本山健治の円心五法の真髄

「円心五法」の真髄を中心に健体康心についての気づきをお届けしています。

円心五法の真髄661 瞑想教室で達人を目指す!

2018年09月26日 | Weblog
瞑想について数回に亘り紹介してきましたが、文章だけでは「良くわからない」「中々続かない」などの声を頂きました。

その声にお応えして、協会本部のセミナールームで少人数の瞑想教室をスタートします。


教室は瞑想を始めるきっかけとなり、日々の生活に瞑想を活かし、自己実現を目指して頂くことを目的に行います。

主なプログラムを紹介しましょう。

先ずは心身の緊張を取り除く解緊運動から始めます。関節を柔軟にし、気血の流れを良くすることで心の緊張も取れてきます。

次に呼吸法の練習です。最近は呼吸が浅く胸式呼吸になっている人が多いようです。

浅い胸式呼吸では酸素と二酸化炭素のガス交換が充分に行われず、末端の細胞は酸欠状態になりがちです。

また、横隔膜を大きく動かす腹式呼吸は自律神経を副交感神経優位に変えますが、胸式呼吸では副交感神経に変わりにくいのです。

瞑想を行うにはこの副交感神経優位の状態を継続することが大切になります。

次に座法はイスに座って行う場合と床に座って行う場合を体験し、瞑想が楽に行える自分なりの座法を決めます。

座って呼吸に意識を向けているといつの間にか雑念が浮かび上がってきます。これを振り払おうとせず、呼吸に意識を戻すようにします。

この状態から感覚コントロールで色彩をイメージする訓練を行います。

これら一連の流れを最初は誘導を通して体感し、いつでもどこでも瞑想状態に入る訓練を行います。

瞑想教室を通していつでもどこでも手軽に瞑想を行うことができ、自己実現への道を手にすることができることでしょう。

開催の詳細は本部までお問合せください。

それでは本日はこの辺で。
NPO法人日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士

円心五法の真髄660 自己実現を目指し、瞑想を始めてみよう!

2018年09月19日 | Weblog
瞑想は世界中で活用されています。有名な大企業のトップが実践しているマインドフルネスこそ瞑想そのものです。

なぜ、このような人たちが瞑想を実践するのでしょうか。そこには自己実現への道があるからではないでしょうか。

私たちがよく使う「観念は生物なり、必ず肉を支配する」と言う言葉があります。

また、ナポレオンヒルの著書「思考は現実化する」は同義語ではないかと思います。

強烈な思い(観念)は生き物のように体に影響を与えていくのです。

強烈に思い続けることは必ず実現すると言うのですが、現実はいかがですか?

中々、思うようにいかないとお思いの方が多いのではないでしょうか。実はこれには重要なポイントがあります。それが潜在意識への自己暗示なのです。

通常の状態では暗示が表面意識で止まってしまい、潜在意識に入っていかなくなります。

潜在意識に暗示が入らないと、暗示効果が発揮されず、行動につながらなくなり、当然、結果にもつながりません。

しかし、心身のくつろいだ状態で瞑想を行うと表面意識と潜在意識の間にあるフィルターが開き、スムーズに暗示が潜在意識にインプットされるのです。

瞑想を行いながら「なりたい自分」を強烈にイメージし続けると、この暗示が潜在意識に溜まっていき、自己実現につながるのです。


そこで、6分間瞑想で紹介したことを思い出しましょう。心身の緊張を取る解緊運動で緊張を取り除きます。

次に姿勢を正し、呼吸を整えます。ここで、イメージの訓練を行います。前回の「感覚コントロール」を思い出します。

心身がくつろいだ状態でのイメージはストレートに潜在意識に溜まっていき、自己実現できるのです。

それでは本日はこの辺で。

NPO法人日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士

円心五法の真髄659 6分間瞑想法の実践「感覚コントロール」!

2018年09月12日 | Weblog
姿勢が整い、呼吸が整ったところで、感覚をコントロールする内面に踏み込むことにしましょう。

意識を集中しようと焦れば焦るほど表面意識を刺激して脳が興奮してきます。

例えば「眠ろう、眠ろう」と意識するとかえって寝付かれなくなってしまう経験をしたことはありませんか。

瞑想の本質は表面意識の理性の壁を取り払い行動の本質と言われる潜在意識に働きかけることにあるのです。

この時の状態は、意識は脳の片隅にありながらも“ポカーン”とした状態で内観(自分自身の内面に目を向ける)状態に意識を持っていくことです。

次の段階では積極的に内観して「こうありたい自分」をイメージしていきます。しかし、最初から思うがままのイメージを作ることは難しいものです。

そこで、初めのころは色彩イメージトレーニングから入ることをお勧めします。

この色彩トレーニングは、日常の生活で目に触れる色を鮮明にイメージする訓練です。

例えば真っ青な青空とか、新緑の緑溢れる葉の色、真っ赤な夕日、真っ白な壁など視覚に入った瞬間にまぶたを閉じ、その色を脳裏に焼きつかせます。
  

再び、その色を鮮明にイメージして引き出す訓練をしていくのが、色彩トレーニングです。

この訓練が上達すると色彩だけでなく、物でも、人物でも記憶したいものが強烈な印象となって潜在意識に記憶されていきます。

記憶されたものを引き出したい時には自由自在に表面意識に現すことができてきます。

それも、うっすらと表面化するのではなく、映画のスクリーンでも観るかのように鮮明な像で現れてくるのです。

イメージトレーニングが上達するに従い、「なりたい自分」の映像が潜在意識に深く刻み込まれ、イメージをする度に鮮明な映像が現れてくることでしょう。

10月より瞑想セミナーを開催してまいります。詳細はホームページでお知らせします。本部セミナールームでお会いいたしましょう。

それでは本日はこの辺で。

NPO法人日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士

円心五法の真髄658 6分間瞑想法の実践「座法と呼吸法」!

2018年09月05日 | Weblog
心身の緊張が取れ解放されました。次は瞑想法の基本である座法と呼吸法です。

正座が正しい姿勢をとりやすいので、お勧めしますが、足のしびれなどに意識がいってしまい瞑想を継続できなくなってしまいます。

大仏様の座られている姿が一番です。その姿をイメージするといいでしょう。お尻の下に座布団などを当てるのも姿勢が楽になります。


今回はイスに座って行う方法をご紹介します。

背もたれのあるイスでは寄りかからずに腰掛けます。膝の間が拳二つ入るくらいに開いて座ります。

軽く目を閉じ、意識を背筋に向け、真っ直ぐに伸びた背骨をイメージします。

吸う息に合わせて肩が持ち上がるように吸い、吐く息で肩が自然に落ちていきます。この時、肩の力も抜けてしまいます。

次に意識を丹田(下腹)に移し、丹田の位置に両手の4本の指を立てます。息を吐く時に指先を丹田に最初は強めに押し込みます。吸う息に合わせて、指を持ち上げるように吸い込み3回続けます。

両手の平を丹田に起き、丹田から意識を外してポカーンとします。頭の中では何も考えない状態で、瞑想に入れる環境が整いました。

呼吸の4原則について説明しておりましょう。

初めに吐息(吐く呼吸)は筋肉や神経、血管などの緊張を取り除き、弛緩させる効果があります。

緊張する場面では吐息で息を吐ききるようにしましょう。気持ちが落ち着いてくるのを実感できます。

次に長息(長い呼吸)は深い長い呼吸で、長生きに通じると言われ、長寿の人はこの呼吸が自然にできていたそうです。

次は腹息(腹式呼吸)です。横隔膜を充分に使う呼吸で、肺のガス交換の効率を高め、自律神経の働きを正常に戻す、効果の高い呼吸です。

最後に留息(留める呼吸)は瞬時に力を発揮する時に使います。また、心理的肉体的に耐性をつける効果も期待できる呼吸です。

正しい姿勢と呼吸で瞑想に入っていきましょう。

それでは本日はこの辺で。

NPO法人日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士