民謡/梅若朝雲(駅前仙人)の徒然日記2007.1.28~

民謡&三味線の師範・釣り・料理など多趣味。

Day.3513 灯火親しむ・・そのⅡ

2016-09-09 21:10:00 | 民謡夜話
そのⅡは「大切な二冊の本」のこと。
そのⅠは社会人の出発点であったが、そのⅡは少年期に遡る。

13歳の少年と24歳の新任教師の思い出。
師は英語と美術担任。
本格的に再会したのは故郷熊本でのクラス会。
本格的とは「一献酌み交わす仲」と言う事である

それを境に我が会の記念大会においでを頂いたり、
この本の作成にかかわる等、永い永い間をおいて急速に親密になった。
作成に関わったと言うのは大袈裟だが、お歴々の中に発刊を祝う辞を乞われた事であった。
現役中に数千人を送り出したであろう生徒の一人に過ぎないのに・・である。
今も懐かしく思い、時の手書きの礼状も本に畳み込んである。

多感な少年が、慕う教師の宿直日に泊まり込みに行ったり・・
多分滅多にない事だと思うが、それを容認して呉れた良き時代。
県の音楽コンクールとか、英語の弁論大会に連れて行って頂いて
生まれて初めてラーメンをご馳走になった。
昭和30年ごろの田舎には、全く縁のなかった「町のご馳走」だったのだ
「中華そば」の名前がそれ以来沁みついている。

表題の「石橋」は、熊本の石橋のシンボル「通潤橋」など我が町に多くある石橋に由来。
日本一の「三千段」や、二俣五橋・・もっとも有名なのが「通潤橋」と言う訳だ。

仙人、絵が好きなのも音楽が好きなのもラーメンが好きなのも(まさかね
その影響か?・・英語は勉強の機会を逸した。
ともあれ、良い思い出である。
久し振りに本を開いて一気に読み進む・・この本からも師の声が聞こえて来る。
秋は物悲しいが、思い出に耽るには良い季節だ。
そう遠くない思い出も多いが、それはそれでもう少し先で楽しむ事にイタシマショウ。

最後にお会いしたのが古希のクラス会・・それ以来は消息を確認していない。
これを機に連絡せねば・・と・・思っている。

コメント
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