柴田よしき 著
親友が自殺した。その衝撃の事実がどうしても納得いかない弘美は、
自分なりに調べ、真相を突き止めた。
それをきっかけに探偵事務所で働くことになる。
出会う事件を自分なりに解決していく連作となっている。
弘美は才色兼備で男勝りな女性だが、彼女がひとつひとつの事件に
向かい合い、やるべきことを組み立て、実行していくという過程を描く
いわばビジネス小説のような印象も受けた。
そのへんはタイトルからイメージするものとは違った。
面白いし、どんどん読めるし、ワクワクするし、なのだが、
しいて言うなら弘美ができすぎ。
欠点も弱さも描かれているのだけれど、それがネガティブではなく
ハードボイルドでも読んでいるかのような、失敗までもがかっこいい
世界になってしまっている。
でもやっぱり著者の作品は好きだなあ。
親友が自殺した。その衝撃の事実がどうしても納得いかない弘美は、
自分なりに調べ、真相を突き止めた。
それをきっかけに探偵事務所で働くことになる。
出会う事件を自分なりに解決していく連作となっている。
弘美は才色兼備で男勝りな女性だが、彼女がひとつひとつの事件に
向かい合い、やるべきことを組み立て、実行していくという過程を描く
いわばビジネス小説のような印象も受けた。
そのへんはタイトルからイメージするものとは違った。
面白いし、どんどん読めるし、ワクワクするし、なのだが、
しいて言うなら弘美ができすぎ。
欠点も弱さも描かれているのだけれど、それがネガティブではなく
ハードボイルドでも読んでいるかのような、失敗までもがかっこいい
世界になってしまっている。
でもやっぱり著者の作品は好きだなあ。