
中古屋さんでこのアルバムは見たことあるけれど、ピアノがマイケル・トカイなので買い、サックスもクリス・チークだった。
チェコのベースがリーダの2009年の作品だけれど、実はこの後の作品「FACE OF THE BASS」が良かったとおもったのが数か月前でした。
もっと前のアルバムを買った時には考え過ぎみたいでピンとこなかったけれど、中間のこのアルバムが一番上手くできている感じです。
1曲目ソプラノ・サックスの静かなメロディに透明感のあるピアノがハーモニーをつけてとても感じの良いスタートです。
2曲目テナーに持ち替えてとかいがフェンダー、一寸ジャズ・ロック風なフェンダーのメロディがその音にマッチしていて懐かしい。その後のエレキギターもストレートなフレージングでカッコイイ。スタイリシュにしたジャズ・ロックと言う感じです。
3曲目、電子音もいれてピアノのアルペジオがSF映画のようで曲名が“Friendly Space”というのだけれど、なんかおもいだしたのが「宇宙家族ロヴィンソン」(知っている人の方がすくないか)それのロマンチックな新婚時代編という感じです。
4曲目ソプラノでのスペーシーなサウンドにエレキギターが若々しくて良い。
5曲目もギターが効いている。(もちろんチークは効いている)でこのDavid Doruzka というひと人1980年チェコ生まれでバークレー出身の人のようで、ギター好きの人は既に注目しているでしょうね。
7曲目、これもスペーシーな曲で曲名が“The Blues of a String Hanging in the Wind”、このアルバム絶対宇宙を思いながら作ったと思う。
メンバーのバランスが取れて、とても良い演奏でした。
「宇宙家族ロヴィンソン」を知らない人でも宇宙空間を感じますよ。
LITTLE THINGS / JAROMIR HONZAK
Chris Cheek - tenor & soprano saxophones
Michal Tokaj - piano & Fender Rhodes
David Doruzka - electric guitar
Lukasz Zyta - drums & percussions
Jaromir Honzak - acoustic bass
David Danel - 1st violin
Jan Adam - 2nd violin
Stanislav Svoboda - viola
Balazs Adorjan - cello
01. Little Things
02. The Cue
03. Friendly Space
04. Clear
05. Song For Albert
06. Bystander´s Story
07. Faraway
08. The Blues of a String Hanging in the Wind