今邑彩 著
『翼ある蛇』『双頭の蛇』との3部作。
これが最初の作品なので、まずこれを読むことをおすすめします。
日の本村という人里離れた村を舞台に、不可思議な伝説と信仰があきらかになっていく。
新橋の老舗蕎麦屋のおかみ・日登美は、自分と娘以外の家族を惨殺される。
出生の秘密を知ることになり、生まれ故郷・日の本村を初めて訪れる。
そこに待っていたのは独特の信仰と秘祭。
閉ざされた村の中で守り継がれて来たこととは。
殺人事件とどんな関係があるのか。
不可思議な村の魔力にとりつかれたかのように、次々と知りたくなり、
続きを読みたくなる。
数多くの伏線は綿密で、からめとられるかのよう。
ラストはかなり好みが分かれる後味の悪さ。
そしてすっきり解決には程遠く、自作へと継がれていく。
しかし、この世界観はお見事。
ぜひシリーズで。
『翼ある蛇』『双頭の蛇』との3部作。
これが最初の作品なので、まずこれを読むことをおすすめします。
日の本村という人里離れた村を舞台に、不可思議な伝説と信仰があきらかになっていく。
新橋の老舗蕎麦屋のおかみ・日登美は、自分と娘以外の家族を惨殺される。
出生の秘密を知ることになり、生まれ故郷・日の本村を初めて訪れる。
そこに待っていたのは独特の信仰と秘祭。
閉ざされた村の中で守り継がれて来たこととは。
殺人事件とどんな関係があるのか。
不可思議な村の魔力にとりつかれたかのように、次々と知りたくなり、
続きを読みたくなる。
数多くの伏線は綿密で、からめとられるかのよう。
ラストはかなり好みが分かれる後味の悪さ。
そしてすっきり解決には程遠く、自作へと継がれていく。
しかし、この世界観はお見事。
ぜひシリーズで。