佐々木かをり 著
著者が経営するイー・ウーマンが発売している「アクションプランナー」という
手帳を例に、行動管理を語る一冊。
著者はやりたいことがいっぱいだった学生時代、効率的にアルバイトを入れようと
30分刻み、移動時間まで含めて考える行動術を生み出したという。
この移動時間まで、というのは大きなポイントで、青山で11:00~などという
漠然としたものでなく、どこから青山へ行くのか、その移動時間はどれだけか、
11:00~から何時間かかるのか、そこから戻る移動時間は……とすべてを
合わせて考えることで、正確な行動を読むことができる。
このすべてを合わせて、というのはほかのことにも及ぶ。
たとえば、仕事とプライベートの手帳は分ける人も多いと思うが、そこは一括する。
なぜなら体はひとつだから、まとめて書いたほうがミスが出にくい。
同様に、子どもの学校の予定などもまとめてしまう。
ありがちなTODOリストも作らない。
やりたいことは、やれそうな日にあらかじめ設定してしまうのだ。
青山のギャラリーを見たい、ということなら、先の青山での打ち合わせの日の
後に入れ込んでしまう。
仕事でお会いして、これらを直接教えていただく機会に恵まれたのだが、
目からウロコなことがポンポン出てきた。
ご本人もアタマの回転が速く魅力的な女性で、スタッフの方がまた負けず劣らずの
優秀な女性ぞろい。実に活気のあるところだった。
しかし、個人的にはこの手帳術は実践できなかった。
移動時間まで込みで考えるという習慣は身についたものの、この30分刻みの
スケジューリングは私には不向きであったし、アタマの整理をするうえで
TODOリストも不可欠である。
アクションプランナーはとてもよい手帳だが、私には大きすぎた。
……でも、それでいいのだと思う。
時間とは何か、どう管理するか、確かめる機会は得難いものであったし、
私にとってはこの本はプラスだったといえる。
毎年たくさん出される手帳や時間管理術の本。その中でもかなり優秀な
一冊ではあると思う。
著者が経営するイー・ウーマンが発売している「アクションプランナー」という
手帳を例に、行動管理を語る一冊。
著者はやりたいことがいっぱいだった学生時代、効率的にアルバイトを入れようと
30分刻み、移動時間まで含めて考える行動術を生み出したという。
この移動時間まで、というのは大きなポイントで、青山で11:00~などという
漠然としたものでなく、どこから青山へ行くのか、その移動時間はどれだけか、
11:00~から何時間かかるのか、そこから戻る移動時間は……とすべてを
合わせて考えることで、正確な行動を読むことができる。
このすべてを合わせて、というのはほかのことにも及ぶ。
たとえば、仕事とプライベートの手帳は分ける人も多いと思うが、そこは一括する。
なぜなら体はひとつだから、まとめて書いたほうがミスが出にくい。
同様に、子どもの学校の予定などもまとめてしまう。
ありがちなTODOリストも作らない。
やりたいことは、やれそうな日にあらかじめ設定してしまうのだ。
青山のギャラリーを見たい、ということなら、先の青山での打ち合わせの日の
後に入れ込んでしまう。
仕事でお会いして、これらを直接教えていただく機会に恵まれたのだが、
目からウロコなことがポンポン出てきた。
ご本人もアタマの回転が速く魅力的な女性で、スタッフの方がまた負けず劣らずの
優秀な女性ぞろい。実に活気のあるところだった。
しかし、個人的にはこの手帳術は実践できなかった。
移動時間まで込みで考えるという習慣は身についたものの、この30分刻みの
スケジューリングは私には不向きであったし、アタマの整理をするうえで
TODOリストも不可欠である。
アクションプランナーはとてもよい手帳だが、私には大きすぎた。
……でも、それでいいのだと思う。
時間とは何か、どう管理するか、確かめる機会は得難いものであったし、
私にとってはこの本はプラスだったといえる。
毎年たくさん出される手帳や時間管理術の本。その中でもかなり優秀な
一冊ではあると思う。