二つの「Ｙｅｓ，Ｗｅ Ｃａｎ」

今日はもう立秋、残暑の季節になりました、島岡美延です。昨日は、広島原爆投下から64年、秋葉市長は「オバマジョリティ」という造語を盛り込んだ英語のメッセージを世界に向けて発信し、「Yes,We Can」と締めくくりました。今年の平和宣言は、これまで以上に核廃絶への大きな一歩になるはずです。
そして、もう一つ、昨日は歴史的な日、裁判員が参加して下した、初めての判決が言い渡された日となりました。４日間の重責を終えた裁判員の方々は、記者会見でそれぞれ感想を語っていましたが、「Yes,We Can」――私たちは出来た、やり遂げた、という感じが伝わってきました。
被告が起訴事実を認めていたため、量刑判断が最大の任務だった、今回の裁判員。これからもっと難しい裁判も増えてくるでしょうが、まずは裁判所関係者の方が「これで出来る」と一番、手ごたえを感じたかもしれません。
「まずは、一歩」。その言葉を強く思った今年の８月６日でした。