今日も素朴すぎる居住区ナデジュダ・・・ ちょいと用事でいつものキルコフのパザール(ジェンスキー・パザールともいう)へ。そうだ!こっちの方に来たからにはロシア食材店もチェック!! 数年前このブログにも書きましたが、今でもここのペルメニ、つまりアタクシ的には「冷凍餃子」を仕入れに来ています。でも今日はこの他にもこの後に用事があって、冷凍食品を持ち歩くのはムリ・・・ということで・・・ 何も買わないのも何だから、「ショコラドヴィ・ボンボニ」(チョコレート菓子)でもちょこっと買おーっと!!
ソフィア市中心部、中央駅にほど近い「フリスト・ボデフ通り」にあるこのお店、ナデジュダ区からは、86番バスや6番トラムで行くとイッパツです。さらーっと入ってみました。実は私ここのチョコ、けっこうポイント高いと思っているんスよね~!! ロシアのチョコは、中のフィリングがソフトで、1個1個が一つのデザートになるスイーツって感じの食べごたえ。さすがに甘いもの大好きな国民です。
その日のレジのおねーさんはどちらかというとカザフスタンとかにいそうな、日本人のアタシが親しみわいちゃう系のキュートさん。20歳くらいのコでした。出てくるとき、毎月発行されている月刊の宣伝新聞をゲット!! これ、ロシア、ウクライナ系方面のニュースや情報も出てて、いいんですよね~。例えば「ソフィア発オデッサ(ウクライナの黒海沿いの都市)行のバス、運航開始!」なんて情報や、「ソフィアでこの店の系列のロシア料理レストランがムラドストに開店!」なんて情報があったり・・・前来た時にきいたのは、ここの店員さんたちの多くはモルドヴァ出身なんだそうで・・・んっ?じゃこの今あったコもそうなのかな? モルドヴァにもああいうコがいるんだ~。
さ~て、今月のセールはァ~っと♪(てーってれってーっとサザエさんの予告テーマ)・・・お店の壁にも大きく貼り出されてるし、宣伝にも大きく出てます・・・ オオオ~っ!! 今週はコンデンスミルクが一缶2.8レバ!! 2割引きだ~っ!! そして今週はペルメニも2割引き!! これは絶対に買いだ~~っ!!
友人のロシア人、マックスとターシャも遊びに来ているときにこの広告を見つけて、「えっ?近くにあるの?」と食いついてきました!! よしっ!! いっしょに行こうかーっ!!
最新の画像[もっと見る]
-
持続可能になってほしい! 3ヶ月前
-
持続可能になってほしい! 3ヶ月前
-
ウチのブログを参考にしなよ~!!(笑)ヨーロッパ トラムの旅byNHK 4ヶ月前
-
ウチのブログを参考にしなよ~!!(笑)ヨーロッパ トラムの旅byNHK 4ヶ月前
-
「ドカ食い気絶部」ではございませんが 4ヶ月前
-
「ドカ食い気絶部」ではございませんが 4ヶ月前
-
「ドカ食い気絶部」ではございませんが 4ヶ月前
-
「ドカ食い気絶部」ではございませんが 4ヶ月前
-
キュンパス♡で行く冬の北東北でグルメ&観光 4ヶ月前
-
キュンパス♡で行く冬の北東北でグルメ&観光 4ヶ月前
少しだけ、老人の知識を披露します。
このロシア語は、Bere:zkaで、2番目のeの上に点々がついているので、e:で読み方はヨーとなります。ブル語なら、yo。
Bere:za=ベリョーザが元で、白樺の意味(ブル語では、brezaです)。Bere:zka=ベリョースカは、その愛称形。
Bere:zkaと言う店は、社会主義時代にソフィア市のOborishte地区(社会主義時代に、偉いさんたちが住んでいた高級住宅街)の確かShipka通りに所在した、ソ連経営の外国人向けの店(マトリョーシュカ、その他のロシアの土産物を売る店)でした。
ベリョースカは、ソ連本国では、モスクワその他大都市に所在した、外国人向けのドルショップ(西側の貨幣でしか買い物ができない)の店名でもありました。
もっとも、Shipka通りの店は、ブルのレフ貨で買えるお店でした。
社会主義時代のロシア人にとっては、ベリョースカと言う外貨店は、ドルを所持することができた、一部特権階級のみが出入りできた、羨ましいお店でした。
ブルにも同様の施設があり、Korekomとの名称でした。どういう意味なのかは不明でしたが、我々日本人は、ドルを持っていたので、この店でアメリカ・タバコ、スコッチウイスキー、西側製の靴など、ブル人垂涎の的の商品が安く買えました。そのため、ブル人で近寄ってくる人物の多くが、コレコムで○○を買ってほしいという依頼のためで、うるさかった。下手にブル人と友人関係などになれなかった。
なお、ブル人のために商品を買って、闇レートでレフ貨を受け取るのは違法で、危ないから、その意味でも困りました。
コレコムで買った日本製品(なのかな?)のテレビやラジカセが今でも壊れない、と言ってくれる友人がいます。ベリョースカという名前にはそんな歴史があったんですね・・・
Matre:shkaも露和辞典で確認できました。やはり、e:でヨーと発音する方式を取っています。
ちなみに、辞書などではきちんとe:の文字をつかうけど、ロシア人の間の「日常的な用法」としては、e:の時も面倒だからというか、eで代用することもあったと思う。普通、e:である文字の入った単語などはロシア人なら、ここはヨーだと分っているから、わざわざ正確にe:の文字を使わないことも多い、ということだったと思う。