民謡/梅若朝雲(駅前仙人)の徒然日記2007.1.28~

民謡&三味線の師範・釣り・料理など多趣味。

Vol.1283 お地蔵さま

2010-11-11 22:38:52 | いなか暮らし
今日は大会前の最後のお稽古。
お稽古というより打ち合わせに終始する。
いざとなると問題も出てくるようだ・・早くから資料を渡してあるのに・・。
ま、それはそれとしてあとは一生懸命やるだけ。

当然散歩には出てないが、撮り置きの写真・・
先ず我が家のお地蔵さま・・仙人の家族だけを守って下さるお地蔵さまだ
本当は裏に有って仙人庵が出来た時に表へお坊様に移してもらった。



内回りに10分ほど歩いたところに・・
道路の側壁を石垣で補強した時にそこに有ったものか・・コンクリートで棚を仕込んでその上に祀ってある。
植えた訳でもない鶏頭が色を添える。
植えて育つとも思えない所に咲く鶏頭は凄い生命力だと思うしかない。



その脇にデッカイ「磨崖仏」・・大きな岩に仏様を彫り込んだもの。
上音羽の旧道は幹線だったらしく沢山のお地蔵さまが祀られている。
丹波へも亀岡・京都へも通じる道なのだ。

看板に説明がある通り・・この地から北へ能勢の辺りはそれは厳しい暮しであったのだろう。
今は豊かな村である。

その磨崖仏の裾に鎮座まします可愛いお地蔵さま・・人家の近くなのでお祀りも行き届いている。




3~40分ばかり歩いた「銭原」のてっぺんに・・「カイショ」と言われるコンクリートの枠に上手くおさめられて・・・・・・
石垣に組み込んだ上手い手法だ



そこからまた遠くない所に・・・ここはちょっと辺鄙なとこなのでお地蔵さまも「ホットケ様」になっている。
山道の地蔵は何となく切なくてイカン!・・
歩くたびに全部のお地蔵さまに片手拝みの目礼をする。

このほか一周する間に二つの神社がある。
神社には脱帽、二礼二拍手一礼を欠かさない。
神様には無念無想で手を合わせる・・あんまりシツコク頼んでもイカンジャロ?
その分、元旦にシッカリお願いすることにしよう

これで丁度コース半ば・・府道へ出ると残りのどこにもお地蔵さまはない。
矢張りここまでが旧道で、お地蔵さまを祭るにはそれなりの訳がある。
だから・・やっぱり・・お地蔵さまは切ない。


コメント (2)
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