民謡/梅若朝雲(駅前仙人)の徒然日記2007.1.28~

民謡&三味線の師範・釣り・料理など多趣味。

Vol.1744 宮津

2011-11-06 18:33:15 | 民謡夜話
国民文化祭は雨に見舞われた。
三味線を持っている身にはちと辛い。
行動を細かく管理されて、時間は有ったが写真を撮る機会はなかった。
無かったと言うより・・
舞台は上手く行った。


部屋から宮津湾の眺望・・


5時にはチェックイン・・
ホテルの部屋は広く、ここに一人で寝れるのはラッキー。
宴会でたっぷり飲んで、部屋飲みしたら温泉入れるかな?


23名の祝宴・・そこそこ料理も良かった。
焼酎は、大したものは出ない・・これは仕方が無い



ンで・・急遽カニが追加となった・・
11月6日・・毎年この日がカニの解禁日だって。
ンで・・大きさをごまかすため輪切りのレモンをどけた

ズワイガニではアリマセン・・ベニズワイです

ンで・・最後は・・部屋呑みで「ンんまい焼酎」を頂いた。
最初からの心配・・お風呂?・・笑ってください

良い時間になって部屋呑みはお開き・・
お風呂へと向かう・・さて・・イップクの心算で椅子にかける・・
「もうお終いですよ!」の声に起こされた。
その夜温泉は入らずじまい・・
あさ早かったからねぇ~・・と、自己弁護・・もしないけど
チョット呑みすぎました



コメント (4)
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Vol.1743 巡礼

2011-11-06 06:35:29 | 民謡夜話
民謡ではないが・・浄瑠璃の一節
巡礼と言えば「お鶴」・・ご存知の方は・・居らんじゃろ

*****巡礼お鶴
ここに哀れな巡礼口説 国は何処よと尋ねて訊けば 阿波の鳴門の徳島町よ

主人忠義な侍なるが 家の宝の刀の詮議 何の不運か無実の難儀

国を立ち退き夫婦の願い 神や仏に念願かけて 授け給えやあの国次の

刀商売研ぎ屋の店は 心静めて目配りなさる 行けば大阪玉造にて

九尺二間の借家をいたし そこやかしこと尋ねんものと 三つなる子を我家に置いて

最早七年婆さん育ち 子供ながらも考え者で 年は十にてその名はお鶴

親の行方を尋ねんものと 育てられたるその婆さんに 永の暇の旅立ち願う

もしや婆さんあれ見やしゃせ 隣近所の子供でさえも 髪を結うたり抱かれて寝たり

それが私は羨ましいの 今日は是非ないお暇いたし 諸国西国巡礼いたし

背に笈摺六字の名号 娘お鶴と書きたる文字が 汗で滲んでその字が薄い

白の脚絆に八つ路の草鞋 襟に布施鐘掛けたる儘に 大慈大悲の観音様よ

何とぞ父様あの母様に 逢いたさ見たさに両手を合わせ 三十三番残らず拝む

西も東も分からぬ娘 年はようよう十にもなるが さても優しい巡礼姿

哀れなるかやあの婆さんに 別れ行くのか紀州を指して 霊場一番あの那智山に

二番紀国その紀三井寺 三に東国粉河の寺よ 父と母との恵みも深き

四番和泉のまきしの寺よ 五番河内にその名も高き 参り寄り来るその人々も

願いかけるは不智伊の寺よ 花のうてなに紫の雲 読んで終わりしその道筋を

行けば程なく大阪町よ 音に聞こえし玉造にて 門に立ちたる巡礼娘・・・

*****

巡礼ついでに言うと「喜捨」と言う言葉が有る。
喜捨とは・・・
*****
惜しむ心なく,喜んで財物を施捨すること。
施捨は仏・法・僧の三宝を守るためでもあり、
また財物に対する執着や物欲から離脱させる意味もある。
*****



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