「内容を伝える」ことを優先

昨日の逮捕劇を複雑な気持ちで見つめました、島岡美延です。覚せい剤使用の疑いが強くなった酒井法子容疑者、この重大な結果を一瞬でも想像する力は残っていなかったのか、残念でなりません。
さて、夏の甲子園が開幕しました。選手宣誓でちょっと驚いたのは「紙を目の前に広げた」こと。宣誓は「希望者から」選ばれた、「暗記が苦手」という伊万里農林の吉永主将。「全部覚えたけれど、最初で最後なので、余計な心配をせず、想いを伝える」ため、紙を読み上げたそうです。選手宣誓は、５万人の観衆と中継を見守る人へ届けるもの。宣誓文が長めになる昨今、「耳へ確実に届くように」という意図なのでしょう。さあ、この方式、来年以降どうなる・・・？
スピーチで小さなメモに時々目をやりながら行なう人がいますが、これではメッセージを伝える「見た目の力」が弱くなります。式典で「書いたものを読む」場合は、目の高さに掲げ、顔を正面に向けて、しっかりした声を出しましょう。