民謡/梅若朝雲(駅前仙人)の徒然日記2007.1.28~

民謡&三味線の師範・釣り・料理など多趣味。

Vol.940 えびまよ

2009-08-25 13:28:32 | 男の手料理
「水温む=ぬるむ」・・は通常春先の季語である。
例に相違してわが庵では「初秋」に使う・・言葉である。

「何でやねん?」・・「それはね・・」
我がお弟子など拙庵に親しい方は良くご存じだが・・地下水を指してそういうのでR。

真夏は「すびく=熊本弁」・・「しばれる=東北弁」地下水。
気温が下がるととたんい温くなってくる。・・夏のそうめんは氷要らず・・冬の手洗いはお湯要らず・・という事になる。
よっぽど田舎の深井戸なら経験された方もあるはずだ。・・都会の水道は真逆である事はご承知の通り。

今年は長梅雨の所為で「冷やしそうめん」の回数が極端に少なかった。もうこれからはする事もないだろう。・・料理も暖系になって来るのは当然だ。



暖系とも関係ないが永い間温めていた「えびまよ=海老マヨネーズ」・・写真でチョンバレ?」
我が家では仙人の料理がおいしかったら「拍手」する事になっている。今日は「拍手鳴り止まず!」状態であった

素人とプロの差が大きいのは勿論当たり前・・修行に修業を重ねた方たちナノである。・・それに「見た目」が大きく違う。・・そのあいだに「主婦の熟練料理」がある事は大いに認め褒め称える拙者でアリマス。

盛りつけがイマイチだが、味は納得の仕上がりだった。

我が家で「無頭えび」をデパ地下もしくはスーパー買ったのは何年振りだろう。・・島に行ったり海岸のお店に行った時以外はえびを買わない。・・理由はものによっては「塩素臭い」物があるからだ・・勿論モノによるのだろうが・・。田んぼで養殖しているの図・・などを見るとねぇ。

例外は「有頭海老」・・レストランでは疑いもなくいただく・・勝手なものである。それでもアノごひいきのうどん屋で塩素臭い「天ぷらうどん」を食べて以来アノ店では「天ぷら」を注文しない。

これが拙者の「えび事情」・・。
インド産・・天然・・のアピールに・・思い切って買う・・家人も「海老食べたいなぁ・・」と思っていた所らしい。


今更であろうが仙人の手料理を・・・

先ずソースを先に作る
①マヨネーズ・・こんなもんかいな?という量(たっぷり)
②蜂蜜(に限る)カレースプーンに2杯(多いかなぁと言う位カモ)
③塩をくわえてかき混ぜるかき混ぜる(蜂蜜が糖化してなければ軽く)
④味は甘~いマヨ・・味を見ながらレモンを搾り入れる・・完成
*マヨネーズの味が残り、甘く、塩も感じ、レモンも感じる味に。

①海老は尻尾まで皮をむいて背ワタを取る
②酒に塩を溶いてえびをすすぎ洗い・・水洗いをする
③衣は天ぷら粉に卵黄一個分・・を固めに「練り上げる」塩を忘れずに
④衣をしっかりつけてややぬるめの油で「ゆっくり」揚げる。丸まってもOK
⑤身が深いのであわてるといけないね・・カラリと揚がったら
⑥お皿に盛り・・ソースを廻し掛ける

あ~おいひかった!
と、なるのです。・・あしらいやサラダを気にせずさっさと頂きましょう・・熱いうちに・・。

反省・・は、「卵黄と天ぷら粉」は・・メリケン粉のみの方が良いかも・・衣が「フワッ」としてしまう・・天ぷら粉には「フワッと元」が入ってるからね。・・でも美味しい事に変わりはない。

メリケン粉のみの場合は・・練ってから寝かすと粉臭さが減少する。中華てんぷらの衣はカッチリしているのが特徴。

長くなりました~~

コメント (2)
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