しろみ茂平の話

郷土史を中心にした雑記

割木

2018年12月20日 | 農業(農作物・家畜)
三原市史(民俗編)より転記
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松・杉・檜以外の山の木を、1尺2寸の長さに切って束ねる。

ガスのなかった時代には、割木は町屋の重要な燃料であった。
割木問屋に持っていくことが多いが、家にも回った。
かつて朸(おうご=天秤棒)一本あれば食えたという話をよく聞くが、これは主に割木稼ぎのことを指している。
「年間150日売りに行く人がよく行くほうで、30人も50人もつれだったたきぎをかついでゆく」。


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