民謡/梅若朝雲(駅前仙人)の徒然日記2007.1.28~

民謡&三味線の師範・釣り・料理など多趣味。

Vol. 253 おどろ木はどんな木?

2007-09-27 23:59:11 | Weblog
パソコン上では、どちらかと言うと余り冒険する方ではない??拙者です。
アチラコチラのかかわりが良く解っていないので「怖い」のだ。・・パニくったらどうしよう・・と言うのが先にたつのレス。

知りたいと思ってGoogle検索・・「のみのすくね」と入れる・・アナ、おどろ木や・・。
線描きの絵があった。ご覧のもの・・彫像の写真もがあったが、コチラにした。
パクリである・・なんとね・・こうやるのか?・・へーー?。

ずっと前に「相撲取りさんどこよて惚れた 稽古帰りのわらでたばねた乱れ髪、
乱れ髪さえ小粋なものを 雲州たばねはまた別よ」と書いた。そこへ「鬢付け油」と言う粋なコメントが入ったのだった。拙者、その際、「雲州たばねは知らない」と書いた事がズット気になっていた。今日、謎が解けたようで嬉しかった。・・それはね・・。

雲州隠岐の島は「神事」の相撲が今なお盛んである。他国にも有るだろうが、それはさておいて。・・相撲の祖・・相撲の神様と言われた本日のゲスト「野見宿禰」さまが、いわゆる雲州島根の出身なのであります。その事に思いが働かなかったので「知りません」と言う事になっていたのレス。この絵の時代とは変わって、江戸時代以降、お相撲さんは「雲州髷」と言うのが定着して居たに違いないのレス。
錦絵などに見るお相撲さんは、どれもその「雲州束ね」なのです。

なんだか胸のつかえが取れたようで気分が良い。
それはそれとして、昨今のお相撲事情はどうなっているのだろう。先には横綱の・・何と言いようもないが・・それに今度はシゴキ殺人事件である。前途ある青年を殺された親の気持ちはどんなものであろうか・・。コチラは非常に気分が悪い。

歌舞伎の世界は「梨園」とよばれ、拙者の知る世界ではないが、相撲界も表からは見えにくい、謎めいた所が有るには違いない。それだけに「特別なもの」として、より興味深く見る訳である・・また何より、「美しいもの」として見たいのである。
その意味では誠に残念な事件続きである。外国人ばかりでウンザリしている所へコレでは、大相撲の行く末も危ない。誰かが「ちょんまげは廃止しよう」なんて言い出したら、その時が終わりになるだろう。その日は、そう遠く無いかも知れない。

雲州たばねはまた別よ、には続きがあるのです。・・「唄いますけど♪それは男の褒め言葉、女が褒めたらそうじゃない。くよくよしゃんすな関取さんよ、気から病が出るではないかえ、今年ゃ負けてもまた来年よ、相撲に負けても怪我さえなけりゃ、晩はわたしが負けてやろう」と続くのレス・・未成年の読者は居ませんね?。
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2 コメント

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粋な文句 (隠岐三味線)
2007-09-28 13:35:51
朝雲さん粋な文句をよくご存知ですねぇ~。
雲州たばねはまたべつよ・・・私の好きな京山幸枝若
さんの名調子を思い出します。

こちらは相撲が盛んな土地柄ですが、因みに相撲ファンならずとも誰もが知っている、信州生まれの名力士雷電為右衛門は、当時の松江藩のお抱え力士であった
そうですよ。
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拙者も幸枝若のファンで (朝雲)
2007-09-28 19:27:50
そうでした。雷電為右衛門の力量を買われ、松江藩に召抱えられた顛末、何度も聞いています。
雲州気質に「粘り強く謙虚、温厚」と何かに書いてあったな~。名人にピッタリの表現ですね。
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