goo

IKEYAの次はニトリで下見!

2016年11月27日 | O60→70(オーバー70歳)
▶︎結婚してから30年も経つので、家具を一新することにしました。先月はIKEYAを見て、今回はニトリでした。
▶︎30年前に比べると、本棚・食器棚・椅子・テレビ台など、いずれも機能的で、使いやすくなり、しかも安価に様変わりしていました。
▶︎これまで使っていた家具には、少なからず愛着もありますが、断捨離で心機一転、コンパクトな生活を追求していこう、と思っています。
goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )

私の印鑑について

2016年11月27日 | O60→70(オーバー70歳)
▶︎11月16日夜のお絵描きは、このところたくさん押した実印です。
▶︎今は亡き、職場の先輩澤口さんから中国出張時のお土産としていただいた水牛の角製の印鑑です。
▶︎印鑑入れは、オーストラリアのカンガルーの◯◯ですね、きっと。誰にいただいたか失念しました。
goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )

『世界共和国へ』 (その31)

2016年11月27日 | O60→70(オーバー70歳)
【160ページ】
もちろん、絶対主義国家の段階はまだネーション=ステートではありません。ネーション・ステートが生まれるのは、市民革命によって、こうした絶対的主権者が倒され、人民主権が成立する段階です。しかし、ネーションの基盤が作られるのは、絶対主義王権の時代なのです。通常は、そのことが忘れられています。まるで人民(people)が王政から主権をとりかえしたかのように思われていますが、人民はまさに絶対的主権者の臣下として形成されたのです。つまり、それまでさまざまな身分や集団に属していた人たちが、主権者の下で臣下として同一の地位におかれたときに、はじめて人民となった。国民は、まず臣民として形成されたのです。このような臣下としての同一性は、他方で、封建制において存在したさまざまな共同体が解体されることによって生じます。

【161ページ】
それはたとえば、明治日本のケース――徳川の幕藩体制を廃棄して、天皇の下にすべての者を臣下とすることによって、国民を作り出した――にあてはまります。また、それは発展途上国型の独裁体制についても、社会主義国家の独裁体制についてさえあてはまるでしょう。おそらく、このような暴力的過程をへないかぎり、ネーションとしての同一性をもつことはできない。と同時に、ルナンが指摘したように、そのような暴力的過程が集団的に「忘却」されないかぎり、ネーションは確立されないのです、なぜなら、それは新たな分裂を作り出すに決まっているからです。

(ken) 今回のポイントは、「人民はまさに絶対的主権者の臣下として形成された」ことが、明治維新でもピタリと当てはまることです。いわゆる「錦の御旗」ですね。様々な共同体の解体も、そのもとで暴力的を伴いながら実行されたことも理解できました。時代を現在にすすめ、11月のアメリカ大統領選挙を考えてみると、トランプ氏は人種や移民問題という「パンドラの箱を開けた」と指摘されていますが、新大統領に選出されて一日が過ぎれば、落胆と驚きから金融および株式市場は「期待」へと変わっていきました。分裂を表面化させる発言で大統領選挙を戦い抜き、「オール・アメリカ」を強調するトランプ新大統領は、決定的な勝利者となったのです。(つづく)
goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )