息をするように本を読む

初めて読んだ本も、読み返した本も、
ジャンルも著者もおかまいなしの私的読書記録
と、なんだかだらだら日常のことなども

どういうわけかどんどん前に進んでいく

2017-08-02 17:43:24 | だらだら
足踏みしていること自体がそんなにいやではなかったのかもしれない。
あまり人に会いたくもなく、あまりことを起こしたくもなく。
平穏な一日がまた過ぎればいいやと思っていたら、いろいろと動き出してしまった。

始まりは娘の結婚だったのかな。
長くお付き合いしたとてもいい方で何の不安もないけれど、予想よりもずっと
若いうちに結婚することとなった。
いろいろな理由でお式は後で、ということだったので、とりあえず新生活を
始めるわけだが、こういう親なので別にこだわりもなく、お仕度というほどのこともない。
ここで問題かつびっくりなのは娘が出て行っても荷物が減らないことだった!
空き部屋になったら、短期留学生とか預かってもいいよね、などとお花畑なことを
考えていたのに、そこにあるのは倉庫だった。

そして我が家は長年単身赴任状態の夫がいるのだが、これがまた10年単位でさわっていない
荷物の山をためこんだ一部屋=倉庫を持っている。

そう、悠々自適な暮らしのはずが、倉庫番になってしまったのだ。

で、我が家は賃貸である。さすがの夫もバカらしさに気付いたようで、「引っ越してもいいんじゃない?」
と言い出した。これまでの住まいは娘の通学やらお稽古事やらの便宜と治安のよさだけが魅力の、駅から遠い
古いマンション。もちろん私が通勤するにも不便だし、最寄りのスーパーは再開発でなくなった。
もはや踏んだり蹴ったり。
もろもろの事情を鑑みて、初夏引っ越しを敢行。同時にものを捨てまくる!
15年くらい住んでたんだよね、しかも子どもが小学生から結婚するまでの、一番変化が多い時期。
3LDKから1LDKへ。45リットルのゴミ袋100袋は捨てました。家具も半分くらいは処分しました。
娘も観念して倉庫の分別をし、いるものだけ新居へ。
夫に至っては「もう見ないで捨てる!」と謎の宣言。

で、今。せせらぎに面した新居で心地よく暮らしています。やっぱり新しいということは設備も新しい。
つまり、機能的なのだ。水回りが顕著だけど、収納だってすごい。
まだ使いこなせてなくて、日々工夫するのも楽しい。
インテリアのブログやインスタ見るのも楽しい。
そして、転居のお知らせを各方面にしたことで、ちょっと疎遠だったご縁が復活しそうなきざしが。
自分の状況から、失礼していたご縁が多々あったので、これはうれしい。
無理はしたくないけれど、さりげなくつながりができるといいな。

ってやってたら、仕事を辞めることになりました。好きな仕事だったし大変ながらも
ずっと続けるつもりだったのだけど、会社側の状況が変化して、労働条件がありえないくらい
悪くなってしまった。あれこれもめたけど、有休の買い取りと会社都合ということで退職。
すがすがし~い!
最後のもめまくりの状態がつらかったこともあって、いま無職のくせに超幸せです。
わりとブラックな仕事の後だから、なんでもできそうな気がするし。年は取ってるけど。

というわけで、この半年で私の状況はすっかり変わりました。
さてさてこれから何が始まるのか、何があっても不思議はない。
そしてそれが楽しみだなあ、と思える精神状態になれたことがうれしい。