美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

新浄瑠璃、朝右衛門の仕事

2010年12月05日 08時12分01秒 | オススメ
新青森まで3時間20分とは! 島岡美延です。私は札幌生まれ。父が、新幹線で行こうというので、計画しようかしら。青函トンネル、函館からの特急を考えると、相当な時間!
紀伊國屋ホールで、劇団扉座「新浄瑠璃 朝右衛門(5日まで)」を観て、大きく心を揺さぶられました。横内謙介作・演出の「新浄瑠璃 百鬼丸」に続く第二弾。原作・小池一夫、作画・小島剛夕の漫画「首斬り朝」は、江戸時代に刀の切れ味を試す役と死罪人を斬首する役を兼ねて、代々務めてきた山田家の当主、朝右衛門が主人公。
この物語が、裁判員制度が始まった今、様々なテーマをはらんでいることに気付かされます。朝右衛門は「こんな刑がなくなる世の中」を望みながら、黙々と仕事をやり続ける。
刑に立ち会う役人、亡骸を扱う身分、その制度の問題に加え、罪人はどんな気持ちで最期を迎えるのか、被害者はどう心の始末をつけるか、という内面の問題。
「浄瑠璃」という形態が、最大限に魅力を発揮。前作に続き、新浄瑠璃を作曲した竹本葵太夫(今月は京都南座)、応えた扉座役者たちに拍手! 
コメント
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