おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

10月はじゅうたん丸洗い!!

2008-10-21 17:19:04 | まち歩き

冬以外はすご~く乾燥しているブルガリアの首都ソフィア。なんだかブルガリアの東側とは違っているらしい・・・ 黒海沿いは海から湿気がきてジメジメすることもあるそうです。

で、冬が来る前にどこでも見られるこの季節の風景といえば・・・じゅうたん丸洗い!! これは日本ではやったことないし、誰かが自分で洗ってるの見たことない!!

田舎のほうだと自分の家の前の道路(!)に汚れたじゅうたんを広げて洗剤をかけ、デッキブラシでゴシゴシ、それから水で流すという風景がよく見られます。ブルガリアでは日本で言ういわゆるじゅうたんのほかに「キリム」というのがあり(普通のじゅうたんもキリムと呼ばれてるかな?)、普通のじゅうたんのように起毛してないのですが、よく床や廊下に敷いてあります。こっちのほうが洗いやすくて扱いやすいですネ。じゅうたんやキリムはお隣のトルコが有名ですね!! 羊毛でざっくり織られているのが本物だそうです。

ウチにも一枚、入居するときにはすでにあったじゅうたん・・・ドロドロで汚い!! タバコのにおいまで染み付いてて、これじゃあまりにも、ということでお風呂場で自分で洗ってみましたが、1回洗ったらドロドロと汚れが・・・ もう一回お風呂でゴシゴシ洗って脚立にかけて乾燥させ(そのときはすでに12月。外に干すわけにはいきませんでした。ウチ、ベランダないし・・・)、しょうがないので使い始めましたが、なんだかまだ汚い・・・ せっかく洗ったので夏の間そのまま使ったけど、もうちょっとキレイにしたいな~

ソフィアのような都市圏ではキリムやじゅうたんは道で洗うわけにもいかないので、「アフトミフカ」つまり洗車場(!!)にたのんで洗ってもらうのが一般的です。ウチから徒歩圏内に洗車場があってそこのフェンスにはすでに何枚もじゅうたんが干されています。試してみようかな? 高いのかな?Avtomivka

「エディン・クヴァドラット(1㎡)で2レバだよ」

えーと、ウチのは2.3m×1.5mだから、だいたい7レバ(約560円)だ!! オオッあんまり高くない!!(喜)。前に自分で洗ったときの苦労を考えると安いもんだ!ハハッ!! ほかのアフトミフカでも聞いてみましたがソフィアではこの値段が相場のようです。

2日後には仕上がるということで、取りに行くともう乾いて丸められてました。2日でじゅうたんが乾く国ブルガリア・・・ 家に帰って広げてみると・・・ あれ? 一番汚いところがまだ汚い・・・ 洗ってくれたのは分かるけど落ちなかったらしい。ほかのところがきれいになって特に汚れが目立つようになっちゃったのかな? まあ、もともと相当汚かったってことだし、7レバだから、まァ、いっか!!


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5 コメント

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そういえばブルガリアでは、秋が絨毯を洗う時期で... (「ブルガリア研究室」室長)
2008-10-24 09:35:20
そういえばブルガリアでは、秋が絨毯を洗う時期ですね。絨毯と玄関マット、日本語ではそういう風に少し区別するし、英語ではcarpetとrugと区別しますが、ブル語ではキリム=kilimという言葉しかないようです。
絨毯洗濯には、エータル=Etqrの民俗村(観光村)では、急流の小川の中に木の囲いを作って、洗濯機にして、その中でキリムを洗う装置が作ってあり、感心した記憶があります。自由化後に、ソフィアでやたらと増えた洗車屋が、絨毯洗濯の副業をしているとは、やはり商売の自由化、資本主義の導入が新たな産業を生む見本というか、人間の知恵に感動します。
曾野綾子氏が、最近どこかで書いていたのですが、砂漠の国では絨毯が、土足で歩く部分と、人間が座れる部分との違いを明白にするためのもので、人間様を、家畜なども歩ける土間と区別した、人間専用の客間に案内してもてなす、という「もてなし」の意味でも、絨毯は欠かせない礼儀であるそうです。
 ところが、曾野氏によると、日本の多湿な気候では、絨毯にはダニが沸くので、同氏は絨毯をほぼ全て捨てて、日本家屋内も木のフローリングで統一した由。外国人を入れるときには、湿気を説明して、絨毯は置かないと、説明する由。絨毯無しの部屋でもてなすことは失礼と考える外国人が多いからと言う。そこまで深い意味が絨毯にあるとは、小生も知らなかった。
 ブルガリアでも、1年に1回は水洗いして、日に干す、ということは、やはりダニがたまるとか、汚れがたまるということでしょう。そういえば、ブルガリアでは、洗濯までは行かずとも、団地で、庭に備え付けの洗濯竿に絨毯をかけては、布団たたきのような棒で、月に一度はぱんぱんと激しくたたいて、埃を払っていました。社会主義時代の掃除機の性能が悪いからと思うが、ブルガリアの主婦達が、衛生面での自覚を持ち、勤勉に働いているという感じでした。もっとも、日本の主婦がベランダに布団を掛けたままたたくように、絨毯をベランダでぱんぱんやることも多く、その場合は、下の階の人は埃で気の毒と思ったものです。
 それよりも、小生の記憶では、秋と言えば、人々がチューシュキ(パプリカ)を焼いて、瓶詰めにするのに忙しかったです。チューシュキの香ばしいにおいが町中にたれ込んで、食欲をそそりました。
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むうちえ様 (oishiitabi)
2008-10-24 15:55:04
むうちえ様
初めまして☆
ブルガリアにトロヤン焼き陶器の買出し&ブルガリア料理を食べ尽くす&観光がしたいと思いブルガリアに在住の日本人の方は居ないかなと思い探していたらここに辿り着きました(*^。^*)
何せ日本にはブルガリア政府観光局も無く、代理で請け負っている所へ連絡してもたらい回しにされ結局何の情報も得れませんでした(-_-;)
ソフィア在住で感激してます!!!
しかもソフィア在住歴は結構長いですね。
ブログはまだ全部拝見しきれてないのですが貴重なブルガリア情報なのでゆっくり読ませ頂きます。
ブログのタイトルの【フボボ】だけはとっても気になったので探してみましたよ(^^♪

↑ブログ記事と関係なくてすみません。








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「室長」様、こんにちは。 (むうちえ)
2008-10-31 20:25:23
「室長」様、こんにちは。
アフトミフカ、ホントに雨後のキノコ(日本ではタケノコですが・・・)のようにたくさんありますね。でも、最近は本当に高くなって(特にソフィア周辺は高いです! 車の内外を掃除してもらうと10レバ以上します。)困っています。自分で洗えるといいのに・・・

oishiitabiさん、はじめまして! コメントありがとうございます。
トロヤンの陶器、トロヤンに行けば窯元があると聞きますが(まだまだ調査中です・・・)、ソフィアでも買えますよ!トロヤンの陶器の魅力は、特にギョベチ!フタ付きの土鍋で、オーブンでも直火でもOK!おいしい煮物やシチューが簡単に作れます! 
是非またこのブログに遊びに来てください!
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キリムは洗わなくて良い、とロベッチで買ったとき... (あっきん)
2014-09-25 02:26:05
キリムは洗わなくて良い、とロベッチで買ったときに言われたのですが
どうなんでしょう?
普通に洗濯(もしくはドライコース)がいいのかしら?
洗わずじまいで(玄関マットとして使ってます)天日に干してます。
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あっきんさん、古い記事にコメントありがとうござ... (むうちえ)
2014-09-27 02:30:00
あっきんさん、古い記事にコメントありがとうございます。
ブルガリアは気候が乾燥しているからでしょう、デッキブラシで道端でゴシゴシ・・・ という風景をよく見ます。そしてそれを道端の鉄棒に干したり・・・
だからドライクリーニングまでする必要はないと思うのですが、水で洗うと多湿な日本では乾くかどうか・・・
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