akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

うめとぴあでバリアフリー上映会

2024-06-14 | 活弁
世田谷区保健医療福祉総合プラザうめとぴあでNPOビーマップ協力のバリアフリー上映会。
 
『おとうと』(1960年)市川崑監督。
主演は岸恵子、おとうと役に川口浩 
母が田中絹代 父が森雅之
幸田文の自伝的小説が原作となっています。
 
幸田文の父親は、明治から昭和にかけて活躍した文豪幸田露伴。
仕事一筋の父と冷たい継母の不仲、
素行が悪く体の弱い弟とのエピソードは
どれも興味深く、その後もリメイクされています
 
おとうとの碧郎は、どうしようもないけれど憎めない、シスターコンプレックスといえるほどお姉さんのことが好きなのが印象的。
大正時代が舞台ですが、当時の医療の現場、先端と限界も見える作品だったのでは。
碧郎の「病気」や「死」を通して、それぞれが変わっていく
家族の救いと再生の物語でもある気がします
 
毎回たくさんの方がバリアフリー上映を楽しみにいらして下さり、「字幕と音声ガイドが助かる」と前のほうから詰めてお座りくださいます。
 
今日も100人ほど、皆さん、食い入るように集中してご覧下さり、
帰りには「ありがとう」「また楽しみにしてます」と声をかけてお帰りくださいました。
ビーマップのメンバーにとっても嬉しいひと時です。
 
▲今日のライブ音声ガイドはNPOビーマップ大澤英子
 
▲司会は私。
 
そう、お世話になっているプラザの職員さんから声をかけられ
「この前、電車で佐々木亜希子さんの活弁を観たという女性が興奮気味に隣の女性に話していて、一緒に行った男どもがメロメロで~とか、思わず耳をこらしてしまいました(笑)
奇遇なこともあるもの、そして内容にウケてしまい、一緒に笑いました
 
▲私が携わっている「うめとぴあ通信」Vol.12も先日発行となり、皆さんに配布。
 
▲先日の『源氏物語』バリアフリー朗読のトピックスも
 
次回は8月4日(日)13:00より、『ドルフィン・ブルー~フジ、もう一度宙へ』です
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