理事長ブログ 心と体を癒やす

健康とは「健体康心」の略語です。体が健やかで心が康らかな状態を指します。心身の健康をセルフケアする方法を紹介しています。

円心五法の真髄556 心と体が生まれ変わるセラピーが好評!

2016年08月31日 | Weblog
28日(日)は東京の会員勉強会、30日(火)は中部地区会員勉強会で「心と体が生まれ変わるセラピー」を紹介し、一部を実践したところ、大好評でした。

悲しみや怒り、憎しみ、人間関係の悩みや経済の悩みが背中に現れてくることを以前にもお話しました。

背中のしこりを緩めることでこれらの悩みの捉われから開放することができるという感情ほぐしのセラピーとフェイスやハンド、フット、腸、ヘッドセラピーを組み合わせたセラピーです。

それではこのセラピーの流れを簡単に説明しましょう。

先ず、経絡の滞りや骨格の歪などをKeiraku Caerdを使って客観的に観察します。

12の経絡は顔や胸、手、足で次の経絡につながります。滞りのある経絡が分かり、骨格の歪が分かってくれば、その方にどの様な施術を行うえば、より効果が期待できるのかが分かります。

手には12経絡の中の6本、足にも6本の経絡が流れてきており、手から顔に流れる経絡は顔で足に行く経絡につながり、足に流れてきた経絡は足で次の経絡につながり、胸まで上がっていきます。

胸で手に流れる経絡につながり、手に流れた経絡は手で次の経絡につながり、顔に流れていくのです。このように全身に経絡を通してエネルギーを巡らしているのです。

そこで、観察した経絡の滞りや骨格の歪みを元に、セラピーの流れを組み立てていきます。

感情ほぐしのセラピーで背中の歪みと同時に感情をほぐした後、フェイスセラピーで、顔の表情を明るくすることで、前向きな気持ちが現れてきます。

次に手に流れている経絡の人にはハンドセラピーを入念に行い、足に流れる経絡の人にはフットセラピーを入念に行います。

心の緊張が取れ、体の筋肉も緩んできたところで、腸セラピーに入ります。健康を保つ大きな要因に腸の環境があります。

腸内フローラが正常であれば、免疫力も高まり、生活習慣病の予防にもつながってくるのです。

最後にヘッドセラピーで最高のくつろぎを味わい、間脳が正常に働きだします。胸や顔でつながる経絡にも、心地よい刺激が入り、全身の気血の流れが正常になっていくのです。

皆さんも是非、究極のセラピーを味わいませんか。

それでは本日はこの辺で。

NPO法人日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士

円心五法の真髄555 スマホで首、肩こりが激増!

2016年08月24日 | Weblog
スマホを片手にあちこちを歩き回っている人が増えました。「ポケモンGO」が大流行です。

皆さんはアプリをダウンロードしましたか?私はやるつもりがありません。なぜかというと、はまってしまうのが怖いのです。夢中になり、自己管理ができなくなりそうなので、やらないと決めました。

このスマホを見ながらの「ながら歩き」が多くなったと思いませんか。この人たちの姿勢を見ると頭が下がり、猫背気味になっている人が多いのです。

若い人たちに肩こりや頭痛持ちが多いのもこの姿勢のせいではないかと思っています。

頭の重さは体重の10~15%の重さがあります。スマホを見ながら頭だけが前傾した姿勢になればこの重さを支えるのは首や肩の筋肉なのです。

首や肩の筋肉といえば「僧帽筋」があります。また、この奥にある「菱形筋」や「肩甲挙筋」などに大きな負荷がかかり、筋肉疲労を起こして、肩こりや首のこりを引き起こすのです。

正しい姿勢であれば、頭の重さは背骨の頸椎や胸椎で支えることができ、首や肩の筋肉にはそれほど負荷はかかりません。

スマホやパソコンに夢中になると、無意識に背中が丸くなり、頭が前傾し、あごが突き出すような姿勢になっていませんか。

姿勢が悪くなると首や肩の凝りだけでなく、内臓を圧迫する姿勢になります。同時に呼吸にも影響し、充分に酸素を吸い込むことができなくなります。

脳の酸欠状態から集中力の低下にもつながり、この状態が慢性化すると自律神経やホルモンのバランスにまで影響し、不定愁訴の原因にもなります。

場合によっては「ウツ」になることもあるといわれています。スマホを横に置き、パソコンをしている人は立ち上がり、自分の姿勢を確認してみましょう。

いつでも手軽にできる姿勢改善の方法を紹介しましょう。

立ち上がり、背筋を伸ばして立ちます。肩が上に持ち上がるように息を吸い込み、吐く息でストンと肩を落とします。

今度はウエストの細いズボンをはくときのようにお腹をへこませます。この状態を10~30秒続けます。気がついたとき、一日何度でも行いましょう。

この状態でウォーキングをするとダイエットにもいいのです。直ぐに実践してみませんか。

それでは本日はこの辺で。

NPO法人日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士

円心五法の真髄554 ひょっとしたら、髪の毛が増えるかも!!

2016年08月17日 | Weblog
1週間、夏休みを頂き、リフレッシュさせて頂きました。本日より事務所に出てきました。皆様のご協力、ありがとうございました。

寒河江徹先生のもとで、仕事をさせて頂いたころの写真が出てきました。見ると髪の毛はふさふさとしているではありませんか。

髪の毛の薄さを感じている時に育毛セラピーのモニター依頼がきました。嬉しいお誘いと、すぐにモニターを引き受けました。

週1回の体験を始めて、一カ月少しが経過しました。その影響なのか髪の毛が立ってきたように感じています。

三ヵ月間のモニターですが、この間に少しでも育毛の兆候が出てくれれば嬉しいなと、楽しみに体験をしております。

最近は男性だけでなく、女性にも薄毛で悩んでいる方が増えているようで、深刻に悩まれているお話を耳にするようになりました。

薄毛の原因として加齢によるものや遺伝によるものはある程度仕方のないものでしょうが、予防できることがたくさんあります。

また、もう一つの悩みは白髪です。色素を作るメラサイトの機能の低下とメラサイトを供給する「色素幹細胞」の働きの低下が主な原因だと言われます。

薄毛や白髪は加齢や遺伝が大きく関わりますが、何よりもまずは頭皮への栄養状態を整えることが大切です。

若くて薄毛に悩む人は栄養不足が主な原因のようです。鉄や亜鉛、ビタミンC、たんぱく質など、バランスの取れた食事を心がけましょう。それだけで薄毛が改善される人も少なくないようです。

同時に、毛根の働きを高めることが大切です。頭皮の硬直や血流不足があると毛根に充分栄養がいき届かず、毛母細胞の働きが低下してしまうのです。

また、毛根の過剰な皮脂を放っておくと酸化して、毛母細胞に負担をかけてしまいます。

栄養の補給や頭皮のケアは、早く始めるほど薄毛や白髪の予防に効果的です。血行を促し、頭皮を健やかに保つヘッドセラピーを紹介しましょう。

1. シャンプーだけでは落としきれない皮脂を浮かせるのに、頭皮全体にホホバオイルをなじませ、しばらく置きます。

2. 頭骨の際の「完骨」「風池」「天柱」のツボを両親指で3回押します。

3. 膀胱経のラインの生え際から4本指を百会の方向に並べ 中心方向に押し、頭骨に人差し指が触れるまで移動し、押します。(3回)

4. 胆経の2本のラインも同様に押していきます。最後に督脈を生え際から頭骨の際まで4本指で押します。(各3回)

5. 側頭部のこめかみに手根部をあて頭頂方向に挟むように引き上げます。頭頂に向かって3か所行います。(各3回)

6. その後、シャンプーで1回目は髪や頭皮の汚れを落とします。2回目は頭皮全体をマッサージするように行います。

今日も体験の日です。私の三か月後を楽しみにお待ちください。

それでは本日はこの辺で。

NPO法人日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士

円心五法の真髄553 秋に向け集中力を高めて成果を出す

2016年08月10日 | Weblog
土用の丑の日にはウナギを食べましたか?残念ながら私は食べませんでした。季節の変わり目である土用を過ぎ、立秋になりましたが、まだまだ猛暑が続いています。

ブラジルも暑いのでしょうが、今朝のニュースではオリンピックで活躍されている選手たちが取り上げられていました。気になったスポーツはやはり7人制ラグビーでした。

初戦を優勝候補のニュージーランドを破り、2戦目のイングランドにもロスタイムでのトライを決め、その後のコンバージョンを決めれば同点というところで、キックが決まりませんでした。

ここに五郎丸選手がいれば入れただろうと、勝手な思いを巡らしていました。五郎丸選手はメンタル面の強さやルーティンの動きで集中力を高める訓練の成果でしょうね。

成果といえば五行では「金」に属し、収穫の秋でもあります。色々なものが実ってくる時期です。猛暑の中ではありますが、秋に向けて成果を出すことを意識することが結果に繋がることでしょう。

「金」の臓腑は「肺」「大腸」です。経絡の肺経や大腸経に滞りがあると金のエネルギーが低下し、集中力も低下、その結果、成果に繋がらなくなってしまいます。

そこで、肺経と大腸経のエネルギーの流れを良くしましょう。二つの経絡は手に出てきていますので、ハンドセラピーで経絡を流していきます。特に親指や人差し指の爪の際を入念に揉みましょう。

また、手首の周辺を押し揉みしたり、手首回しで手首を緩めるのも効果的です。同時に腸セラピーで大腸を緩めていきましょう。

五行には相生と相剋という考え方があり、「金」の親は「土」となり、この関係を相生の関係といいます。そこで、子供丈夫にしたければ、親を丈夫にしようという考え方です。

親である「土」の臓腑は「脾」と「胃」で経絡では「脾経」と「胃経」にあたります。この二つの経絡の流れを良くすることで、「土」のエネルギーが高まり、膵臓や胃の調子も良くなることでしょう。

二つの経絡は足につながっています。そこでフットセラピーを行いましょう。特に脾経がつながっている第一趾(親指)や胃経がつながっている第2趾(人差し指)を入念に揉み解しましょう。

親が丈夫に元気ななれば子どもも丈夫に元気になります。要するに「金」のエネルギーも高まり、肺や大腸の働きも高まってきます。

その結果、集中力も高まり、暑さで中々、進まなかった仕事ややらなければいけないこともスムーズに進み、成果につながってくることでしょう。

猛暑だからこそ、今の時に「金」のエネルギーを高めて成果を出しましょう。

それでは本日はこの辺で。

NPO法人日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士

円心五法の真髄552 夏の暑さから心臓を守る

2016年08月03日 | Weblog
今年の梅雨明けは遅かったですね。本格的な暑さが始まりました。暑さといえば熱中症が思い浮かびます。皆さんはどのような熱中症対策をされていますか。

普段から運動していない人は汗をかきにくく、熱中症になりやすいと言われています。「暑熱順化」と言って汗をかいて体温を下げることができないからなのです。

これから甲子園も始まりますが、あの猛暑の中、猛烈に汗をかくにも関わらず、熱中症にならないのはなぜでしょうか。当然、ミネラルを含んだ水分は充分に補給することが大切です。

しかし、汗をかかない運動不足の人はやや暑い環境で、少しきつい運動(速足でのウォーキングなど)を毎日30分、2週間続けると暑さになれる「暑熱順化」が完成するといわれます。

猛暑の夏は熱中症だけではありません。東洋医学の「五行」の考え方に「五悪」と言って私たちの体に悪い影響を与えていくものがあります。

夏の季節は五行では「火」に属し、五悪では「暑」ということになります。暑さによる害が出やすい時期なのです。

それでは「火」に関わる臓腑は何かというと「心臓」と「小腸」に当たります。暑さのために、心臓などの循環器に負担をかけることになり、冷たい物のとり過ぎで、消化吸収力が落ちてきます。

この時期、心筋梗塞や脳梗塞が増えるのも理解できます。それではセラピストとしてどのような対策をすればいいのでしょうか。

この臓腑に関わる経絡といえば「心経」と「小腸経」それに「心包経」や「三焦経」が関わってきます。

これらの経絡は手につながっていますので、基本的にはハンドセラピーを行うのがいいでしょう。

手の小指には心経と小腸経が流れていますので、小指をクルクルと回したり、グリグリと痛いくらいに揉むのも効果的です。

また、爪の両角に井穴といわれる特効のツボがありますので、ここを痛いくらいに刺激しましょう。

また、小指側の手首にも効果的なツボがありますので、手首の小指側を揉んだり、手首をクルクルと回すのもお勧めです。

もう一つの心包経と三焦経も手の中指と薬指に流れてきています。小指と同様に回したり、揉んだりします。そして、爪の際を痛いくらいに刺激するといいでしょう。

手の平側の手首の中央には心包経、甲側の中央には三焦経のツボがあります。やはり手首をクルクルと回したり、手首のツボを刺激するのもいいです。

小腸経と三焦経は顔にもつながっていますので、軽く、顔全体をタッピングするのも効果的です。
ハンドセラピーやヘッドセラピーで、猛暑を乗り切りましょう。

それでは本日はこの辺で。

NPO法人日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士