息をするように本を読む

初めて読んだ本も、読み返した本も、
ジャンルも著者もおかまいなしの私的読書記録
と、なんだかだらだら日常のことなども

2012-01-11 10:03:01 | 書籍・雑誌
メディア・ファクトリー

16号ですよ。また買ってしまいましたよ。
今回は表紙が気持ち悪いわけですが、中はそんなでもない。

第一特集が「震えて眠れ、子どもたち」なのだが、小さい頃の
意味も分からない恐怖が思い出され、なかなかよかった。

小学校5年生まではとても古い日本家屋に住んでいたので、
真夜中にギィーギィーという音が続き、どこを探しても
原因がわからないとか、小さな男の子の姿が見えたりとか、
不思議は身近にあった。
お習字に使う硯を壊してしまい困っていたら、祖父だか叔父だかが
使っていた硯が床下からごろごろ出てきてひとつもらったこともある。
便利だ。それは関係ないか。

今思えばこわいんだか何だか不明なことも、すご~くこわかったり、
あるいはまったく平気だったり。子どもとはおかしなものだ。
ま、そんなことを思い出す特集でした。

ぱっとページを開いたときギャーと言いたくなるような怖さはない。
つまり今回、かなり私好みである。
もう一回読もうっと。