子供の頃、いつの季節だったか忘れたが、その時期になると毎日食卓にあったのが「アミの塩辛」。
毎年その季節は毎日食べていたのに、すっかり忘れ果てていた。
本を読んでいたら出てきたので忘備録で残す。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「瀬戸内海事典」 南々社 2007年発行より
アミの塩辛
岡山県沿岸で今も作る。
アミは、エビに似た小型の甲殻類である。
ことに児島産のものは品質が優れている。
手網でアミをすくい、塩をして塩辛に仕立てた。
児島は良質の塩の生産地でもあった。
みりんや麹を加えて発酵させたのもあるが、塩だけで馴(な)れさせたものの方がうま味はある。
酒の肴として珍重するが、近年人気のキムチを漬けるときアミの塩辛を細かくたたいて煮立て、その煮汁を使うと上品なキムチができる。
毎年その季節は毎日食べていたのに、すっかり忘れ果てていた。
本を読んでいたら出てきたので忘備録で残す。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「瀬戸内海事典」 南々社 2007年発行より
アミの塩辛
岡山県沿岸で今も作る。
アミは、エビに似た小型の甲殻類である。
ことに児島産のものは品質が優れている。
手網でアミをすくい、塩をして塩辛に仕立てた。
児島は良質の塩の生産地でもあった。
みりんや麹を加えて発酵させたのもあるが、塩だけで馴(な)れさせたものの方がうま味はある。
酒の肴として珍重するが、近年人気のキムチを漬けるときアミの塩辛を細かくたたいて煮立て、その煮汁を使うと上品なキムチができる。