「滝」の俳句~私の心に見えたもの

220728 佐々木博子(「滝」瀬音集・渓流集・瀑声集 推薦作品より)

いちまいの楽譜の中の夏の海 佐伯時子 「滝」9月号<滝集>

2011-09-15 20:45:32 | 日記
 「夏の海」の曲と言えば、私は、<海は広いな大きいな、
月がのぼるし日がしずむ~」を思いだすが、個々の耳にそれ
ぞれ違った曲が流れるのだろう。「いちまいの楽譜」という
小さな物から大きな海が広がってくる。だから俳句は面白い。
たった十七文字の一行詩は時として雄弁になる。(H)