野々池周辺散策

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大相撲春場所 優勝は幕内17枚目の尊富士、2024

2024-03-25 06:39:12 | スポーツ
2024年春場所の優勝は幕尻17枚目の尊富士、13勝2敗。千秋楽、尊富士は豪の山を押し倒し、豪の山は土俵の下に転げ落ちた。前日の相撲で車椅子で救急病院に運ばれた力士とは思えない、堂々たる優勝。テレビに映った尊富士はわずかに微笑んでいた。思うに、尊富士の勝つことに対する飽くなき執念 に今までの日本人力士にないマインドを見た。110年ぶり新入幕優勝という歴史的力士となって、振り返ってみると、今場所は波乱万丈の物語を15日間見ているようで実に面白く、NHKの解説にも話がでたように記録と記憶に残る力士が出現した。
  「NHK」
千秋楽、前日の相撲で右足首をひねって休場かと思われた尊富士は強行出場した。10勝4敗の豪の山を押し倒して勝った。もう一人の優勝候補11勝の大の里は10勝4敗の大関豊昇龍に負けた 。尊富士は優勝、殊勲賞、技能賞、敢闘賞を受賞し、大の里は技能賞、敢闘賞を受賞した。今場所の相撲は尊富士と大の里の大活躍もあって、素晴らしい相撲が見れ、最近にない興奮を覚えた。

12日までの戦績では、幕尻尊富士が豊昇龍 に負け全勝は途絶えたものの、2敗の5枚目大の里も琴ノ若に負けたので依然トップを維持。明日の取組発表がかなり遅れるという事態に、終盤の審判部 も悩みに悩んだようで、結局、14日目に異変が生じた。14日目と朝乃山と尊富士が組まれ、尊富士が朝乃山戦で右足首を痛め千秋楽の出場が分からなくなったのだ。前日に負けて3敗になっていた大の里は小結阿炎に勝った。

解説によると、朝乃山と尊富士の相撲、右四つに組む形になって横に振られた時に足首の関節を捻る形になってしまったようだ。 花道を引き揚げるときに1人では歩けず、付け人の肩を借りた。足首はギブスを巻かれたまま救急車で病院に運ばれた。尊富士は千秋楽に出場したいとの意向がかなり強いようで、しかし、無理をして取り返しのつかないことになってもいけない。そこから新聞ネット記事は尊富士の出場可否について賛否両論が投稿された。過去にも、大怪我をおして出場し、引退時期を早めた言う事例もあるので難しい。

朝乃山との一番もNHKの動画に何度も確認したが、どこで足首をねん挫したのかよく分からないが、勝負は立ち合いで決まったように思う。前日、取組手で負けた若元春に尊富士の相撲を聞いていたそうだが(そういう新聞記事があった)、朝乃山に右を差され、四つに組んで胸を合わせたところで勝負ありだったように思う。今場所、尊富士が勝った相撲は左を差して相手にまわしを許さず一気に土俵の外まで持っていくのが必勝パターンだったのが、それを阻止され、朝乃山にそこをうまく取られた。土俵下に落ちる際、右足から滑って落ち、再び土俵に戻った尊富士の挙動がおかしい。一礼はできたものの土俵下には呼び出しの助けをかり、結局車椅子に乗って退場、その後は足首をギブスを巻いて病院に直行したと報道されていた。

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