おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

捨てやすいって超重要だよネ!!

2014-08-28 18:56:43 | ブログ

昨今よく聞く言葉、「ごみ屋敷」・・・ 別にそうしたくてそうしたんじゃなくてもそうなっちゃうこともあるんですョネ~。「火曜日がアルミ缶の日だったんだけど忘れてて、来月まで捨てられない・・・」なんて事ありません?こういうのを繰り返すとだんだん大変なことになっちゃうでしょ? でもブルガリアはその点、超フリー!! いつでもごみ用のコンテナに放り込めばOK!! あとはお金になりそうなものを集めてくれるくず物やさんがいます。

実はここの所、日本から持ってきたり送ってもらったりした日本語の読み物が部屋で山のようになってきてしまいました。雑誌など日付のあるものはもう処分してしまおうっ!! この処分先として、そのごみ用コンテナに置いておけば、誰かがウチの近所のリサイクルセンター(?)に持っていって小金に替えるのでしょう、今回は自分で持って行って古紙として売ってみることにしました。まずは、汗だくになりながら5階からエレベータで降ろし、車に乗せて1分ぐらいのところにあるそのリサイクルセンターに持って行ってみました。

その日は月曜日、そして午前中・・・ それがまずかった!! すっごい長蛇の列!! 不要の宣伝紙や新聞をスーパーの袋いっぱいに集めたのを両手に下げた近所の年配の方々、ウチと同じく車で持ってくる人も!! もちろん、ごみのコンテナを巡回して紙や金属を集めて乳母車のようなのに載せて集めて回るロマの子供たちや、ペットボトルを山ほど積んだロマの家族のカルッツァ(馬車)も何台も!! ヨーロッパ最貧国の悲しい風景と考えるとちょっとクラいのですが、実はみんなとってもフレンドリーな間柄のよう。売りに来る常連同志、このキビしい経済状況を乗り越えて生きて行こうと、涙ぐましい努力をしているのです。

Recyclecenterinlyulin そこへ回収業者のトラックがリサイクルセンターに到着!! ペットボトル以外のプラスチックを持っていきました。その日は1時間ほどそこで待っていたのですが、ワタシの番にならず、一旦退散。

次の日の朝はもうセンターの人も、そこに売りに来ている人たちとも顔見知り!! 車から出すのを手伝ってくれました。ここではロマの家族が全員で雇われていて、中では子供たちが分別作業をしています。で、計ってみると、今回ワタシの出した古紙、合計で約60Kg!! しめて6レバくらいになりました。あぁ・・・ きっとここにいる人たちみんな、「このヤポンカ、古紙なんか売りに来て、日本人なのにビンボーなのかしら?」と思われたかな?そのせいか、日本に行っている間もウチには誰もドロボーに入りませんでした。

コメント
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