民謡/梅若朝雲(駅前仙人)の徒然日記2007.1.28~

民謡&三味線の師範・釣り・料理など多趣味。

Vol.  461-B  備え付けパソコン

2008-05-02 20:08:10 | Weblog
ハイ、それでは皆さんご唱和よろしく・・「バンザーイ! バンザーイ! バンザーイ!」・・ハイありがとうございました。

Dr.I・・「退院日の事ですが・・」・・「待ってました!」とは言わないが心待ちにしていた。拙者の希望的観測は・・6日まで連休・・7日だな・・8日のお稽古が出来るワイ・・意に反して「8日でいかがでしょう?」・・「いえ、7日が良いのですが」・・「かくかくしかじかで8日になります」・・「そこを何か」・・こんな患者は見た事もないだろう・・が・・「ちょっと相談してして・・」・・常に好意的なだけに大いに期待する・・「折衷案と言うことで・・」・・いい笑顔である。

「7日に外泊されて8日に清算と言うのはいかがでしょう?」・・「ケケケ結構です!!」・・「それではそういう事で・・」・・「アありがとうございます」。かくして退院日が決まった。夜の処置で執刀Dr.が「順調に行っていますヨ」と念を押して下さった。担当医は丁寧だが、執刀医は容赦がない・・一刀両断の処置だ・・さすがだと思った・・だがその痛いのなんのって・・後は超スッキリ。

まさか「汚れ死にもすまい」と思って頑張っていたが、今日は「シャンプーはだめ」と言われてシャワーを使う・・首から下だけだ・・シャンプーはあさってと言う予告であった。若くないのでそう臭くもならずふけも出ない・・毎日「朝シャン」が拙者の一日の始まりである。6日も髪を洗わないなんて・・やはりスッキリサッパリした。

だんだん娑婆に近づくも・・3・4・5・6・・まだ4日もあるなぁ・・見通しが立つと今度は余計に長く感じる。こんなのを「もうひとつの局面」と言うのだろう。わずかな弟子たちもお見舞いに来たし、ほかはみんな断ってあるし・・MDはほとんど整理したし・・マ、いいか・・諦めてのんびりする事にしよう。

拙者のブログは「理屈こき」で成り立っている。ここの所は「闘病実況中継」になっているがもう少しご辛抱を。・・写真が今使っている備え付けのPCである。NETとMailにはこれで十分だ。もしこれが無ければヒステリー位では済まないね・・それほど日々のブログは拙者の「はけ口」になっている・・のだ・・よかったよかった・・。帰ってからまたいろいろ薀蓄を・・と思っている。

待ち切れずに和歌山のD氏に「釣れてまっか?」と電話をした・・「いま魚がまわって去(い)んだ・・釣れる様になったら電話すらヨ」・・魚がまわる・・鯵は回遊魚だから・・相変わらず元気な声であった。「28日に手術済んだんや」・・「マ、10日ほど痛いワイ」・・彼もこの手術の経験者だそうだ。今夜もきっと心地よく眠れると思う・・地獄の4~5丁目もことなく越えた・・達成感に浸っている拙者でR。
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Vol. 461 アーぁ!良く眠れた!!

2008-05-02 08:23:45 | Weblog
ガーゼ抜き後はじめての朝である。バカタレの阪神も負けたし、早く眠りについてしまった。最初に目覚めたのは0:10ごろだった・・また眠りにつく・・次が4:00・・ナースの「酸素マスクつけましょうか?」という声に・・と言うか物音で目覚めさせられた・・これはしっかり眠っていた時だけに辛かった・・「空気がストレートに入ってくるのでチョッと遠慮するわ」で終わった。チョッとテレビを点けてみるが寝る事にした。後は「朝食の案内アナウンス」まで熟睡。いや爆睡だったかも知れない。

その「ストレート」であるが、鼻の奥までヒリヒリするほど空気が突入する・・きっと粘膜がまだ充分に働いていない所為だろう。その所為で逆に苦しんだ。起きている間は綿球を詰める事で和らぐ。いざ寝ようと言う時に「鼻呼吸」しなければ折角の喜びを味わえない。さて、どうしたものか・・と考える。ナースが来たついでに「ガーゼちょうだい」・・「何するのレスか?」・・「かくかくしかじか」・・「小さいのは有りませんよ」と言いながら持って来てくれた。ゆーーるく丸めて試すが通気の抵抗は大きい。・・結果幾重かにたたんでマスクで抑える事に・・上手くいった。・・サイに「何でそんなモン持ってくるんや」と言ったハサミが大いに役立った。

いまどきの若い看護士は意識的に乱暴なと言うか、ごく日常的な言葉で患者の気持ちを楽にさせるようである。いわゆる丁寧語はまず聞かない。話しながら自分の言葉の終わりに「ウン」とか「ウンウン」言うのを盛んにくっつける。「アホチャウカ?」と思う大人は遅れているのである。40歳を越した看護師は逆に付いて行けない様でやや丁寧な言葉遣いである。

知られていると言うか、言われているより以上に看護師の当直は大変なようだ。どんな小さなことも機敏に対応してくれる。2時間おきに定時の見回り・・ナースコールへの対応。こちらから電波で飛ばしている無呼吸/酸素吸収量の把握・・etc.・・。拙者はコールすることはなかったが、コードをチョッとずらした時に飛んできた「ごめんごめん呼んでないよ」・・。

写真は綿球である・・ずいぶんお世話になった・・沢山は入ってないが20パックぐらい使ったろうか・・記念に1パック貰って帰ろう。・・お弟子が見舞いに来たので・・「サーみんな、これを一日詰めておっしょはんの苦しみを共に味わおう!」・・当然爆笑である。・・「今度お稽古に言ったら1m以内接近禁止やで!」・・「何でレスか?」・・「吸い込まれるよ!」・・続いて爆笑であった。短い時間だがが久しぶりに笑った。

今朝は朝食ほしく無いな・・と思ったが薬が多いので食べることにした。「??何じゃこりゃ??」・・えさを食む(はむ)様に、仕事のように食べていた食事が、空気が鼻から抜けるとまるで違った味に思える。手術後のおかゆが不思議の一つだったが「嚥下(えんげ)」において当然だったのはすでに理解できていた・・ノニである。こうなると気ままの虫がまたうごめく。「ドクターに外食したい」と言って見て・・ナースに言伝てた。食べたいのはもちろん「麺」である。
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