情報を届けたい

TVの情報から離れられません、島岡美延です。
福島第一原発の状況が刻一刻と変わっています。そして大混乱だった計画停電初日。東京電力にはなんとしても乗り切ってもらわなくては。
被災地の「声」が届くようになってきました。家族を探し回っていると取材に応える人、流されたと思った夫の遺体を見つけられて良かったとわずかに微笑む人。ようやくTVを見て、初めて自分達がどれほどの状況にいるのか知った人・・・。
「水、食糧より欲しいのは、安否情報」と訴える人々。家族の無事さえわかったら、この苦しい状況を生き抜ける、そんな強い眼差しです。
昨日はラジオの生放送の日。電車の運休で出演できないゲストがいましたが、放送自体は行なわれました。計画停電の時間帯で、周囲のスーパーや郵便局が休業していてもラジオ局には自家発電で「放送を続ける使命」があります。
阪神淡路大震災の翌年の1996年、地元の人たちに「万が一の際の情報を伝えるため」開局。そんな放送局が東北地方にもあります。きっと懸命に「発信」しているはず。がんばって。