畠中恵 著
病弱若旦那とあやかしのほのぼのストーリー第二弾。
これは短編集なのだが、連作となっており、しゃばけの続きであり、
サイドストーリーでもある。
なにしろ主人公が病弱につき、行動範囲もすこぶる狭く、冒険もかわいいもの。
幼児に毛が生えた程度しか動かないのだから。
それでも江戸のにぎやかな商家の様子や町の喧騒も覗き見ることができ、
ついでに見える人の少ないあやかしたちにまで会える。
ここでは、主人公の兄やである、顔が良くて凛々しくて外を歩けば袖の中には付文がいっぱいの
仁吉のはかない恋の物語や、←相手は誰よ?と思うよね?
生き別れとなっていた主人公の義理の兄←腹違い?だとしたらいったい?と思うよね?
の秘密なども登場し、しゃばけのストーリーを肉付けしていく感じ。
ふんわりやさしい物語なのに、きちんと一本芯がある。
そんなところはそのままに、ますます楽しく読めた一冊。
病弱若旦那とあやかしのほのぼのストーリー第二弾。
これは短編集なのだが、連作となっており、しゃばけの続きであり、
サイドストーリーでもある。
なにしろ主人公が病弱につき、行動範囲もすこぶる狭く、冒険もかわいいもの。
幼児に毛が生えた程度しか動かないのだから。
それでも江戸のにぎやかな商家の様子や町の喧騒も覗き見ることができ、
ついでに見える人の少ないあやかしたちにまで会える。
ここでは、主人公の兄やである、顔が良くて凛々しくて外を歩けば袖の中には付文がいっぱいの
仁吉のはかない恋の物語や、←相手は誰よ?と思うよね?
生き別れとなっていた主人公の義理の兄←腹違い?だとしたらいったい?と思うよね?
の秘密なども登場し、しゃばけのストーリーを肉付けしていく感じ。
ふんわりやさしい物語なのに、きちんと一本芯がある。
そんなところはそのままに、ますます楽しく読めた一冊。