miyabuの雑記帳

ボケ老人の無責任なお話

週刊朝日社長責任引退と差別記事

2012-11-13 | Weblog
今朝の朝日新聞に、橋下大阪市長の出自に関する差別記事を、週刊朝日に掲載した件について、社長の責任引退、関係者の処分、重大な過ちを犯したお詫び、親会社として、朝日新聞も一層気を引き締めたいとの、記事が掲載されていました。

民衆は、著名人の暴露記事には、特別の関心をよせます。出版物の売り上げ増には、一番手早い方法で、なをかつ対象人物を潰す効果的な方法です。しかし今回の場合は明らかな人権侵害で、余りにも思慮が足りなすぎました。

かって、別冊文芸春秋の依頼で、佐藤愛子(敬称略)が本人も含め、父親佐藤紅緑、異母兄サトウハチロウを中心に、一族の徹底した暴露を小説化した「血脈」を、13年間に亘り別冊文芸春秋に連載し、売り上げを飛躍的に伸ばしたことがあります。

「小さな秋見つけた」の可愛い童謡から抱いていた、サトウハチロウのイメージが、大きく変わった人達もいたでしょう。しかしこれは、自分で、自分を暴露していて、佐藤一族の特殊な才能と、異質性が読者を惹き付けていきます。同じ暴露ものでも、今回の週刊朝日の人権侵害とは、次元が違います。

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