おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

たまごの値段が高すぎる!!

2012-04-14 00:34:38 | まち歩き

13thfridayatchurchmakingline 今日は「13日の金曜日」!! 「ヴェリクデン」のお休みが始まりました。つまり復活祭のこと。西側諸国とは1週間ずれていますが(正教会のカレンダーのため)、ホントにちょうど13日が金曜日で、教会、それも近所の普段はほとんど誰もいない市場の近くの教会にもろうそくをともしに来る人たちで行列が出来ていました・・・

このお休みの時期になると、「あ~、春だな~」と気持ちもはずみます。そのせいかウチの隣人達も家でゴチソウを食べてる!! どこからもスカラ(バーベキュー)のいいにおい!! 2リッターペットボトル入りビールを片手にお肉やキョフテをジュ~!! おいしそう・・・ もう入口から階段まで、よだれが出そうないいにおいが充満しています(笑)

今年の冬がいつもより寒かったせいか、今年に入ってからたまごの値段は高値安定、そしてヴェリクデンに向けてその値段は急激に上がり続けました。なぜって? なぜならヴェリクデン(復活祭)にはたまごが欠かせないものだからだそうで・・・ 復活祭にはたまごに色を塗って、それをぶつけ合って運試しをすることは以前にも書きましたね。そのためにたまごを30個パック、50個パックで買っていく人たち・・・ ひどい時にはたまご1個が50ストティンキだった店も!! (以前は10個パックを約2レバで買ってました) それでもやめられないたまご割り・・・ 

Standsellingpaintforegg 市場の道沿いには露店が並び、色を塗ったたまごを置くための小さなかご、それに敷き詰める紙、はたまたニセの卵を売っています、そしておもしろいのがたまごに色を塗るための「ボヤ」(絵の具)に、たまごを最強にするための奥の手(反則技?)のシール!! 今年は何とウルトラファミリー勢ぞろいのシートを発見しました!! さすがにウルトラの父とか貼ったたまごは強そう!!(笑) でも、本来この目的のために作られたのではない(と思われる)中国製のシール、たまごに貼るとウルトラの父の角と足の先がたまごからはみ出しちゃう・・・ エースなら大丈夫? それとも母?

Zhenskipazar そしてもうひとつヴェリクデンに欠かせないのが「コズナック」。たまご入りの甘いおやつパンですが、これも今年は去年に比べるとずいぶん高い!! ニュースによると、ソフィア中心部の物価の特に高いところでは1コ5レバもするとか・・・ いつもの倍だぁ・・・ 庶民の街リューリンではそこまで高騰してないんですけどね。

ブルガリア人にとってこの甘いコズナック、そして白チーズパイのバーニッツァはいつもある食材なのですが、1年のうちの特定の季節にどうしても食べなければならないもののようです。復活祭のこの時期はコズナック!! 甘くておいしいのですが、口の中の水分を全部もって行かれるので(笑)飲み物が必須!! 牛乳がピッタリです。

Adforvelikden スーパーの広告にはたまごとコズナック、そしてヴェリクデン関係のウサギやたまごの形をしたチョコやマスコットの宣伝がいーーーっぱい!! このコズナック、チョコクリーム、キャラメルクリーム、バニラクリーム、ヘーゼルナッツクリーム、フルーツジャムを練りこんでいたり、ドライフルーツやトルコのお菓子「ロクム」を中に入れてカラフルにしてあったり、はたまた全体をチョココーティングしてあったり!! 数年前は普通のお砂糖が上に振りかけてあるだけのものがほとんどだったのに、ずいぶんと種類が増えたなー。まぁ、目先を変えないとコズナックが一杯になりすぎて飽きちゃうようで、スーパー「リドル」の広告には食べ飽きたコズナックをアレンジしてパンプディングにするレシピまで載ってました・・・ そこまでして食う?

このヴェリクデン休み、お金のある人は空気のきれいなところへ、自分のセロ(=村・だけどセカンドハウスのこと)のある人はそこで休暇&畑仕事へ・・・ でも不況の中、あまりうまくいっていないブルガリア経済のため、近所の公園かショッピングモール、という人も多いようです。ワタシは・・・ ウチにやってきたばかりのムルティプラ「デコちゃん号」でちょっとドライブにいっちゃおっかな~♪

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