曼陀羅寺の藤まつりに併せて行われる、嫁見祭りは今年で16回目ですが、起源は江戸時代初期に遡るようです。「国の平安は、家庭の平安から」との法然聖人の教えに基づき、その年の新嫁と、姑が仲良く手をつないで、の総支配の先導で、曼陀羅寺への参詣が行われていたようです。私たちが子供の頃は、仲人さんが先導して「嫁みよ!嫁みよ!」と内を練り歩き、披露行列の後、姑さんが、嫁の手を引いて、近所挨拶をしていたのを覚えています。それを16年前から再現しているのが、「嫁見まつり」です。
長持ち行列の後に、今年の3組の新嫁と姑が続き、長持ち歌が披露されながらの練り歩きでした。
曼陀羅寺本堂横で記念撮影