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しろみ茂平の話

郷土史を中心にした雑記

「わが愛を星に祈りて」

2021年10月25日 | 昭和の歌・映画・ドラマ
「愛と死をみつめて」の後追いで出版され、歌われ、映画化された。
歌は梶光夫・高田美和のデュエットでヒットした。

映画は福山の船町の映画館で見たが、上演冒頭で起きたことが忘れられない。
それは、
スクリーンに題名と主題曲が始まるやいなや、”うえ~~ん”と観客が鳴きだした。
暗い館内は、観客の半数が、まだ主人公も登場しないうちから涙と泣き声の世界となった。
こういう経験は後にも先にも、無い。
やはり見ている途中に泣くか、見終わって泣くのが、普通。





ちいさな肩を うしろから
抱きしめたい 日もあったっけ
雪どけ道で 声かけて
甘えてみたい 日もあったのに
愛を愛とも 知らないで
たゞみつめてた僕 許しておくれ
あゝ いまはひとりで 空にいる
君が淋しく ないように
わが愛をわが愛を 星に祈ろう


雪割草の 花びらに
願いをかけた 日もあったのに
この手の指が ふれたなら
泣き出しそうな 君だったっけ
恋を恋とも 知らないで
たゞ夢みてたのね 大好きなひと
あゝ いまはひとりで 空を見る
君が淋しく ないように
わが愛をわが愛を 星に祈ろう



歌に出る”雪割草”を一度見てみたい。
いつか見たい、そう思っていた。


「植物民族」 長澤武 法政大学出版 2001年発行

雪割草

11月末から翌年の4月まで、半年を雪の中で暮らす雪国の人びとにとっては、
春は待ち遠しい。
3月も半ばを過ぎる日足が伸びてくると、ふきのとうを探しに行ったりして、
春一番の緑を求めて味わったりする。
そんな中で、雪が消えるのを待っていち早く花を咲かせる草花は人びとの目を引きつける。
それは地方によって異なるが、いずれもスプリングエフェメラル(春の妖精)と呼ばれている植物たちで、
山国の人たちはこのような花を雪割草と呼んで大切にしてきた。
・・・・・
フクジュソウ セツブンソウ イチリンソウ ニリンソウ 
ユキワリイチゲ 
カタクリ ショウジョウバカマ 
・・・・・


なあんだ!
フクジュソウもセツブンソウもユキワリイチゲもカタクリも、
既に見ているではないか!!! 


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