円心五法の実践
松井選手の所属するヤンキーズがア・リーグ東地区優勝を決めました。優勝を決めたのは松井選手のヒットでした。祝賀パーティーでは本当に嬉しそうな松井選手を見ることができ、日本のファンもほっとしたことでしょう。
膝の手術で昨年は選手として活躍することができず、今年の前半も中々調子を上げることができずにいました。早々と新聞などは来期、ヤンキーズに残留できないのではないかという記事が多く目立ちました。そのような瀬戸際だっただけに嬉しさも格別だったことでしょう。
これだけ活躍したのだから、残留できるだろうと思うのは日本人だけかもしれません。ニューヨークのファンもフロントも外人独特の「いいものはいい」「悪いものは悪い」という感覚で物事を判断していくかもしれません。これがプロの世界なのかもしれませんが、我々の感情の面では「これだけ活躍したのだから」と思ってしまします。
西洋の狩人民族の考え方には「白」「黒」はっきりさせる傾向があります。このような考え方から見ると農耕民族の日本人は中途半端で自己主張がないように思われているようですが、日本人の遺伝子に組み込まれている「侘び、寂び」の感覚や「おもてなしの心」「相手を思いやる優しさ」などが、日本人の本質です。
自己主張をして自分の言い分を通すより、回りの人に配慮しながら行動するため、ファジーととらえられるのでしょうが、これが日本人の良さではないでしょうか。
私自身は「白」「黒」と明確に分けることにはどうしても違和感があります。東洋の「陰陽論」でもいうように「陰」と「陽」は相反する関係にあるが、この関係は常に変化をしながら存在しています。消長で陰陽の関係が弱くなったり、転化で陰陽の関係が逆転したりしています。
自己主張をして自分の言い分を通すことだけがいいことではありません。これからの時代はこの日本人の心が見直されてくることと思います。現代のようなギスギスした時代だからこそ心の癒しを求めているのです。
松井選手の残留するのか残留しないのかを私たちがとやかく言うことではないでしょう。松井選手自身は「人事を尽くして天命を待つ」心境ではないでしょうか。
発信元:NPO法人日本フットセラピスト協会
松井選手の所属するヤンキーズがア・リーグ東地区優勝を決めました。優勝を決めたのは松井選手のヒットでした。祝賀パーティーでは本当に嬉しそうな松井選手を見ることができ、日本のファンもほっとしたことでしょう。
膝の手術で昨年は選手として活躍することができず、今年の前半も中々調子を上げることができずにいました。早々と新聞などは来期、ヤンキーズに残留できないのではないかという記事が多く目立ちました。そのような瀬戸際だっただけに嬉しさも格別だったことでしょう。
これだけ活躍したのだから、残留できるだろうと思うのは日本人だけかもしれません。ニューヨークのファンもフロントも外人独特の「いいものはいい」「悪いものは悪い」という感覚で物事を判断していくかもしれません。これがプロの世界なのかもしれませんが、我々の感情の面では「これだけ活躍したのだから」と思ってしまします。
西洋の狩人民族の考え方には「白」「黒」はっきりさせる傾向があります。このような考え方から見ると農耕民族の日本人は中途半端で自己主張がないように思われているようですが、日本人の遺伝子に組み込まれている「侘び、寂び」の感覚や「おもてなしの心」「相手を思いやる優しさ」などが、日本人の本質です。
自己主張をして自分の言い分を通すより、回りの人に配慮しながら行動するため、ファジーととらえられるのでしょうが、これが日本人の良さではないでしょうか。
私自身は「白」「黒」と明確に分けることにはどうしても違和感があります。東洋の「陰陽論」でもいうように「陰」と「陽」は相反する関係にあるが、この関係は常に変化をしながら存在しています。消長で陰陽の関係が弱くなったり、転化で陰陽の関係が逆転したりしています。
自己主張をして自分の言い分を通すことだけがいいことではありません。これからの時代はこの日本人の心が見直されてくることと思います。現代のようなギスギスした時代だからこそ心の癒しを求めているのです。
松井選手の残留するのか残留しないのかを私たちがとやかく言うことではないでしょう。松井選手自身は「人事を尽くして天命を待つ」心境ではないでしょうか。
発信元:NPO法人日本フットセラピスト協会