15日である・・お盆の「中日」だ・・地獄の釜の蓋もあく・・なんて言わなかったっけ?・・「なのに花札とはこれいかに?」・・「まあまあ」
そんな曇り空の日中・・つれづれなるままに・・三味線でも弾こうかと思ったら、風に乗って草刈り機の音・・こいつぁ~録音にはまずいなぁ・・。
計ってみたら「4本」・・ブイ~~ンという音・・尺八で言えば2尺である。・・時々草にでも絡まったか5本になる時もある・・何となくけだるく眠たくなる音だ・・ノコギリ音楽だと思えばまた愉快だ・・これで午睡を取るとよく眠れる。
さて花札であるが、賭けごとの嫌いな拙者、花札にも縁はないが河内音頭や江州音頭・・最近では「しょうじろう」でも聴く機会があった・・音頭の「まくら」である。
ご承知の通り旧暦で詠まれている・・今の暦とはおよそひと月ずれるのが判る。・・いわば「チョンマゲ」を切って「西洋暦」に替わるまでまでの暦である。・・それ以上の事は勝手にお調べ下さい。
写真(パクリモノで小さいが)で言えば左上から右へ進む。
「♪エ~ン松を楽しむ正月や 早やにんがつ(二月)の色梅や 三月盛りの糸桜 下がるほど 人が見上げる四月藤ヨ~ホ~イホイ 五月の梅雨に咲く花は あやめ名代でかきつばた 六月ボタンに舞う蝶や 七月野山に萩ぞ咲く照らす八月田毎月 心地よく見る九月菊 ソ~ラ~ヨーイトコサッサノヨイヤサ~ッサ~」
「♪エ~ン 早や十月の末つかた 紅葉色づきゃ鹿ぞなく ヨ~ホ~イホイ」・・ハアーエンヤコラセ~ドッコイセ~。
「♪十一~月の垂れ柳 風に吹かれてナヨナヨと 十二月の桐(切り)果てまでも幾末長くお引き立て七重の膝を八重に折りどうかよろしくねがいましょう」
河内音頭においては「七百年の昔より~」・・それがもう百年も聴いた歌詞だから・・ボチボチ「八百年」と直した方が良いかも知れない。
旧暦の「月の花」のご紹介であるが、中秋の名月が花にも勝ったか「お月さま」だけが無関係に詠みこまれているのもオモシロイ。百姓文学の粋である。
「七重の膝」と言うのも現実離れして面白いが、それに就いては別頁でお話ししましょう。
そんな懐古に思いを致すのも盆ならでは・・か。
昔から「盆と正月」或いは「盆か正月」と言われたように一つの区切りであるが・・これが又まん中ではない・・八月が過ぎると今年もすぐに終わる。
昨夜から今朝に掛けては冷え込んだ・・上音羽は旧暦の暦通りである。
そんな曇り空の日中・・つれづれなるままに・・三味線でも弾こうかと思ったら、風に乗って草刈り機の音・・こいつぁ~録音にはまずいなぁ・・。
計ってみたら「4本」・・ブイ~~ンという音・・尺八で言えば2尺である。・・時々草にでも絡まったか5本になる時もある・・何となくけだるく眠たくなる音だ・・ノコギリ音楽だと思えばまた愉快だ・・これで午睡を取るとよく眠れる。
さて花札であるが、賭けごとの嫌いな拙者、花札にも縁はないが河内音頭や江州音頭・・最近では「しょうじろう」でも聴く機会があった・・音頭の「まくら」である。
ご承知の通り旧暦で詠まれている・・今の暦とはおよそひと月ずれるのが判る。・・いわば「チョンマゲ」を切って「西洋暦」に替わるまでまでの暦である。・・それ以上の事は勝手にお調べ下さい。
写真(パクリモノで小さいが)で言えば左上から右へ進む。
「♪エ~ン松を楽しむ正月や 早やにんがつ(二月)の色梅や 三月盛りの糸桜 下がるほど 人が見上げる四月藤ヨ~ホ~イホイ 五月の梅雨に咲く花は あやめ名代でかきつばた 六月ボタンに舞う蝶や 七月野山に萩ぞ咲く照らす八月田毎月 心地よく見る九月菊 ソ~ラ~ヨーイトコサッサノヨイヤサ~ッサ~」
「♪エ~ン 早や十月の末つかた 紅葉色づきゃ鹿ぞなく ヨ~ホ~イホイ」・・ハアーエンヤコラセ~ドッコイセ~。
「♪十一~月の垂れ柳 風に吹かれてナヨナヨと 十二月の桐(切り)果てまでも幾末長くお引き立て七重の膝を八重に折りどうかよろしくねがいましょう」
河内音頭においては「七百年の昔より~」・・それがもう百年も聴いた歌詞だから・・ボチボチ「八百年」と直した方が良いかも知れない。
旧暦の「月の花」のご紹介であるが、中秋の名月が花にも勝ったか「お月さま」だけが無関係に詠みこまれているのもオモシロイ。百姓文学の粋である。
「七重の膝」と言うのも現実離れして面白いが、それに就いては別頁でお話ししましょう。
そんな懐古に思いを致すのも盆ならでは・・か。
昔から「盆と正月」或いは「盆か正月」と言われたように一つの区切りであるが・・これが又まん中ではない・・八月が過ぎると今年もすぐに終わる。
昨夜から今朝に掛けては冷え込んだ・・上音羽は旧暦の暦通りである。