津原泰水 著
とりあえず、読後感は「え~っ! これってアリ?」
何も始まらず、何も終わらない。
いや始まったかもしれないけど、何が始まったかはよくわからない。
人間ではなく死体でもない「死者」が東京を闊歩し始める。
そのきっかけは両性具有のシンガー・チェシャが自殺したことだった。
彼が遺した歌「妖都」はヒットチャートを上昇し、人々は「死者」に
襲われて不可解な死を遂げていく。
登場人物の中には出てきただけで、よく役割がわからない人もいるし、
いろいろな材料をぽんぽん渡されて、
放置された感じ。
すべてをすっきり終わらせず、謎は謎のままというのもいいけれど、
本書に関してはちょっとやりすぎ感が否めない。
とりあえず、読後感は「え~っ! これってアリ?」
何も始まらず、何も終わらない。
いや始まったかもしれないけど、何が始まったかはよくわからない。
人間ではなく死体でもない「死者」が東京を闊歩し始める。
そのきっかけは両性具有のシンガー・チェシャが自殺したことだった。
彼が遺した歌「妖都」はヒットチャートを上昇し、人々は「死者」に
襲われて不可解な死を遂げていく。
登場人物の中には出てきただけで、よく役割がわからない人もいるし、
いろいろな材料をぽんぽん渡されて、
放置された感じ。
すべてをすっきり終わらせず、謎は謎のままというのもいいけれど、
本書に関してはちょっとやりすぎ感が否めない。