
関内のショップにいったけれど、結構よさそうなのがならんでいるけれどゆっくりみている暇がない。
そこでいくつか決めている法則を適用して買った何枚かのうちの一枚。
法則その1はラベル・ブルーのレーベルで、この人のアルバムは買わないと決めている人以外で知らないアルバムは取り合えず買っておくこと。これがその一枚、ミッチェル・ドナートってどこかで聞いたことがあったような気もするけれど、あとは解らない。まあジャケも安全そうです。
1曲目低い音のピッキング・ベースが流れ始め、オーと思ったけれど1942年モントリオール生まれのベース・ソロのアルバムだった。(2曲ピアノが入っている。)
2曲目タイム感のしっかりした上でのウォーキングでないけれどオーソドックスなベースという感じです。
3曲目、メロディアスなベースラインを作る人でギターみたいに感じの演奏はソロだからでしょう。
4曲目はB・エバンスの曲でジョルジュ・アルヴァニタスがピアノを演奏していて、デュオになる後落ち着いた変な癖のない、ピアノを上手く聞かせるベースです。
6曲目4ビートがしっかりしているから不安感がおこらない演奏です。
7曲目はジャンゴの曲、8曲目がストレーホーンの“Lush Life”で再びアルヴァニタス、ここでは明るさをましたバップスタイルです。
8曲目、ベースの響きが良い音です。
ベーシストっていうのは好みが分かれるでしょうが先ず第一に音程、それに音色が基本になりますからこの人とてもいいところに入りました。O・ピーターソンとツアーしたのですから間違いないでしょう。
それにしても誰のところであっていたのでしょうか。
アルバムを聴いていると一人静かにかんがえるような、そして一寸意見が入るような感じです。年末をどう過ごそうとか来年はどうしようとか、これぐらい落ち着いた曲で一人黙考するというのも必要です。
いろいろ考えることが多くって、ウームなどといっています。最後には7億円の使い道を考えなければいけません。
maree bass...e / Michel Donato
Double Bass– Michel Benita
Piano– Georges Arvanitas on 4,8
1 Bleu Sur Le Vif
2 Not Yet
3 Good Morning
4 Very Early
5 ATA
6 R.B.
7 Nuages
8 Lush Life
9 Berceuse