民主党の代表選が今日行われます。代表に選ばれた人が日本の首相になるのですが、我々国民は選択することには一切関われません。民主党の中では大騒ぎですが、国民はしらけている状態です。
東北の被災地の人達にとっては政府の動きに怒りを感じる人も多いのではないでしょうか。すでに半年近くが過ぎようとしているのに、まだまだ復興への具体的な政府の方針は出されておらず、待ちきれない地方自治体は独自で動き出している所もあります。
政府の批判ばかりしていても仕方ありませんが、周りの国々はこの様な日本をどの様にみているのでしょうか。リーダーシップをとり、世界を引っ張っていくような国になって欲しいものです。この日本を引っ張っていく真のリーダーの誕生を期待するのは私だけではないでしょう。
先日のテレビ番組「カンブリア宮殿」で「憂鬱でなければ仕事じゃない」という本を共著で出版された幻冬舎社長「見城 徹」氏とサイバーエージェント社長「藤田 晋」氏を招いての「村上 龍」氏との対談がとても印象的でした。
見城氏はミリオンセラーの本を何冊も手掛けられているカリスマ編集者で、例えば、今まで書いてもらえなかった、石原慎太郎氏に本を書いて欲しいと思うと、石原氏が書かれた著書を全文暗記するほど読み込み、その感想文を手紙で何度も送り、どうにか会うことができたそうです。
石原氏に会った時には暗記した本を、本人を目の前にして最初から朗読したそうです。すると、途中で「分かった、書くよ」という返事をもらい、それ以来、信頼してお付き合いができているそうです。見城氏のキーワードは“極端”だそうです。
また、親子ほど年の差がある藤田氏も極端で、入社2年目の社員を関連会社の社長に抜擢するという、常識では考えられないことをされています。しかし、藤田氏によれば非常識ではなく、ごく当たり前のことなのです。
本人も24歳で起業し、26歳で上場したという経営者で、自分自身がそのような経験をして来られているので、やる気のある人材には早く、経営者としての勉強をさせる事が、人材を育てていくことにつながるというのです。
極端ということは勇気ある決断が必要です。今、この様な決断ができるリーダーが必要な時代ではないでしょうか。
織田信長は桶狭間で絶対的に不利と言われた今川義元を倒し、一気に日本の国を一つにまとめようとしました。この時、常識的な事をやっていたのでは当然勝ち目はなかったでしょう。極端な発想が勝利をもたらしました。織田信長の勇気ある決断があったからです。
その後、豊臣秀吉、徳川家康を経て、日本が一つの国としてまとまりました。しかし、安定した江戸時代も終わり、明治維新で新しい時代を迎えました。やはりこの時にも坂本龍馬のような若いエネルギーが日本を変えていったのです。
そして、今回の地震による東北地方の壊滅的な崩壊は戦後の日本と同じ状況に近いものがあります。戦後すぐの政府の方針を「エネルギー対策」に絞り込み、火力発電には石炭が必要ということで、炭鉱の充実を徹底して図った結果、復興には50年は必要といわれたものがわずか、10数年で復興したのです。
民主党の代表選で誰が選ばれるか分かりませんが、首相になられる方には素晴らしいリーダーとして勇気ある決断で、東北の復興や経済の活性化に力を注いで欲しいものです。
それでは、本日は、この辺で。
NPO法人 日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士
東北の被災地の人達にとっては政府の動きに怒りを感じる人も多いのではないでしょうか。すでに半年近くが過ぎようとしているのに、まだまだ復興への具体的な政府の方針は出されておらず、待ちきれない地方自治体は独自で動き出している所もあります。
政府の批判ばかりしていても仕方ありませんが、周りの国々はこの様な日本をどの様にみているのでしょうか。リーダーシップをとり、世界を引っ張っていくような国になって欲しいものです。この日本を引っ張っていく真のリーダーの誕生を期待するのは私だけではないでしょう。
先日のテレビ番組「カンブリア宮殿」で「憂鬱でなければ仕事じゃない」という本を共著で出版された幻冬舎社長「見城 徹」氏とサイバーエージェント社長「藤田 晋」氏を招いての「村上 龍」氏との対談がとても印象的でした。
見城氏はミリオンセラーの本を何冊も手掛けられているカリスマ編集者で、例えば、今まで書いてもらえなかった、石原慎太郎氏に本を書いて欲しいと思うと、石原氏が書かれた著書を全文暗記するほど読み込み、その感想文を手紙で何度も送り、どうにか会うことができたそうです。
石原氏に会った時には暗記した本を、本人を目の前にして最初から朗読したそうです。すると、途中で「分かった、書くよ」という返事をもらい、それ以来、信頼してお付き合いができているそうです。見城氏のキーワードは“極端”だそうです。
また、親子ほど年の差がある藤田氏も極端で、入社2年目の社員を関連会社の社長に抜擢するという、常識では考えられないことをされています。しかし、藤田氏によれば非常識ではなく、ごく当たり前のことなのです。
本人も24歳で起業し、26歳で上場したという経営者で、自分自身がそのような経験をして来られているので、やる気のある人材には早く、経営者としての勉強をさせる事が、人材を育てていくことにつながるというのです。
極端ということは勇気ある決断が必要です。今、この様な決断ができるリーダーが必要な時代ではないでしょうか。
織田信長は桶狭間で絶対的に不利と言われた今川義元を倒し、一気に日本の国を一つにまとめようとしました。この時、常識的な事をやっていたのでは当然勝ち目はなかったでしょう。極端な発想が勝利をもたらしました。織田信長の勇気ある決断があったからです。
その後、豊臣秀吉、徳川家康を経て、日本が一つの国としてまとまりました。しかし、安定した江戸時代も終わり、明治維新で新しい時代を迎えました。やはりこの時にも坂本龍馬のような若いエネルギーが日本を変えていったのです。
そして、今回の地震による東北地方の壊滅的な崩壊は戦後の日本と同じ状況に近いものがあります。戦後すぐの政府の方針を「エネルギー対策」に絞り込み、火力発電には石炭が必要ということで、炭鉱の充実を徹底して図った結果、復興には50年は必要といわれたものがわずか、10数年で復興したのです。
民主党の代表選で誰が選ばれるか分かりませんが、首相になられる方には素晴らしいリーダーとして勇気ある決断で、東北の復興や経済の活性化に力を注いで欲しいものです。
それでは、本日は、この辺で。
NPO法人 日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士