談は、不妊を専門に行っている医療機関で適切な検査や治療を受けることが重要なのですが、メンタル面でのサポートをすることができるのが、フットセラピーのような補完代替医療ということになります。

特に、今回のような「心」の問題に大きく関わっているストレスを解消するには、深いくつろぎ、リラックス感を得られるフットセラピーなどの役割がこれからの時代には必要不可欠になります。

不妊に悩まれている方は、不妊そのものにもストレスを強く感じ、より悪循環に陥ってしまいます。

永年、この問題に悩まれているというのは、こうした精神面での問題が大きく関わっているようです。

フットセラピーの最大の目的は、「間脳調整」にあります。

フットセラピーによる「間脳調節」は、瞑想を行っている時と同じような状態を手軽に保つことができるのが大きな強みです。

ご夫婦でお互いの足を揉みっこすることで、夫婦のコミュニケーションが取れ、リラックスの状態が生まれます。

同時に、この触れ合いが夫婦の絆を深くしていきます。

実は、これまでにも不妊で悩まれていた女性が受講されてきたことがありました。

彼女は、授業の中で「冷えの怖さ」や、体に与える影響などを知り、自宅で足湯や半身浴により冷えを解消していかれました。

授業では、基本になるのですが、受講生でお互いに足を揉んで練習していました。

もちろん、お家に帰られてからは、旦那さんの足を練習台にしてフットセラピーをされたのでしょう。

すると奇跡が起こりました。

7年間も妊娠できなかったにも関わらず、めでたく妊娠することができ、素晴らしいお子さんを授かることができたのです。

恐らくフットセラピーによってリラックスした状態が保たれ、お二人の生命力が高まったことが大きな原因だと思います。

もちろん、100%そうだとは言い切れませんが、いずれにしても夫婦がお互いにリラックスした状態、心の安定を保つことが、不妊に限らず健康を維持していくために重要な要素であることには変わりはありません。

不妊で悩まれているご夫婦へのアドバイスとしては、まず、専門医の相談を夫婦一緒に受けること。

どうしても恥ずかしさもあってか、こうした不妊治療の病院は女性だけということが多いのですが、男性も一緒に協力していくことで、女性の精神的な支えになり、その姿勢が子宝を授かる早道になります。

そして、同時に自分でできることは、徹底して冷えを取ることと、ストレスを解消することです。

足湯や半身浴で体の芯から温めると冷えを解消するだけでなく、気持ちが落ち着きくつろいできます。

副交感神経優位の状態になり、ストレスも同時に解消することができるのです。

そして、定期的にフットセラピーサロンなどで専門の癒しの施術を受けて心と体の冷えを取り除くことをお勧めです。

フットセラピーは、足の裏や、足の指などにあるツボ(反射区)を刺激していくことになるのですが、そこには、リラックス状態にするための副交感神経を優位にするポイントが含まれているのです。

そのため、リラックスした状態になり、且つ、血行が良くなるので、特に女性には必要になります。

また、これからフットセラピーをビジネスに活用して行こうとされているのであれば、この「不妊」に悩まれている方の心のサポートということで、フットセラピーを活用されることをお勧めします。

今の時代に必要なものですので。

フットセラピーの技術を習得したい、心と体の関係をもっと深く知りたいということであれば、ぜひ、当校のフットセラピー講座を受講下さい。

各種講座をご用意しております。

また体験会なども開催していますので、お気軽にご参加下さい。

無料体験会のお申込みはこちらをクリック

お待ちしております。

ということで、今日は、この辺で。

NPO法人 日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士

「円心五法」の真髄 249好きなことを仕事にするということ

2010年08月09日 | Weblog
好きなことを仕事にするということ

今回は、以前、お伝えした「好きなことをして生きる」というお話をしたのですが、今回は、「好きなことを仕事にする」というお話をお届したいと思います。

私の生活を振り返ってみると、どうだろうと最近思っていました。

中学の頃から国語や社会よりも、数学や理科の方が好きだと言うだけで技術系の方に進もうと思っていました。

両親からも技術系の方が就職も沢山あるというだけで工学部を選考し、通信機器メーカーに就職しました。

最初は、この仕事は自分にあっていると思い、設計した図面が実際に商品として出来上がってくるときには、なんともいえない満足感があり、自分にあっている仕事だと思っていました。

その後、営業技術者として営業の仕事を経験したときには人と接する仕事がこんなに楽しいものとは思いもしませんでした。

今までの技術的なこと以外にも興味が出てきて営業のこと、潜在能力のこと、コミュニケーションスキルなどの勉強を始めた頃に恩師である「寒河江 徹」先生との出会いがありました。

技術職のときに出会っていれば、素直に先生の話を受け止めることはできなかったのではないかと思います。

人との出会にはタイミングもとても重要です。

素晴らしい出会いの結果、足操術とも出会い足を揉んでもらう機会を得ました。

二人一組でお互いの足を揉みっこしたときの感動は今でも忘れません。

素人に足を揉んでもらってもこんなに気持ちがいいとは思いもしませんでした。

「これはすごい」今までの仕事にも誇りを持ってやってきましたが、足操術の技術を身につけ、身近な人たちの足を多く揉ませて頂くことができました。

皆さん、とても喜んでくれたのですが、あるおばあちゃんは、涙を流して拝むようにお礼を言ってくれたので、その時は、鳥肌が立つほど感動したのを覚えています。

いつの間にか「これを仕事にしたい」と思うようになっていました。

「人生は出会い」と言われますが、本当にその通りだと実感しています。

あの時の寒河江先生との出会いがなかったら今の自分はありません。

そして、今でも好きなことを仕事にさせて頂く喜びを感じることもなかったでしょう。

皆さんはいかがでしょうか?

「好きなことを仕事にする」ことができれば、こんなに素晴らしいことはないと思いませんか?

しかし、なかなか好きなことを見つけることは、そう簡単ではありません。

大好きなことに出会うコツは目の前にあることに全力投球していくことで、いろいろな出会いやチャンスが巡ってくると言われています。

ぜひとも、好きなことを見つけて楽しい、幸せな人生を手に入れていただきたいと思います。

ただ、このメルマガを読まれているのであれば、私と同様、「人を癒すこと」「人に何かを施すこと」が好きなのではないでしょうか?

ぜひそうした“好きなこと”を、仕事にしていただければと思います。

ということで、今日は、この辺で。

NPO法人 日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士



追伸:


【★特報★】無料で、マナフラフットセラピーが体験できます。


以前、ご紹介した人気のフラとフットセラピーが融合した新しいセラピー「マナフラフットセラピー」が、【無料】で体験することができることになりました。

講師は、本格的にフラを教えていらっしゃる久保田真理先生で、当校の特別講師でもいらっしゃいます。

このマナフラフットセラピーの資格は、他の資格取得は必要なく、この資格だけで、マナフラフットセラピーを教えることができます。

フラの経験がある方、または、フラに興味がある方は、まず、マナフラフットセラピーがどのようなものか、ぜひ体験してみてください。

ただし、【無料】ということと、会場の都合上、参加人数は8名限定となっております。

参加希望の場合は、今すぐお申込み下さい。

マナフラフットセラピー無料体験会のお申込みはこちらをクリック



ご参加お待ちしております。

「円心五法」の真髄 248ヒューマンブリッジの誤解

2010年08月02日 | Weblog
ヒューマンブリッジの誤解

前回、私の人生を大きく変えた「スピリチュアル・トレーニング・セミナー」についてのお話をしましたところ、大変多くの反響を頂きました。

この「スピリチュアル・トレーニング・セミナー(STS)」の紹介ページをご覧頂いたのであれば、お分かりになると思いますが、そこで椅子と椅子の間に、人が横になって、“浮いている”ように見える写真があります。

これを「ヒューマンブリッジ」と言うのですが、この写真を見た方が、「何か宗教みたい」と言っている人がいるという情報を聞きました。

私は、直接は聞いていませんでしたので、どの様な意味で言われたのかは定かではありませんが、非常に残念に感じ、寂しい気持ちになりました。

本当にお伝えしたいことが伝えられなかったことが、私の説明不足もあり反省いたしました。

セミナーの案内ページにある「ヒューマンブリッジ」の意味について、改めてご説明したいと思います。

この「ヒューマンブリッジ」を通じて、私たちは何を得られるのか?

例えば、某宗教団体の教祖様が、「えいーっ」と声をかけ人を橋のようにしてしまうというように思われているのであれば、それは誤解です。

このSTSでは、この「ヒューマンブリッジ」に限らず、体を通じて、いろいろな体験をして頂きます。これは、不思議体験をしてもらうということではなく、あなたの中にある本心、本質を知るために、こうした体験を通じて、気づいて頂くために行います。

最初は、他者誘導で「肩が床について離れない」とか「掌が額について離れない」といった、普段の生活では「そんなこと出来るの?」といった体験を二人一組になって、お互いに素直な気持ちで練習して頂きます。

この体験の目的は、素直にパートナー(誘導者)の言葉を受け入れて、それをイメージすることで、体が素直に反応していくことを体験します。

「観念は生物なり、必ず肉を支配する」という言葉を頭ではなく体で体感して頂くことになります。

こうした体験は、あなたの心の表れ、または、あなたの心をコントロールするために大切なプロセスになります。

自分の中で素直にイメージすることがで、実際に体が反応することを何度も繰り返し、徐々に理解したところで、今度は、自分自身で行う、自己誘導に入っていきます。

あくまでも他者誘導は、他人依存で誘導者の力を借りて行っていますが、自己誘導は全て自分の力で行うのです。

合宿では、参加者の皆さんや講師などが、サポートしてくれますが、現実の世界では、あなた自身しかいませんので、自分自身で何とかする力を身につける必要があります。

この自己誘導の最後に行うのが、「ヒューマンブリッジ」になります。

「ヒューマンブリッジ」の詳細は、このSTSの本質になりますので、詳しくお伝えすることはできませんが、一人ずつ呼吸を整え、自分の弱さと葛藤しながら、「えいーっ」と気合いを入れて、ヒューマンブリッジを作ります。

つまり、誰かが暗示をかけて、ヒューマンブリッジにするのではなく、あなた自身の暗示によって作られるのです。

そして、椅子の背もたれに肩と足首を乗せた、あの写真を撮ります。

つまり、最後の仕上げとして、あなた自身の心の安定を証明するのがあの「ヒューマンブリッジ」の写真ということになります。

「イメージは実現する」と良く言われますが、本当にそうなるのかと、疑問に思っている人が多いのが現状です。

でも、それは本当です。

STSでは、こうした体験を通じて、潜在意識の中に成功体験(白○)を数多く入れていくことで、自分に自信が持てるようになるように導きます。

実際のSTSで最も感動したシーンをご紹介します。

小児まひで手足が不自由な受講生の方がいらっしゃいました。

言葉も聞き取りにくく、普段の会話は筆談(不自由な手で書きます)でという方でした。

体は不自由なのですが、頭は素晴らしく良く、多くの知識が脳にびっしりと詰め込まれているという感じの方でした。

当然、「寒河江 徹」先生も「君はいいよ」といわれると思っていましたが、先生は他の生徒とまったく変わらない指導をされました。

いよいよ彼が自己誘導でヒューマンブリッジに挑戦します。

一同の氣が一つになり、彼に応援の氣を送ります。

呼吸を整えている時から、彼の「出来るだろうか」と葛藤している気持ちが伝わってきます。

両手を振り上げ、気合いもろとも振り下ろそうとするのですが、何度か繰り返していました。

しかし、自分の弱気を振り切り、「えい―っ」と両手を振り下ろし、見事ヒューマンブリッジが出来上がりました。

小児まひで、手足が動かない方なのにです。

他の参加者の目からは、涙が溢れていました。大きな大きな白○が彼の中にインプットされたことは間違いありません。

あの写真は、何か不可思議なこと、魔術や奇術ではなく、参加されている方の本当の心の形、そして、それをコントロールできた証なのです。

今、想うような人生を歩めていない、もっと成功したい、夢を実現させたいと考えているのであれば、「ヒューマンブリッジ」ができるようになってください。

これから“癒し”をお仕事にされるのであれば必見のセミナーでもあります。

スピリチュアル・トレーニング・セミナーの詳細はこちらをクリック

ご参加お待ちしております。

ということで、今日は、この辺で。

NPO法人 日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士