美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

表彰の際は、ぜひ返事を

2008年11月20日 12時33分31秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
先日、ある表彰式典の司会をしました、島岡美延です。100人を超える「この道○○年」という方々が、一人ずつ壇上で表彰状を受け取る様子は、司会席から見ていても、感慨深いものでした。
ただ、ちょっと気になったのは、名前をお呼びした際に、返事をする方がとても少なかったことです。逆に、「はい!」と大きな声で返事をする方は、姿勢もよく、より誇らしげで、素敵に感じられました。
一人ずつ名前を呼ばれて、賞状や証書を受け取るなんて、皆さん学生時代以来でしょうか。でも、せっかく大勢の人の前で、名前が呼ばれるのですから、やはり返事がほしいもの。大きな舞台の上、照れや緊張でうまく声が出にくいかもしれませんが、ぜひ「はい!」の返事をお願いします。
以前、新聞で「小学生が表彰状を受ける際の姿勢が悪く、日本の将来が心配」というご年配の方の投書がありました。良い返事も、ピシッとした姿勢から!です。
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登場の瞬間を意識する

2008年11月19日 07時28分08秒 | 姿勢&見た目
昨夜は、ビジネスマン向けに講演をしてきました、島岡美延です。最近よく行なうのは、話の本題に入る前に「今の私の登場の仕方が、こんな感じだったら、どうでしょう」という実験。歩き方、姿勢、顔の向きなど、いくつかのパターンをお見せするのです。
同じ話し手でありながら、どのように登場するかによって、その印象はかなり違います。登壇の際に、聴衆のほうへ顔、身体を向けながら歩き、場合によっては、一瞬立ち止まって、片手を挙げる(日本人でここまでやるとちょっとオーバー!?)、それが、抜群にうまいのが、オバマ次期アメリカ大統領です。彼がマイクの前に立った時、すでに聴衆の期待感は高まっていることでしょう。
話し手が、自信なさそうに登場し、「期待感」ではなく、「不安感」が漂うようだと、講演のスタートは、話し手、聴き手ともに、あまり幸福なものといえません。人前で話すときは、「美しい姿勢と第一声」を意識しましょう!
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早すぎる季節感と行列の光景

2008年11月18日 08時23分35秒 | 日記、その他
いつもと少し違う道を通ったら、公園の樹々の色づきに気づきました、島岡美延です。最近は、まだ紅葉前の木にイルミネーションが取り付けられることも珍しくなく、季節感の前倒しに「もう少し待って」と言いたくもなります。
そう思っていたら、スーパーで見つけたのは、なんと鏡餅! もちろん、真空パックで日持ちがするわけですが、まだボージョレーヌーボーだって解禁になっていないし・・・。
昨日、川崎の駅ビルがリニューアルオープンして3日目でした。そこで長蛇の列を目撃! 例のドーナツ屋さんです。45分待ちの看板にも、人の列は延びる一方。大量購入の人が多いようで、一人あたりの接客時間も長くなるのでしょうね。私が用事を済ませ、またそこを通ったときには、1時間15分待ちに。販売量によって閉店時刻が早まることもあるそうですが、皆さん、買えたのかしら・・・。行列が苦手な私には、ちょっとムリ!?
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「静止する」という試練

2008年11月17日 08時20分44秒 | バレエ
雨上がりで冷たい空気が気持ちのいい月曜日の朝ですね、島岡美延です。いつもより、「胴体部分」の筋肉痛が残っているのは、昨日のバレエのため。来年GWの発表会に向けて、振付が始まりました。
「ジゼル」の舞台を見た方ならご存知かと思いますが、白い衣装の妖精たちの群舞が、大きな見どころ。今回、18人の群舞の一人として挑戦することを決意したのです。一つ一つの振付を覚えることに加え、群舞の前後左右の位置関係を意識しながら動く・・・頭をフル回転させる時間が続きます。
でも、最大の困難は、実は「静止する」ことかも。私たちの日常で「ピタッと止まったまま」ということは、まず、ありません。群舞に参加して「動かない=美しいポーズをキープする」試練に直面しています。体幹のブレをなくすべく、もっと鍛えなくては! アラベスク(片足を伸ばして後ろに上げる)で、ずっと立ち続ける場面もあるのですから・・・!
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挑戦し、輝き続ける女性たち

2008年11月16日 08時01分41秒 | ステキなお手本
今朝の雨はいつまで降るかしら、と気がかりな島岡美延です。30回で最後となる東京国際女子マラソンは、お昼過ぎにスタート。女子に42.195キロはムリ、と言われた時代があったなんて! 
昨日は、クルム伊達公子選手が、16年ぶりに全日本選手権優勝という快挙。今年の春から始まった快進撃の大きな成果で、彼女は来年の全豪オープンを目指すとのこと。フルマラソンに挑戦したり、11年半の現役ブランクにも身体作りはしていたのでしょうが、「テニス勘」を取り戻した彼女は、本当に強かった! 「不可能はないと信じてやりたい」という言葉、いいですよね。
また、スペースシャトルの搭乗が決まった山崎直子さんは、宇宙飛行士候補になってから9年の間に、結婚、出産。厳しい訓練を続けて再来年、宇宙でさらなる輝きを放つことでしょう。
家族を得て、さらに強くなる彼女達。素敵なお手本にしたいものです!
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ブーツが変形していませんか

2008年11月15日 08時00分24秒 | 姿勢&見た目
足元ブーツ派が、この一週間で一気に増えた気がします、島岡美延です。12月並みの冷え込みと小春日和を繰り返し、気がつけば今年もあと一ヶ月半!
さて、今月の姿勢テーマ「寒くても丸くならない」は、実践できていますか? ポケットに手を入れないのはもちろん、肩をすくめて、うつむいて歩かない、ということでした。
足の運びの基本は「かかとから着地する、膝は伸ばす」です。実は、ブーツになると、この歩き方が、いつも以上に困難に。かかとから着地するには、爪先は上を向くはずです。足首は、すっぽりブーツの中ですので、爪先を上げると「すね」の部分の負担が大きくなりますね。その結果、ほとんど地面の上を引きずるような、ダラダラした歩き方になりがちなのです。
ヒールあり、なしにかかわらず、ブーツの歩き方に自信はありますか? ブーツの足首あたり、内側か外側に力が入って変形していないか、履く前にチェックを!

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「撤回」しても消せない言葉

2008年11月14日 08時25分35秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
このところ「公人の発言」のニュースが多いですね、島岡美延です。撤回する、しない、また謝罪をする、しないなど、二転三転の様相を呈する場合も・・・。
生放送を担当する者として、「言葉は消せない」ことをいつも肝に銘じています。一度、口から発せられた言葉は、消しゴムで消すことはできません。放送に慣れていないゲストが、避けるべき言葉を使ってしまった場合は、「不適切な表現がありました」とフォロー出来ても、言葉自体をリスナーの耳から取り戻すことは出来ないのです。
ある発言が問題になったとき、「撤回されたか」より、「○○と言って辞めた人」という記憶が人々に残ります。記録上では撤回できるかもしれませんが、言葉の重みをもう少し考えて欲しいですね。
「誤解された」という表現もどうでしょうか。受け手は、言葉の背景、発言者の表情や口調を総合的に判断します。誤解などとは、それこそ心外というものです!
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ガムランで「夜叉ヶ池」

2008年11月13日 13時20分27秒 | オススメ
この季節になると、日の出前にラジオ局に到着している島岡美延です。寒いけど、「1日の始まりを独り占め」しているような密かな楽しみがあったりして!

今朝のゲストは、南洋神楽プロジェクトの公演を控えた、ヴォーカリストの松本泰子さん、演劇集団円の井上倫宏さん、劇団青年座の松熊つる松さん(女優)。今回の舞台は、泉鏡花の「夜叉ヶ池」に基づいた「龍の棲まうところ」(11月20日~23日、大塚駅4分の萬スタジオにて)です。
このプロジェクトの主宰者は、パーカッション奏者の和田啓さん。いつも脚本・演出・音楽とその多彩な才能を発揮していて、この人の頭の中は、どうなっているんだろうと思います。ガムラン、インドネシア舞踊、バリ仮面舞踊、そして大きな影絵と俳優が会話する舞台って!? 昨年のかぐや姫をモチーフにした舞台の素晴らしさに、言葉が出ないほどでした。今年も期待しています!
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空気を変える男、海老蔵

2008年11月12日 08時01分30秒 | 姿勢&見た目
新橋演舞場へ行ってきました、島岡美延です。花形歌舞伎は、松緑、海老蔵、菊之助、愛之助、獅童らが出演ということで、歌舞伎座顔見世に負けない熱気です。
16時開演の夜の部の終演が20時50分。そのほとんどは「通し狂言 伽羅先代萩」という大作。前半は女形中心の芝居で、中でも、若君のため犠牲になった我が子を「でかした」と抱きしめる政岡は、女形最高の役とも言われ、初めて菊之助が熱演! 
仁木弾正というお家騒動を企む男(しかも忍術遣い!)は、海老蔵。花道スッポンから煙幕とともに現れ、にらみをきかせて去っていく数分間は、セリフもないのに、客席がいっせいに息を呑むほどの存在感! 四幕以降の立役ばかりの中、ふてぶてしい悪役の魅力全開で、刃傷場面の眼力、短刀を振りかざす姿の美しいまでの迫力は、圧倒的です。
ただ、客席の「掛け声」のマナー違反が目に余る昨今の歌舞伎。困っています!
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「美しい体操」へのこだわり

2008年11月11日 08時13分53秒 | 姿勢&見た目
ダウンジャケットを着る人が急に増えましたね、島岡美延です。昨日はハンドクリームの塗り方をご紹介しましたが、表面をなでるだけでなく、特に指を1本ずつケアするようにマッサージも兼ねて行なうと、身体も温かくなってきます。

五輪メダリストの体操・富田洋之選手の引退記者会見が行なわれました。自分が理想とする「美しい体操」ができなくなった、とのこと。男子スポーツの中で体操ほど、力強さと美しさを競うものはないでしょう。膝から爪先までピンと伸びた富田選手の演技は、本当にほれぼれするものでした。
スポーツにとって、実は「美しさ」は「強さ」に通じるのです。例えばテニス・ゴルフなど道具を使うスポーツでは「フォームの美しさ」は、そのまま身体のバランスのよさ、打球をコントロールする力に直結します。日常で歩く姿勢も同じこと。前後や左右に傾いたりしない、美しい姿勢は、身体にも良い歩き方です。
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